2010年04月19日

オモシロ・トンデモ議会情報募集(2)

 実は過日ふたつの議会の状況についてお話を伺ってきました。それぞれ独自性があるのがおもしろかったのですが、「ちょっと、それはどうかな?」と思うところも。

 例えば、A市では、本会議前に必ず全員協議会を開催し、ガス抜きをするそうです。ここで当局提案が否決されそうな議案はだいたい見当がつくので、そういうものは本会議には当局があげないとのこと。ですから、本会議は、「セレモニー」となっているようです。なんでも、当局提案を否決することは『市長の不信』につながるから・・・というお考えのようでした。そんなことないと思うのですが・・・。

 またB市では改革派の市長になってから、議会が活性化して、質疑、討論が頻繁に行われるようになったとのこと。当局提案が否決されることもあるそうです。私は、開かれた場で議論する、もちろん否決もあり得る・・・こういう議会が、正常な議会と思います。B市の議会活性化は、改革派市長の効果と言えるでしょう。ただ、このB市は、カイハの締め付けがきつい。しかも、多数派議員に都合が良いように議会ルールが変更されます。例えば、会派選出委員による会議の人数を、多数会派が多く占めるように、同時に少数会派から選出されないように人数設定したり。

 でも、両市議会とも桐生よりはずっと良い状態です。何よりうらやましかったのは、予算決算審議は全員でやっていること。

 本当は、当たり前なんですけど。桐生市民だって、全員でやっていると思っています。私だって、議員になって初めて予算決算の一番重要な審議を『半分の議員でしか審議していない事実』を知って、びっくりしましたもの。その理由は、もっとびっくり!(発言しない議員は飽きちゃって何度もトイレに行く。それがみっともないので半分にした・・・と当時議員をしていた方から直接聞きました)

 やって当然の「予算・決算審議の議員全員による審議」。それができない(やりたくない)桐生市議会。

 「桐生市議会より、うちの議会の方がめちゃくちゃで、理解できないルールがいっぱいあって、こんなすごいこと議員センセイがやっちゃって、こんな信じられない下世話な事件があったりして、すごーくおもしろいよー!」・・・というオモシロ・トンデモ議会があったら、是非教えて下さい。

 そんなところ、あるかな。
posted by 由紀 at 11:33| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

『由紀日記』ダイジェストNo.3

 ただいま、配達中。

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/p3-2.jpg">

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/p3-1.jpg">

 今回も、どうぞご自由にお使い下さい。
posted by 由紀 at 02:23| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月15日

幻の投稿:『反論がないのは、できないから』(1)

 桐生タイムスに投稿しましたが、掲載してくれそうにありませんので、こちらでご紹介。以前も投稿しましたが載りませんでした。意図的に・・・でしょ?わかっているわよー。そんなこと。原稿も書けない多数派議員の味方ですものねー。

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『反論がないのは、できないから』 桐生市議会議員 庭山由紀

 4月12日の桐生タイムス・なんでもダイヤルに「現状でいい理由教えてほしい」という投稿がありました。 私は現状で良いとは全く思っていませんので、過日の議会では『議員報酬の日当制』、『政務調査費、費用弁償、市長・議長交際費の廃止』、『議員年金廃止』、『桐生市議会定数削減』を提案しました。が、正式な手順を踏むべきだ相沢議員にアドバイスをいただきましたので、現在その準備をしています。近々市民の皆様にお力を借りることもあるかと思いますが、そのときはどうぞよろしくお願いします。

 さて、反射鏡に掲載された「議会費を考える」は正論と思います。これに対し、現職市会議員からの反論はないということですが、現職の議員にこの問いに答えられるような能力を持つ議員はほとんど皆無です。

 例えば、定数削減について、議員がどのように考えているか。

 H19年6月議会の議事録を見てみると、議員定数を20にしようという提案がありました。が、このときは、「議論が足りない」ということで否決されました。
posted by 由紀 at 20:55| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

幻の投稿:『反論がないのは、できないから』(2)

 そして同年12月に、再度議員定数削減案が24で出されました。これについて反対の理由は、「議論が十分でない」、「数字の根拠がわからない」、「なぜ今変えるのか」、「議員定数削減は市の活性化につながらない」、「3月末まで議論しようと議会のルールで決めたはずなのに今提案するなんて議会ルール無視だ」、「地域住民の意見、要望を議会に反映することができなくなる」などなど。いちゃもんのつけかたもめちゃくちゃでした。結果、大もめにもめて、記名式投票で16対14の賛成多数で可決されました。

 議員自身が「神聖な議会」と豪語する議場での討論でさえ、この程度ですから、新聞に「反論」投稿ができるはずがありません。市民の皆様には、この現実を直視していただきたいと思います。

 なお、これらの討論の詳細については、議会のホームページで公開されています。また、桐生市役所に隣接している議会議事堂の中の図書館で議事録を閲覧できます。

 是非、市民の皆様には行政や議会・議員の実態や現状を知っていただき、変革の主体となっていただきたいと思います。
posted by 由紀 at 20:55| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

市民メール:市民を無視する行政の体質

 市民の方からメールをいただきました。生のお声を届けて下さり、ありがとうございます。

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桐生市も夕張市になるのではないかと、昨年、国保の値上げのときに思い、市役所に電話をしたことを思い出しました。相手にされませんでしたが。
今年も景気は悪く、初めて国保の徴収の方が見えました。

 そのときに、「お金があれば払いたいが、給料が半分になってしまったので払えないから待ってほしい」とお願いをして一部を支払いしましたが
徴収員のおばさんは、何処も何処も同じですよ・・・とおっしゃっていました。

 きっと、払っていないお宅に何軒も回って同じ事を何度も何度も聴くのでしょう。

 庭山さんのお話を徴収員の方に振りました。桐生市のためにすごく頑張っていますよね、と。
「私は庭山さん、すきですよ」と。言っていましたよ。

 わたしも頑張っている庭山さんに応援しています。

 桐生市のアドレスに批判のメールをするのですが相手にされていません。
 市民はことごとく無視されている模様です。
 
いい加減な市長と市議を本当にどうにかしてください
 お願いします!!!!!!!!!!!!!!

------------------------------------------(以上、メール)-----------

 市民を無視する・・・これが現状です。いっしょに、『どうにかしていきましょう』!
posted by 由紀 at 12:43| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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