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まさかのジャックアトラスっぽいポジションのキャラが登場!!!

攻撃力の大盤振る舞い!!!
悪魔竜の覇王『黒紅龍 ルク』!!!
遊斗「一体これはどうなっているんだ!?」

ルク「この世界はデュエルで殺し合いする。」

ツァン「そんな...なんて理不尽な....」

ルク「ツァンとか言ったな?」

ルクはボクを指差した。

ルク「俺とデュエルだ!!!」

ツァン「えええええええぇっ!!!!」

ルク「安心しろ、ブレイバーズ同士なら普通のデュエルになる。」

ルクは背中のマントを払うと腰から盾を取り出した。

盾は変形しデュエルディスクになる。


ツァン「ならボクも...」

ボクは水属性のオーラを解き放つと左腕に鮫の鰭をモチーフにしたデュエルディスクが現れる。


ルク「行くぞ!貴様の腕!見せてもらおう!!!」


「「デュエル!!」」

ツァン:LP4000

ルク:LP4000




ツァン「先攻はボクがもらう!

ドロー!!!!

『ブレードフリッパーシャーク』(LV4AK1800DF1200水・魚)を召喚!

カードを一枚セットしてターンエンド!」

ルク「フ...甘いな!

見せてやろう!!!

覇者のデュエルを!

俺のターン!!!

このカードは自分フィールドにモンスターが存在しない時、手札から特殊召喚できる!!!


いでよ!!!
『グランドピースゴーレム』(LV5AK2100DF0地・岩石)!!」

フィールドに地響きとともに岩でできた巨人が現れる!!!

「通常召喚!!!

『オーシャンピースゴーレム』(LV4AK1500DF0水・岩石)!!
効果発動!

グランドピースゴーレムが存在する時に特殊召喚に成功した場合、手札・デッキ・墓地から『スカイピースゴーレム』(LV3AK900DF0風・岩石)を特殊召喚!!!

スカイピースゴーレムが特殊召喚に成功した時、自分フィールドのモンスターのレベルを一つ奪う!!!

グランドピースゴーレムのレベルを一つ奪いスカイピースゴーレムに加える!!

さらにスカイピースゴーレムは機械族、オーシャンピースゴーレムは水族に変更できる!!!」


遊斗「何と言うタクティクス...」

ルク「レベル4となったグランドピースゴーレム・オーシャンピースゴーレム・スカイピースゴーレムを《錬金》(アルケミック)!!!


錬金召喚!!!


地球を支配せよ!!

『アースピースゴーレム』(ハート4AK4600DF0地・岩石)!!!!」

大地が割れ、太陽すら覆い尽くす岩の巨人が現れる!!!


体には湖があったり雲がかかったり...まるで巨人自体が一つの惑星のようだった。


ルク「このカードは先程素材にしたモンスターでしか召喚できないモンスター!

だがこいつはそれに見合うパワーを持つ!!!

このカードはカード効果では破壊されず、守備貫通能力と破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与える効果を持つ!!!」

ツァン「な...」

ルク「これでワンターンキルだ!!!

行け!!!

アースピースゴーレム!!!

《ジアース・インパクト》!!!」

巨人が両腕を大きく振りかぶると―


ツァン「まずい!!

トラップ発動!!

『シャーク・スクリーム』!!!

自分フィールドのシャークと名のつくモンスター一体をリリースし、発生するダメージを0にする!!!」

ルク「チ...カードを一枚セットしてターンエンド!!」

ツァン「ボクのターン!ドロー!!

この瞬間、シャークスクリームの効果発動!!!

この効果でリリースしたモンスターの攻撃力分のダメージを与える!!!

リリースしたのはブレードフリッパーシャークの1800!

サメの一撃を喰らえ!!!」


ルク「くっ!!!(LP4000→2200)」

ツァン「さらに!

リリースしたシャークモンスターはボクのフィールドに戻ってくる!!!

浮上せよ!!!

ブレードフリッパーシャーク!!!」

フィールドに水の竜巻が現れて中から刃の鰭を持った鮫が姿を見せる。

ツァン「さらに!

『シャークヘッドドラゴン』(LV4AK1700DF1250水・ドラゴン)を召喚!!!」

フィールドに水の竜巻が発生し、サメの頭を持った竜が現れる。

ツァン「(よーし...カッコイイとこ見せてやるぞ~。)

ボクはレベル4の魚族『ブレードフリッパーシャーク』とレベル4のドラゴン族『シャークヘッドドラゴン』を《錬金》(アルケミック)!!!



錬金召喚!!!

いでよ!!

ボクのブレイバーズ!!!

『ブレイバーズ6暴鮫龍シャークドレイク』(ハート4AK2400/DF2000水・海竜)!!!」

フィールドに某遊戯王のシャーク〇レイクと似たり寄ったりの外見をしたモンスターが現れる。


ルク「...」

ツァン「『ブレイバーズ6暴鮫龍シャークドレイク』の効果発動!!!

一ターンに一度、手札を一枚捨てることで攻撃力を300ポイントアップし、相手に1000ポイントのダメージを与える!!!

《ヒュプノスプラッシュ》!!!」」
(AK2400→2700)
ルク「ぬぉっ!!ぐうううううぅっ!!!!」

(LP2200→1200)


遊斗「すごい...なんて隙のない....。

エイのごとく潜行し、サメのごとく攻撃する...水属性のツァンに相応しい戦い方だ...」



ツァン「さらに、この効果を使用したエンドフェイズに相手モンスター一体を破壊する!!!カードを一枚セットしてターンエンド!」


ルク「くっ!!!!なるほど...それがお前のブレイバーズか...」


ルクは威圧的な目でボクを睨みつけた。

ルク「温いぞ!!!


そんな程度で勝てると思ったら大間違いだ!!!

俺のターン!!!

自分フィールドにモンスターが存在しない時、このカードは手札から特殊召喚できる!!!

いでよ!!!

『ロイヤルゴーレム』(LV10AK3000/DF2800地・岩石)!!!」

大地が割れ、大型の岩の巨人が現れる。

ルク「ただしこの効果で特殊召喚した場合、このカードのレベル・攻守は半分となる。

さらに『トゥモローガール』(LV3AK1300/DF300光・魔法使い)は、自分フィールドのレベル5モンスターのレベルを奪い、特殊召喚できる!

(LV3→4)


レベル4の岩石族『ロイヤルゴーレム』と魔法使い族『トゥモローガール』で《錬金》(アルケミック)!!!


錬金召喚!!!

いでよ!

『ブレイバーズ2絶対王者エリア』(ハート4AK3000/DF2000水・魔法使い)!!!

魔法発動!!

『二重錬金』!

自分フィールドの錬金モンスター一体を選択し、それと同じ攻守を持つ錬金モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する!!!


いでよ!!!

『ブレイバーズ2紅蓮魔竜クリムゾンデーモン』(ハート4AK3000/DF2000闇・ドラゴン)!!!」


ツァン「同じ数字の違うブレイバーズが...二体!?」

遊斗「話が違うぞ!!!」

ルク「ハハハハ!!!

最初に言っただろう!!!

覇王にできぬことなどないわ!!!

もう一枚の『二重錬金』を発動!!!

いでよ!!!

『ブレイバーズ2ダークネスメタルデビルゾア』(ハート4AK3000/DF2000闇・悪魔)!!!」


フィールドに圧巻の攻撃力3000が三体!!!


ツァン「ハハハハ...」

ルク「覇王をここまで追い込んだことは褒めてやろう!!

お前には覇王の剣の錆になる栄誉を与えよう!!!

行け!!!

絶対王者エリア!!!

『ブレイバーズ6暴鮫龍シャークドレイク』を攻撃!!!」

ツァン「トラップ発動!!!

『シャークリベンジ』!!!

墓地のシャークと名のつくモンスター二枚を除外して、除外したモンスターの攻撃力の合計だけシャークと名のつくモンスターの攻撃力をアップする!!!

除外したのは1800のブレードフリッパーシャークと1700ののシャークヘッドドラゴン!!

よって攻撃力は3500ポイントアップ!!!

(AK2700→6200)


この勝負!!もらった!!!

行け!!!

《ハイドロストリーム》!!!」

しかし、絶対王者は剣でブレスを切り裂きながら接近し、シャークドレイクは剣で切り裂かれ倒れた。

ルク「絶対王者エリアはこのカード以上の攻撃力を持つモンスターをダメージ計算を無視して問答無用で破壊する!!!」

ツァン「な...」

ルク「行け!!!

『ブレイバーズ2ダークネスメタルデビルゾア』!!!

『ブレイバーズ2紅蓮魔竜クリムゾンデーモン』!!!


ダイレクトアタックだ!!!」

ツァン「きゃああああああああああ!!!!)」



*********

ルク「ふん...これで終わりだ....ん?

(LP1200→0)


な...なぜライフが!?」

ツァン「シャークヘッドドラゴンの効果...除外されているこのカードはデュエル中に一度だけ発動できる効果がある。

二回目のダイレクトアタックのダメージを半分にして互いに受ける...。

(LP4000→0)」



遊斗「引き分け...」


ルク「馬鹿な...俺の連勝記録が99で止まっただと...」

ルクにはこの引き分けがかなりこたえたらしい。


ツァン「熱くなってちゃんと答えてなかったみたいだからもう一度聞くよ?

なんでブレイバーズを三枚も持ってるの?」

ルク「ブレイバーズは12種類ある。

12枚ではない。」

遊斗「なるほど...納得」

ルク「そしてブレイバーズは己の過去や今の心を映すカードだ。」


ボクははっとして遊斗を見た。

つまり『ブレイバーズ8遺伝子公爵デオキシオン・ヒトラー』には何か辛い記憶を教えるために生まれた者なのでは...と。

遊斗「俺の秘密は大体察しがついただろう...」

遊斗は苦虫を噛むような顔をして後ろを向いた。

ルク「他にもブレイバーズ所持者はいるはず。

お前たちは二人で旅した方がいい。


さらばだ。」

ルクはバイクに乗ると走り去った...。


...過去の話をはぐらかそうとする遊斗にボクは無謀とも言えるデュエルを挑んだ。

序盤からあらゆるモンスターの能力を奪い続け、自分勝手な追加効果を得ていく『ブレイバーズ8遺伝子公爵デオキシオン・ヒトラー』。


あの化け物に勝つ手段はある...いえ!遊斗の本心を知りたい...もっと互いの思いを知りたい!!!

次回!『D&ドラゴニック・モンスターズ』!!

『試される遊城!戦慄の遺伝子公爵デオキシオン・ヒトラー!!!』


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