2010年03月18日

2010.3.16本会議(6)討論 増税より人件費削減を

議案第11号 桐生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例案
 今回、この議案に関して、私のところには何十件もの問い合わせや苦情、中には生活ができなくなってしまうと言う程の悲鳴に近い声が寄せられています。おそらく、議員諸侯の皆様のところにも、このような声はたくさん届いていると思います。

 本条例改正案について、当局から説明を受けましたが、納得できません。

 それは、人件費を義務的経費と位置付け聖域化し、市長を初めとする当局職員、そして議員は、市民に雇用されている立場なのに、主権者であり納税者である市民よりはるかに高い給与、報酬を得ていること。そして、わずかに減額したことで済まそうとしている。そして、財源が足りなくなると増税したり債券を発行し、負担を市民の未来にわたってまで押しつけていく。その姿勢に、市民は納得していません。

 まず、市長も職員も議員も、もっと大幅に人件費を削減し、市民のための行政であることを、態度を持って示すべきです。それなしには、今回の条例改正案には、全く賛成できません。
 
以上、反対討論を終わります。

議案第13号 一般会計補正予算案(第11号)
以下4点の理由で反対します。
(1)地方債補正のところで、起債の利率を5%以下としているが、これは自治体の裁量で変更できるという答弁をもらった。ならば、このように高い上限を規定するのではなく、市民への負担を増加させない工夫、安心の方策として、もっと低い値に修正すべきと思います。

(2)減収補填債など、これ以上の起債をせずに、人件費を削って対応すべきと思います。

(3)電子計算機業務委託料が適性に価格契約がされるのか、疑問が残るからです。

(4)「地方債の平成19年度末および平成20年度末における現在高並びに平成21年度末における現在高の見込みに関する調書」を見ると、平成20年度末から平成21年度末にかけて現在高が増えている。財政状況が好転する見込みのない中で、この増額は認められません。起債しない工夫をすべきです。
posted by 由紀 at 04:21| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.3.16本会議(7) 討論 予算その1

議案第20号 平成22年度桐生市一般会計予算

 予算特別委員会の委員長報告で質問させていただきましたが、審議に満足していません。やはり、予算・決算審議は市民の皆さま方お預かりしている大切なお金の使途であり、大変重要なものです。今回の予算特別委員会は30名いる議員のうち14名で、たった2日間でしか行われませんでした。市民の皆さまおひとりお一人からいただいた一票をいただき、私たちひとり一人は議会という場に送りこんでいただいたわけですから、全ての議員によって、もっと日数も時間もかけて審議すべきと考えます。

 内容については、以下の点で反対です。
(1)適正な財政規模を具体的に設定し、それに向かう財政フレームを作成し、予算決算からもその到達度や方針の整合性についてキチンと検証できるようなスタイルに、方針と予算書、決算書を作成すべきです。

(2)行財政改革方針には自主財源率を上げたいと書いてありますが、実際は依存財源率が上がっています。これは方針にあっていないので見直すべきです。
posted by 由紀 at 04:19| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.3.16本会議(8) 討論 予算その2

(3)今回も退職債を3億組み、臨時財政対策債は約25億組みました。この臨時財政対策債は年々増加しています。他にも起債がありますが、このような起債をしない工夫、努力をもっとすべきと考えます。例えば、それは義務的経費とされる人件費を大幅に見直し、対応することを考えるべきです。

(4)補助金、指定管理料、委託業務、事業費を公平・公正な視点から、また費用対効果の視点からも見直すべきと思います。
 特に退職職員の再雇用先となっている団体に関しては、公平な料金設定、費用対効果がどの程度あるのかも含めてキチンと精査すべきです。
 中でも、株式会社となった市場への補助金。公営から株式会社へ移行したにもかかわらず、各所改修工事費等と銘打って、年間3000万円を10年間支給し続けることに納得できません。
 また、この表によると政務調査費は補助金に入っている。議員はその活動費として報酬が支給されている。これにさらに「調査研究のための補助金」つまりは政務調査費が補助されるのはおかしいのではないかと思います。
 庁内で事務事業評価をしたようですが、これが予算のどこにどのように反映されたか疑問です。やはり、評価は第3者がすべきです。外部評価の導入を要望します。

(5)そしてやはり子育て日本一と言いながら、幼稚園や学校の統廃合を繰り返すのは全くおかしいと思います。このようなことをして桐生で子育てしたい、教育を受けさせたいと思う者は皆無ではないでしょうか。教育内容の充実こそ、保護者が望み、社会が期待する人材育成に繋がるのではないでしょうか。幼稚園や学校の統廃合は、即刻辞めるべきと思います。                           以上。反対討論です。

議案第15号 桐生市下水道事業特別会計補正予算(第5号)と議案第23号 平成22年度桐生市下水道事業特別会計予算、議案第25号は以下同様の趣旨で反対です。

地方債記載の利率が5%と設定されていますが、これは自治体で設定できる数字です。であるならば、市民の負担を増やさないために、高い負担になる危険度をおさえるためにも、この5%と言う数字はもっと低く設定すべきと考えます。
posted by 由紀 at 04:18| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.2.25本会議(1)全協 議長の恫喝を認めた!

うかつにも、2月25日の議会報告をアップしていませんでした。時間がたってしまいましたが、経過がわかるように、短くまとめて記しておきます。

<2月25日 本会議が始まる前の全員協議会>

 ここでは本会議が始まる前に、ギウン(議会運営委員会)の委員長報告があります。そこでの私の質問と委員長の答弁のサマリーを記します。

委員長報告の後・・・

庭山:ギウンとカクハと傍聴していますが、委員の皆さんは「謝罪しろー」「謝罪しろー」とわーわーやっている。何を言っているのか、意味も目的も分からないですし、現在無会派クラブとしてカイハを組んでいますが、ウチの代表も謝っちゃって・・・。嫌がらせでわーわーしていることに謝っちゃったりするから、4回謝ってそのうち3回は起立してカラダ折って謝罪しても、「謝罪になってない」とか「前回の謝罪は意味がない」とか言われてまとわりつかれてしまう。何やってるのかなーと思って見ているわけです。

(1)西牧議員に一般質問をさせないことを決めたことについて
Q1 議会運営委員会というのは、議員の一般質問を止めさせるということを議論する場なのか。議員の一般質問を止める効力が議会運営委員会にあるのか。12月の議運で、議長の「議事整理権」で西牧議員に一般質問をさせないということだった。今回も、西牧議員に一般質問をさせないと決定したのは、ギウンなのか、ギチョーなのか。それとも両者なのか。

 それと、ギウンの中で、新政会の佐藤幸雄代表が西牧議員には一般質問をさせた方が良いのではないかというような主旨の発言をしましたが、その際、幾井ギチョーが「それは正副議長と、カクハ、ギウンのメンバーが誤ったことをしたと言うことなのか!」などと大きな声で恫喝ともとれるような発言があったか。そして、指摘された佐藤議員は発言を取り消した経緯があったか。

小滝委員長:前回と同様、議長の議事整理権。佐藤議員の発言は、そのようなことがあった。

庭山:ギチョーは今、この件で告訴されていますよね?告訴されているのを分かってやっているのか。
 それぞれの議員の後ろには票を入れてくれた市民がいる。市民の気持ちがある。そういうところからも、私は議員が望めば一般質問をさせるべきだと思う。ギウンやギチョーに、議員の一般質問を止める権利があるのか。法律的に問題ないと考えているのか。

小滝委員長:問題ないと思っている。
posted by 由紀 at 03:18| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.2.25本会議(2)全協 桐生市議会のやり方

 (2)予算特別委員の選定と予算総括質疑を無会派クラブにはさせないと決めたことについて
庭山:先輩諸侯の皆さんは、桐生市議会はカイハ制をとっていると言っているが、私たちは無会派クラブとして存在している。にもかかわらず、予算特別委員の委員にしない、予算総括質疑もさせないと決めた。
 この中で、「規則・条例以前の問題である」という発言がギチョーからあったか。

小滝委員長:ギチョーかわからないが、そのような発言はあった。カクハの意見。

庭山:規則・条例以前の問題とは?

小滝委員長:心の中までわからないので答えられない。

(3)議会運営委員会の委員数に関する条例改正について
Q1 議会運営委員の定数は昨年の12月議会で、『議第15議案 桐生市議会委員会条例の一部を改正する条例案』が提出され、「提案理由については、カイハ人数構成の変更に伴い、議会運営委員会の委員の定数を改めるものである」ということだった。私が「会派の人数構成の変更は最近のことではないのに、なぜ今条例改正をするのか。その目的は何か?」と聞いたところ、小滝委員長が「わかりません」と答えた。目的が不明確なまま条例改正が出来てしまう桐生市議会は、どういう議会なのか理解に苦しい。
 さて、今回私どもはカイハを組み、無会派クラブとして存在しているが、2月12日のギウンの中で西牧議員が「ギウンの委員の条例改正案を出して欲しい」という委員外発言をしたが、それに対して議論があったか。

小滝委員長:なかった。

庭山:12月は目的がわからないまま変更した。今まで桐生市議会は前例にならって運営されてきたようだが、そうでないこともできるようで大変勉強になった。また委員外発言があっても議論しない。これが桐生市議会のやり方なのか。

小滝委員長:ギウンの委員の皆様の意見をまとめるのが委員長の仕事と思っている。
posted by 由紀 at 03:17| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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