1日に結成2周年を迎えるOS☆U=名古屋市中区の大須商店街で
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名古屋市中区の大須商店街を拠点とするご当地アイドルグループ「OS☆U(オーエスユー)」が一日、結成から二年の節目を迎え、大須で記念のライブを開く。地域に溶け込んだ活動でじわじわとファンを増やし、今では名古屋を代表するアイドルに成長した。メンバーは「これからも大須から元気を発信したい」と意気込んでいる。
OS☆Uは、大須のエンターテインメント会社「にぎわいファクトリー名古屋」(旧名・エフプロ)が企画して二〇一〇年八月に発足。県内を中心とする十八〜十九歳の高校生や大学生ら十三人が在籍し、招き猫の像がある商店街のふれあい広場で、週一回ほどの頻度で路上ライブを続けている。
全国区のメジャーアイドルとは一線を画した、地域密着型の「リアルメイドイン名古屋」がコンセプト。楽曲作りや衣装のデザイン、ダンスの振り付け、関連グッズの製造など、すべて県内のプロに依頼している。
「結成当初はなかなか注目してもらえなかった」と事務所スタッフ。路上ライブの観客が三人だけのこともあったという。それでも地道な活動で少しずつファンが増え、今では多い日で五百〜六百人が集まるようになった。
大須の商店主らとも積極的に交流を続け、商店街のイベントの仕事も次々と舞い込むようになった。今春の祭りでは、メンバーが「ちんどん屋」になって街中を巡る企画が実現。大須の歴史を勉強し、観光案内などを手掛ける「大須案内人」として活動するメンバーもいる。
大須商店街連盟の今井富雄会長(56)は「若い人が商店街をPRしてくれて、活気が生まれている。これからも大須と密着しながら、日本全国に羽ばたいてほしい」と期待する。
活躍の場も広がっている。今年四月、利用客数が伸び悩むあおなみ線をPRする「あおなみ線隊24」に委嘱。七月には、愛知の観光や特産品を発信する県の「PLAY!AICHI特派員」に任命された。
記念ライブは午後六時、ふれあい広場でスタート。午後七時からは万松寺境内でサイン会とグッズの販売がある。
キャプテンの清里千聖さん(19)は「最初はファンも全然いなかったし、大須でも知られていなかったけど、今ではみんなが優しくしてくれる。これからも愛知に残り続けるグループになって、地域を盛り上げていきたい」と話している。
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