昨日の朝 駿は来てくれた。
来るかどうかは 分からなかった。
ただ 私は 死ぬこともそうだけど
自分を壊したくなった。
昔 同じように
薬とお酒を飲んだことがあった。
自分で飲んだ時と
飲まされた時と。
その時は 丸2日 眠り続けた。
頭がもうろうとする中
声をかけられて目を開けて
また眠って・・・の繰り返し。
薬が切れれば
いつもの自分に戻れるのも
知っていたから
今回 飲んだんだと思う。
駿が 朝来てくれたのは
私が前回 そんな状態になったのを
前のブログで読んで
覚えていてくれたんだと思う。
だから 確かめに来てくれた。
私の部屋に来て
「病院に行こう」
と言ってくれた。
だけど 病院に行くほどのことはなく
少し眠たいかも・・・程度の状態だったから
断った。
もちろん 駿も見て大丈夫だと思ったんだと思う。
その日の夜
前から逢う約束をしてたけど
お昼のラインで
二転三転して
結局 逢うのを止めた。
薬は切れたけど
情緒不安定はそのままだった・・・。
駿の仕事が終わり
メールで何度かやりとりをした。
「睦美は 俺と どうしたいの?
放置して欲しいの?
」
「・・・
放置して・・・
」
「何で放置をのぞむの?」
「わからない」
「それが本心なの?」
「わからない」
そんな繰り返しのメール交換。
「じゃ、確かめる」
そうメールが届いてからすぐに
インターフォンが鳴った。
駿は こんな状況にもかかわらず
「逢いたかったんだと思う」
と言ってくれた。
なのに 私は まだ
可愛げのない女だった。
駿に言われる。
「お前は 自分が一番で
俺が二番なんだよ」
何も言えない・・・。
私は自分の悲しみを
どうにかすることだけしか
考えてない・・・。
自分を守ることしか
考えてない・・・。
駿は昔言っていた。
「俺は 自分を犠牲にしても
相手を一番に考える」
って・・・。
それまでの私は
自分を一番愛してた。
だけど 駿と逢ってからは
その意識が変わった、と思ってた。
だけど 実際には
そんなことは なかったんだ・・・。
私は 今も
自分が一番可愛くて仕方がないんだ・・・。
永遠の愛なんて言いながら
私は自分を愛していたんだ・・・。
私は 駿に抱きついた。
少し 涙が出てきた。
そして 離れた。
私は・・・なんで
わざわざ私のところに来てくれる
最愛の人に
嫌われるようなことを言うんだろう?
嫌われて当然のことを
私がしてるんじゃん・・・。
駿に 嫌われたら
生きていけない・・・って言う私に
「自信持てよ」
って 駿は言う。
この時
私の中で
何かが壊れた。
「自信なんか・・・
まったくないよ・・・」
と 泣き崩れた。
オイオイ泣いた。
ビービー泣いた。
自信なんか なにひとつない・・・。
駿が欲しくても
手に入らないかもしれない。
どんなに欲しいと願っても
駿だけは 手に入らないような
気がする・・・。
今までは 欲しいものすべてを
手に入れてきたのに・・・
今回だけは 手に入らないんじゃないかって
不安で 不安で・・・。
一番欲しいものこそ
手に入らないんじゃないか、って・・・。
そんな言葉を言いながら
たくさん泣いた。
こんな風に
人前で泣くことは
今までなかった。
親だって 私の涙なんか
見たことないのに・・・。
だけど 私は駿の前で
たくさん泣いた。
しゃくりあげそうになる泣き方だった。
そして 泣きながら 最後に
「一緒に暮らしたい・・・」
と言ってしまった。
このことは 言うことはあっても
それでも こんな風には
言うまいと思っていた。
だけど とうとう言ってしまった。
言ったら困らせてしまう。
言ったら 駿のことだから
きっと真剣に考えてしまう。
駿を苦しめてしまう。
だけど 言ってしまった・・・。
駿は すぐに 返事をくれた。
「うん」
そして 泣いている私を
抱き締めてくれた。
その日の夜
駿は帰宅して
メールをくれた。
私とのプチ喧嘩では
売り言葉に買い言葉だった、と
駿は言っていた。
それについて
「意地は寂しさから来るかもしれないね」
と書いてあった。
駿と一緒に暮らせない寂しさ・・・。
一緒に暮らしていれば
どんなに喧嘩をしても
ひとりで眠ることはない。
隣には 駿がいる。
でも 今は 喧嘩をしたら
寂しい夜を
ひとりで過ごさなきゃならなくなる。
だけど・・・
寂しくても
我慢しなきゃいけない時があるよね・・・。
うん・・・。
そうなんだ・・・。
頑張らなきゃ。
たくさんの人から
アドバイスももらったし。
ひとつずつ 成長していかなきゃ!
今回のブレスレットは
不要な人を排除するんじゃなくて
応援してくれる人を
たくさんよこしてくれてる。
ありがとう♪
駿・・・
ごめんね・・・
愛してる♪
テーマ:駿と睦美