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“八女茶”復旧“嬉野茶”生産者が支援

8月1日(水) 20時19分

先月の九州北部豪雨で、八女市では、特産のお茶の畑や加工場にも被害が出ました。

きょうは、同じ茶どころの佐賀県嬉野市から生産農家などが訪れ、復旧作業を手伝いました。

八女市役所にはけさ早く、嬉野市の茶の生産農家やJAの関係者など、20人あまりが到着しました。

メンバーは、グループに分かれて茶畑や加工場に向かい、大雨で被害が出た施設の片づけや茶の木の手入れなどを手伝いました。

八女市星野村のこの茶畑では、川の氾濫で畑の一部が流されるなどの被害が出ていて、嬉野の人たちが、茶の木に倒れ掛かった金属製の支柱などを手際よく撤去していきました。

●嬉野から来た人
「まあ、1日も早くですね、こういう茶畑が、また元通りの中でですね、(生産が)進んでいくように願うばかりだと思います」

星野村では、今も道路の寸断や断水が続いていて、生産者は、生活の再建が優先で、畑のことまで手が回らないのが現状だということです。

被害を目のあたりにした嬉野の人たちは、同じ生産者としてひと事とは思えないとして、作業に汗を流していました。

※スタジオ※

●坂田キャスター
同じお茶の生産者同士だからこそ、気持ちが通じ合う部分もあるんでしょうね。

●川上キャスター
そうですね。
改めて映像見ると、大変な被害ですね。

●池尻キャスター
川に本当に沈んでしまった茶畑もありましたしね、深刻だと思います。

●川上キャスター
お茶作りの大変さ、そして喜びも、すべてわかってらっしゃる皆さんの応援、本当にうれしかったんじゃないでしょうか。

2012年8月1日(水)のニュース