<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/syokuinsu15.jpg">
西牧議員の解説によると、選挙に当選すると管理職数が上がるということです。なぜ、管理職が増えるかと言うと、市長が職員のポジションを上げ、高給にすることで職員さんを見方にして仕事をしようとするからだそうです。
つまり、職員さんのご機嫌を取って、協力して動いていただかないと仕事ができないということでしょう。もっと言ってしまえば、「ちょっとエラクしてあげるし、お給料もアップするからさ、頼むよ」と言うことなのでしょう。よって、実は市長は職員に頭あがらず、時に職員に都合の悪い政策は「市長、それはちょっと難しいです」とか「・・・という条例がありますから」とか「国に準じることになっていますから・・・」とか「いやー。それはまずいですよ」とかできない理由や都合をいろいろ言われて、どうでもいいことしかやってこられなかったのではないだろうか。
市長職は、職員に配慮して遠慮しないとやってられないのかもしれない。とりあえず、市長が市役所の中で一番高給だからトップのように見えるが、実質的な市役所のトップは市長なのか?部長なのか?
二元代表制について疑問に思うことも多々あるが、例えば一元代表性を考えた場合も、市長が市民の立場になって政策を実行できるシステムを作らなければ、まちを良くする為の目的達成を目指す組織にはなれないのではないだろうか。
また、この表をじっと見つめていると、当時の市長さんたちの心の揺れ(職員に協力して欲しいなと言う時は管理職が増え、選挙前になるとちょっと減る)が垣間見れるような気がする・・・。
*市長さんと職員さんが一番仲良かったのは平成13年(管理職が一番多い)だったのでしょうか?