(1)ビデオにも映っていない大河原さんの暴行現場を見たのはI警視だけ
大河原さんが現行犯逮捕される時、10人近くの私服警官が大河原さんに襲いかかります(一部切り取られたビデオが法廷で流されました。それを見た私の感想です)。それを振り切ろうとカラダをねじる大河原さん。壁に押しつけられたりしていました。その様子を警察がビデオ撮影していました。そこには、警察が主張する大河原さんが暴力をふるったシーンは映っていません。また、暴力をふるわれたと主張するのは「たったひとりの警官」I警視だけで、周囲に他の警官もいたのに、大河原さんが暴力をふるったところを見たと言う警官は他にいない。
(2)警察の情報だけを信じて作るいい加減な調書
(a)大河原さんから暴行を受けたと主張するI警視は、その治療費の請求は取り下げている。その治療費を誰が支払ったかさえ聞かずに、美人ヤメケンは調書を作った。
(b)ビデオを撮影しておきながら、それを大河原さんに見せていない。ビデオ撮影されている場合、記憶喚起のために調書を取るときには見せるもの。調書を取る時、ビデオを見せずに行った。
取り調べの時には、大河原さんに「(大河原さんは)2度突き上げている。それがビデオに映っている。それを法廷に出す」と言っていた。大河原さんは、「(何人もの屈強な男たち(一般市民が見ればやくざに見えるような)に押さえ込まれたので)、カラダを右に左によじったが、その時に自分には記憶がないけれど、ビデオに映っているというならそういう事もあったのかな。でも記憶ない」と言った。
しかし、ビデオにそのようなシーンは映っていない。美人ヤメケンは、ビデオを見せなかった理由を「曖昧なままで良いと判断した。必要性を感じなかった」と証言。
(c)大河原さんが現行犯逮捕される現場を目撃していた女性は「(私服警官は)やくざかと思った。みんなで大河原さんを押さえていた。大河原さんは暴力をふるっていない」と明白に否定しているのに、美人ヤメケンはその調書さえ取っていない。その理由は、『警察の言うことは信用しているが、その女性の言い分は一方的なので調書を取る必要がない』と法廷で述べました。