それは、桐生市議会を構成する議員達も、そしてその議員達を選ぶ市民達も、『道理』を超えて、『感情と人間関係』だけに固執して行動してきたのではないか・・・と思ったからです。
桐生は古いまちで、このまちで生まれ育って大人になった人が圧倒的に多い。外から流入する人口は、極めて少ない。地縁と血縁が非常に強く、群馬県は義理人情に厚い県民性があり、中でも桐生人は『情』にもろく、極めて『感情と人間関係』の強い土地柄であると言っても過言ではないでしょう。
「市民を感動させて、仲間を増やせ、票を増やせ」と最近、親しい人から言われたことがあります。今まで、この土地で生まれ育ったわけでもなく、親戚が多くいるわけでもない私のような場合、「感動」という『情』でしか、票を得る方法はないと、この土地に長く住み続けている先輩のとても現実的なアドバイスだと思います。