■腰痛について■
スポーツアスリートたちは、トレーニングメニューに週2・3回程度、筋力トレーニングを加えているのが常識である。勿論、コンサドーレの選手たちも例外ではない。
筋力トレーニングの目的は、怪我をしない身体作りを第1目標にしている。過激に筋力を付ける必要もないが、骨折予防と関節予防には、絶大な効果が期待できる。
その反面、腰痛との戦いもある。重いモノを持ち上げる時に、腰を痛めるという感じがするであろう。実は、腰とは関係ない筋肉を動かすにしても、自然と腰の筋肉を使っているのである。人間の主観となる筋肉が腰にあると言っても過言ではない。スピードスケートの清水選手も、腰の筋肉にもの凄い負荷がかかっていたと思われる。
予防法としては、トレーニング中は、出来るだけパワーベルトを使うことで回避できる。パワーベルトは、ボディビルディングを行う上で必須洋品である。これを付ければ、腰の負荷が軽減され腰痛に悩まされないで済む。私も、腹筋以外は、このパワーベルトを欠かさず身に付けてトレーニングを行っている。
ところで、腹巻き一つで腰と内臓が守られるというのは、本当である!腰痛者は、是非チャレンジして欲しい。
■氷風呂(疲労回復効果について)■
コンサの選手たちは、毎日過酷なトレーニングを行い、徐々に疲労が蓄積されていくと思う。そこで、コーチ群は、氷風呂を用いて疲労回復を狙った。選手たちも、その効果を認識している?のであるが、このことを真に受けてしまっては困る。
つまり、疲労回復のテクニックとして、風呂の入り方を工夫しただけである。そもそも、氷でなければならない理由はない。よく雑誌で、お風呂は41度で5分間入ればいいとか、40度のお湯で15分とか・・、色々言われています。そこで、これらの方法により、疲労回復に直接関係してるか?と言えば、答えはNOである。
ボディビルダーなどのアスリートたちは、疲労回復の方法として、風呂に3分、クールサウナに3分入り身体を冷やす。この工程を、3回(これ以上やっても意味無し)繰り返します。最後にシャワーで身体を洗って完了!これだけで、疲労回復につながっています。
疲労回復、つまり基礎代謝を上げることと同じです。基礎代謝を上げることで、老廃物のローディングがスムーズになり、健康な体を維持できます。欲を言えば、寝る前に大豆ペプチドプロテインを摂取すると、効果的(ザバス製ウェイトダウンプロテイン等)です。
基礎代謝アップ法は、このほかに筋力トレーニングで飛躍的にのばすことが出来ます。筋力(速筋)を付けると言うことは、安静時代謝を上げるという意味なので、ダイエットにも効果的です。皆さんも、チャレンジしましょう!
■給水法(ウオーターローディング)■
コンサの選手たちが、恒例のオーストラリアキャンプに入った。例年、過酷なトレーニングが続く中、昨年のメニューとは一新された様である。
監督が柱谷さんに変わり、持久力を重視するメニューになっているのが直ぐに判った。理由は、給水法を用いた点にある。
選手は、90分間戦うために必要なフィジカルコンディションをどう維持し続けるか?を身体にたたき込む必要がある。給水法は、運動によって失われた水分&ミネラルを維持するために、常に新鮮な水分を身体に補充し、血液の流れや筋肉に必要な酸素の運搬を促すのである。特に、長距離ランナーは、水分補給が必須である。ここで、運動中に身体のメカニズムを順に説明する。
☆運動開始
1.筋肉が動き、血液中から大量のグリコーゲンが筋肉に運搬され消費する。
2.グリコーゲンを消費したあと、水分中のミネラルが老廃物を体外に放出。
3.血液中の水分が失われていき、血液の濃度が上がっていく。
☆運動中
1.血液の濃度が上がるに従って、酸素運搬効率が低下。
2.心臓に、負担がかかる。
3.グリコーゲンの運搬効率低下。
4.疲れてくる。つまり、持久力ダウン。
☆水分補給すると・・
1.血液の水分濃度が回復し、酸素&栄養が全身に行き渡る。
2.体脂肪が、グリコーゲンに変化し運動に必要なエネルギーの供給が始まる。
3.疲労感が徐々に無くなっていく。<-持久力回復
私の経験では、運動開始後12、3分が一番苦しい時間帯である。この間、2回くらい(6分、12分)の水分補給を行います。その後、体脂肪が徐々に血液に溶けだし、不思議なくらい疲労感が無くなってくる。試合前のアップを利用し、このタイミングで試合にのぞめば驚異的な持久力と集中力が維持できる。
とまあ、こんな具合になるのである。水分補給といっても、60分程度の運動で有れば、ミネラルウオーターで十分である。しかし、それ以上の運動を行うので有れば、糖分が少なめのスポーツドリンクを摂取した方が良い。持久力のみであれば、バームウオーター、筋力維持も考慮したいのであるば、アミノバイタルが良い。
最後に、こういったトレーニングの前には、必ずアミノ酸の取得を心がけましょう。万が一、運動中に栄養が足りなくなった場合、筋肉の栄養を使ってしまうので注意が必要である。ボディビルダーの減量方法としても、この給水法を利用し、有酸素運動を取り入れてはいるが、最大で30分間と決めているのはこういった理由からである。
■新人王おめでとう■
暗い話題が続く中で、山瀬功治選手が新人王を受賞しました。数ある名誉の中で、新人王は、生涯1回のみ受賞するチャンスが与えられる・このチャンスを見事にGETしたのだ。
各新聞は、貸衣装云々書いてあるが、この際!将来のことを考えて新調しては如何なものか?と思うのは、私だけかもしれない。とにかく、受賞しただけで満足するはずもない彼は、正月のOFFでも筋トレ等のトレーニングを怠らないであろう。
過去のコラムにも書いたが、”選手の身体作り”とは、いかなる時もトレーニングを怠ってはならない。今野選手も同様のトレーニングを行っているが、山瀬選手は実に理想的なトレーニングを行える環境にある。まず、実家にいてバランスのとれた食事を取っていること。両親が元スポーツ選手であること。等があげられる。
勝利と名誉を物にするためには、不断の努力が必要である。継続は力なりとは、正にこのことを指す。まずは、おめでとう。
■選手の移籍■
とうとう、毎年恒例の更改交渉の次期がやってきました・・・。私を含めて、コンサのサポーターがハラハラ?ドキドキの次期でないでしょうか?
今年は、岡田監督の続投せず!が有ってか、古い選手などは、ドンドン出ていってしまうのです。慣れ親しんだ、選手のコールが無くなるのも寂しいものです。はあ・・・。
でも、チームを新しくする意味では、この更改交渉が如何に大切か?と言うことを判って欲しい。私の勤めている会社も転勤族の固まりです。この、転勤も一種の移籍と同じであると思います。転勤がある会社ほど、活気付いていると言えるのです。
コンサドーレも、転勤の時期に来たと思って、温かく見守ってみようではないでしょうか。来期は、J1の上位に食い込めるようなチーム作りをやって欲しいです。頑張れ柱谷監督。では!
■選手の身体作り■
一口に、スポーツ選手の身体作りと言っても、何を持って?スポーツ選手の身体作りなのでしょうか?
実は、サッカーと言う物は持久力と瞬発力を持つスポーツなのです。ただ、ポジションによって瞬発系を必要としますし、持久力の方を重視するポジションも有ります。
今回は、瞬発系のポジションを考察してみるとしましょう。まず、瞬発系とは何か?
・素早いシュートを打てる
・ダッシュ&フットワークがよい
・当たりに強い・・・
等が、それに当たる。瞬発系は、特に目に見える筋力を鍛える事から始まります。ポジションでは、FW、DF、GKにこれらの筋力が必要とされるでしょう。筋力の詳細については、健康コンテンツで詳しく述べるが、今野選手の成長が著しいのは、この瞬発系の筋肉(速筋)の発達がそうさせているのである。運動に必要な身体作りとは、こういった筋力トレーニングを怠ってはならない。
PS.これらの事は、後日詳細に記します!
■恒例の天皇杯予選・・■
今年も、天皇杯の季節がやってきた。毎回この時期になると、ゲーム内容に不安がよぎるのは私だけであろうか・・・??昨年は、圧倒的な強さでJ2からJ1に昇格し、イケイケムードのまま、天皇杯の予選が始まった。その中で、元気がないのがブラジルトリオである。じゃあ、なぜ元気がないのか?ブラジル人の気質って言うか、基本的に元旦は、自宅でのんびりするという国民だからだ。今年、戦力外になったアウミールは、決定的な場面をわざととしか思えないくらいに外してくれた?!プロ意識以上に、彼らの文化がそうさせているのであろう。コンサみたいに、ブラジル系選手が多いチームでは、天皇杯の開催日が一番の敵かもしれない。
■応援してるんだぞー!■
長かった、2001年のリーグを終了し天皇杯を残すのみとなった。しかし、この時期に、岡田武史監督の退任というショッキングなNEWSが流れた。
財政的にも選手層にも恵まれないチームをここまで支えて来られたのは、岡田さんの力があってこそなのである。その、大黒柱がついに札幌から消えてしまうことに、ショックを隠しきれない。
我々サポーターも、選手同様に心を落ち着かせる何かを失ったような気がします。また、近い日に岡田さんが札幌の指揮を執ってくれることを願って、今は岡田さんを休ませてあげたい。いつかきっと、札幌の岡田と言える日が来ることを願ってます。
岡田さん、お疲れさま・・・。
■頑張れ道産子!コンサドーレ札幌!■
「俺たちの誇り!赤黒の勇者・・・」といえば、コンサドーレ札幌!北のJ1チームが、北海道の大地に根付いて5年間。その間、様々なドラマがありました。JFLから2年間でJ1参入。たった1年で、J2に降格し、その2年後にJ1に復活。21世紀初めの年は、やっとの思いでJ1残留を果たした。
いつも、目を覆いたくなる試合ばかりですが、北海道出身の私は、いつまでもこのチームを応援します。
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