当局から提案された議案についての私の質疑をまとめます。答弁は、「経済状況が悪くなっていますが・・・」「ご理解ください」「がんばってます」「でも変更するつもりはありません(というようなニュアンスの答弁)」なので、割愛。
議案第1号 一般職の給与に関する条例等の一部を改正する条例案
第1質問
本条例の改正案の目的について。実質的な公務員優遇施策。最も疑問なのは、25%の残業手当をアップすることで、残業を取りづらくなるという屁理屈。それよりも、残業しなくても良い工夫や、トータルの残業コストを下げる工夫をすべき。現在そのような工夫はしているか?12月議会で勤勉手当について伺った部分があったが、本来ならば条例や規則にしたがって職員の勤務成績を勤勉手当に反映しなくてはいけないことになっている。が、現在桐生市は、規則の整備はしたけれども、運用はしていないということだった。ならば、本条例の改正も整備はしても運用はしないこともありうるのか。
議案第2号 市長、副市長、教育長の給料の特例に関する条例の一部を改正する条例案
前年度同様、月額給料の10%を継続する理由は?というのは、経済状況は悪化しているにもかかわらず、同じ率で、月額だけ10%のカットを続けるのは、経済状況の悪化の程度がさほど変化していないと考えていのか。市税収入のさらなる減収も見込まれているから、もっと減額する考えはないのか。
桐生市の財政が厳しいというなら、なぜ態度で示さないのか。借入金は特別会計も含めれば約634億円を超えています。累積する債務の尻ぬぐいは市民がすることになる。こういう状況下で、月額10%だけのカットで市民が納得できると思っているのか。
議案第13号 一般会計補正予算案(第11号)
(1)地方債補正について
起債利率が5%以内とあるが、この数字は桐生市として変更可能なのものなのか。
ニワヤマココロノツブヤキ
最終的に、この数字は各自治体で変更できることが、後の西牧議員の質問で明らかになるが、私が何度聞いてもはっきり答えてもらえなかった。聞き取りもやっているのに、どういうことでしょう。