韓国経済、成長率1%台も

 世界的な投資銀行、ゴールドマン・サックス、バークレイズ・キャピタルは最近、下半期の韓国経済について、輸出はやや回復するものの、V字型の回復は期待できないと指摘した。シティグループは「世界経済の不確実性が高まり、韓国の雇用環境が上半期よりも改善するのは困難だ」と分析した。LG経済研究院は「世界的な貿易低迷で、下半期に韓国の景気が回復するのは難しいのではないか。輸出低迷で企業の収益が制約され、製造業の雇用減少が続き、投資も減少する」と予測した。

 少数意見ではあるが、下半期に韓国経済が回復を示す可能性を指摘する意見もある。韓国開発研究院(KDI)のヒョン・オソク院長は「上半期の韓国経済は前年同期比2.6%の成長にとどまったが、通常下半期に実績が改善する輸出は、8兆5000億ウォン(約5780億円)の財政出動効果で改善する可能性がある」としたほか「昨年第4四半期は景気が悪かったため、今年第4四半期は相対的に成長を回復する可能性もある」と指摘した。

 韓国政府は第2四半期の成長率が低下したほか、世界経済の危機感が高まっていることを受け、「3%台成長」を維持する意思を改めて示した。企画財政部(省に相当)の朴宰完(パク・チェワン)長官は、同日開かれた経済協力対策会議の初会合で「景気の下振れリスクが高まっており、3%台の成長に向け総力を挙げて対処する」と述べた。同会議は今月21日に大統領府(青瓦台)で開かれた経済討論会で示されたさまざまな内需活性化策を実践するため、毎週1回、関係官庁のトップが集まる場だ。

 朴長官は特に、心理的な要因で景気低迷が加速することを警戒し「危機に対する警戒心は保つが、『自己実現的な期待』で景気がさらに悪化する悪循環が生じないように、行き過ぎた心理悪化を防がなければならない」と述べた。

キム・テグン記者
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