2010年04月14日

庁内でも流れ始めた「破綻危機」

 最近、ようやく、桐生市役所の中でも「桐生市も破綻するかも知れない」という認識が出てきたようです。しかも、その専門の部署の関係者からお話が流れているようですね。

 今頃・・・、ですか?

 3月で退職された方々は、「桐生市は夕張のようにはなりません」と言い切って退職された職員さんたちは、満額の退職金をゲットして、その後どちらに天下られましたか?天下った後の彼らの給料は、補助金や指定管理料、物件費と名称を変えて支払われます。それは、私達の税金です。

 残された職員は、どうなると思います?

 残された市民は、どうなると思います?

 議員がどれほど勉強嫌いでどれほど能力的に問題あるかは、すでに皆さんご承知のことと思います。そういうやからは放っておいて(それも悔しい話ですが、そういう議員を選んだ市民の責任です)、市民や職員、ひとりひとりが何が出来るかをそれぞれお考えになってみてください。

 30分の1の議員でしかありませんが、私も、考えます。そして情報を求めます。そして行動していきたいと思います。

 一緒にがんばりましょう。
posted by 由紀 at 10:04| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月13日

議会の原動力は『感情』その1

今日の上毛新聞に阿久根のニュースが載っていました。

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『不信任決議案を市長派が提出へ』阿久根市議会否決の見通し

 竹原信一市長(51)の議会出席拒否などにより混乱が続く鹿児島県阿久根市で、市長は市議4人が12日、市長不信任決議案を提出する意向を議会事務局に伝えた。可決後市長に議会解散を選択させ、選挙で市長派議員の増員をはかるのが狙い。だが、市議会の過半数を占める反市長派議員は市長派の政略的な手法に反発しており、否決される見通し。
 4人は「現状の市長と議会の関係では市政が前に進まない」とし、定例議会最終日の19日までに決議案を提出する方針を明示した。

---------------------------------(以上、上毛新聞2010.4.13より)-----

 偏向報道が多い中、中立的な記事に上毛新聞の好感度アップ。

 市長派議員が増員を狙うと明言できるくらい、反市長派議員は選挙があるとアブナイということでしょう。自分たちの生活がかかっていますから、プーになる可能性のある選挙など、今は多数派である反市長派議員はもちろん『否決』するでしょう。政略的な手法に反発しているのではなく、「自分たちの身分・生活維持」のために反発しています。そして彼らの身分や生活を脅かす竹原市長に対して、「竹原憎し」という感情があります。議会は「言論の府」ではなく『感情の府』です。こういう議員の本音が露呈することはどんどんおやりになったら良いと思います。

 市民は見ています。それは例えば3月14日に行われた市民懇談会でも発言されています。それは

「市長がどうして駆け引きをすることになるかわかっていないんですか?市長が提案したら反対議員が全部反対するからでしょ。竹原市長はゴミ袋の値下げなどお年寄りや低所得者に少しでも家計の負担軽減をさせてくれる。市長は救世主という新聞記事がある。私は低所得者の一人だから、ゴミ袋の値下げはうれしい。竹原市長のような市長は今までいましたか。議員や職員ばかり高給でいいんですか。みんなが幸せになってこそ阿久根市でしょ。自分たちだけが良いって言う社会ではいけないと思います。」

 これは、まさに変革の主体の一人となった婦人から発せられています。

 変革の主体となる市民は、確実に増えています。
posted by 由紀 at 10:47| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

議会の原動力は『感情』その2

 今朝、ある喫茶店で市民の方に声をかけられました。

市民:どうして西牧議員に代表質問をさせなかったのですか?

庭山:それは、3月議会の予算総括質疑のことでしょうか。

市民:そうです。

庭山:いろいろ難癖はつけられていますが、要は幾井ギチョーをはじめ多くの議員が西牧議員のことを嫌いだからです。西牧議員は一般質問もさせてもらえていません。これはまさに憲法違反と思いますが、そういうことがまかり通るのが現在の桐生市議会です。

市民:でも、桐生市議会には共産党もいるでしょう。

庭山:はい。3人います。が、他の議員と一緒に賛成していました。後で「同調できない」と言いましたが、「西牧議員に発言をさせるべきだ」と主張していません。西牧議員に発言させるべきだと主張しているのは、30人議員がいるうちで、私一人だけです。正直言えば、私も西牧議員は嫌いですが、好き嫌いでやって良いことではないと思うので、一人で反対しています。

市民:ひどいもんなんですね。あきれました。

 議員自身は自分自身の姿が見えないのか「議会は良識の府」などと言っていますが、『議会は感情の府』となっています。このような議会・議員に対してあきれる市民が増えること、そして市民が変革の主体となることこそが、議会改革への道と思います。
posted by 由紀 at 10:41| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月12日

次世代のために

 私は3年前の市議会選挙で、たくさんの人に支えられて市議会議員になりました。議員になって思ったことは、「よくもこのようなシステムで私たちの生活に関わることを決めてきてくれたな」というものでした。

 おそらく日本全国大差なく、同じような状況と思いますが、桐生市も、根本的、根元的な問題は先送りして手を付けず、手近な問題を小手先で解決したかのように見せかけ、なれ合いで行政体を運営してきました。議会が行政をチェックするとか、審議するとか、何かを提案するとか、議論するとか、そんなことは全くのうそっぱちで、そんなことが出来ないように議会のシステムが出来ていますし、そんなことの出来る能力のある者が議員になっているわけでもありません。

 論議なき結束で仲良し会派連合を作り、数の横暴で異論を唱える少数を弾圧する桐生市議会議には、本当にうんざりしています。「このような議員にしてこの市民なのか」「このような市民にしてこの議員ありなのか」。

 こう考えると、ドツボにはまる感が否めません。

 このような堂々巡りのドツボにはまったところで、私たちの生活が良くなるわけでも、次世代の子ども達のためになる政策が行われるわけもなく、重要なのは、『では、どうするか』ということが問われてきます。

 市民のため、私たちのかわいい子ども達・まご達のための行政体に変えるためには、市民が現状を知って目覚め、行動を起こす。これしか、変える方法はありません。

 現在、在職している市議会議員に、全く何の期待もありません。自分たちが何をしているか確信して、それを行っているからです。しかし、市民は行政の実態や議会の現実をまだ知りません。だから、私は市民の皆さまに、目覚めていただくために、行政の実態や議会の現実を知っていただきたいと思います。

 私は「真実の力」を信じます。真実を知ったとき、発揮されるであろう「市民の力」を信じています。

 任された市議会議員4年間の任期も後1年。桐生市議会議員のひとりとして、出来る限りのことを全て、この1年でやる。

 自分のためではなく、他者のために。自らの世代よりも、次世代のために。
posted by 由紀 at 17:11| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月10日

予想以上に仕事をしていないのにびっくり!

 3月議会で公明党の寺口議員が、私の問責賛成討論の中で、『庭山議員に振り回されているので議員としての仕事ができない』という趣旨の発言がありました。えー?そうなの〜?と思って、まず、私が在籍している平成19年6月議会から21年12月議会までの一般質問の回数を数えてみました。すると以下のような表になります。

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/ippann-1.jpg">

 やっている人は、やっているけれど、やってない人はやってないんですね。

 そこで次は、平成21年における当局提出議案に関する質疑回数と、討論回数、一般質問回数を数えてみました。すると以下のような表になります。

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/H21-1.jpg">
<現職議員に限定し定例議会に限定。一議案につき、一議員が質問したものを「1」として数えました。>

 あら・・・。皆さん、予想以上にお仕事していないんですね。ちょっと、びっくりです。でも、寺口議員はやっている方です。私の半分以下ですけど。
posted by 由紀 at 05:30| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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