OVER CLOCK
僕は霊惨 槙亞。
今は17歳。
家族は、父と母は遅くまで仕事(よく帰ってこない)。
従兄の直哉は、別居中だから、時々見にくるけど、文句を吐き捨てて帰るときと、何かして帰るときと。
直哉は気まぐれだ。
別に嫌いじゃないけど、気に入らない。
時々、意味深且つ意味不明な笑い方をする。
なんか感じ悪そう。
誰もよってこない理由の一つではあるだろう。
でも、ナオヤは優しい。
自分のことを心配してくれたり、助けてくれたり。
なんだかんだ言って、本当は好きなんだって思ってる。
でも、ナオヤの家に行くと、いつも忙しそうにパソコンのキーを打ち続けている。
話をしようにも出来ない。
まあ、其のお陰でパソコンには強いんだけど…。
人並み以上には出来ると思ってる。
だけど、篤郎には負けるよ。
アツロウは出会う前から、チャットの仲間だった。
アツロウ曰わく、あいつは僕の一番弟子だとか。
よくわからないけど、今はこれで良いと思っていた。
こんな平和な日々を、静かにひっそりと生きているだけで。
でも、そんな平和はいつの間にか壊されていた。
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