2010年06月03日

20106.2本会議(3)ムダ使いの疑念消えず

 これら専決は、すぐに討論と採決が行われました。
 私の「チャレンジ25地域づくり実証事業」についての反対討論のサマリーは以下の通り。

 昨年9月の国連気候変動首脳会合において、温室効果ガス2020年までに199年比で20%削減するという目標を国が示しました。これを受けて、地方公共団体などが地域の二酸化炭素排出量を25%削減するために「こうすれば25%削減できるという明確なイメージを示し、他の地域へ普及させていくための実証事業を支援する」ということですが、そのような事業になっているのか疑問。もし、本件について、私が得ている情報と今回答弁程度だけで、環境省が本件を採択したとしたら、このチャレンジ25地域づくりそのものに、一国民としてこの政策自体に大きな疑問を感じる。

 応募時で記載されているであろう、実施対策について、内容・効果・実施する理由等が議員に明確に示されていない。

 キチンと説明をしない、不自然さがあるものを専決だからといって、そのまま通すわけにはいかない。よって承認できません。反対します。
posted by 由紀 at 18:30| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20106.2本会議(4)月額10%で誠意大将軍?

<議案 市長、副市長、教育長の退職手当の特例について> 
庭山:今回も「特例」で教育長の退職金を半分にする理由は何か?

総務部長:亀山市長自らの判断で、市長の退職金を半分にしている。これにならって一緒に行財政改革に取り組むため、副市長、教育長も半分にしている。(つまり、市長が代われば元の金額に戻るということ)

庭山:市長、副市長、教育長それぞれの給与と退職金金額を伺います。

総務部長:以下のようになります。
市長   (給与)1595万5800円  (退職金)答弁漏れにて不明
副市長  (給与)1351万9200円  (退職金)答弁漏れにて不明
教育長  (給与)1163万2800円  (退職金)444万円

庭山:通告(どんな質疑をするか事前に当局に伝えておくこと)をしていないのですが、前から気になっていたので教えてください。来年の4月で市長の任期が切れて一度退職するわけです。桐生市は現在退職債をくみ続けているのですが、例えば市長の退職金を現金でなく、退職債で支払うことは可能なのかどうか。

財政部長:調べておきます。

ニワヤマココロノツブヤキ
楽しみにしています。

 ところで、3月議会において当局は見込み違いで国保の医療費分24%を増税したのですが、この6月議会で「もっとかかるかと思ったら予想以上にかからないんだよねー。余剰金は今まで基金として貯金してたけど、(こんなの決算でバレたらエライことになるから、今のうちに下げとこ)。10%くらいでいいかな〜?」と条例改正案が出てきました。この部分で星野議員が市長に「増税するより、市長や議員、職員の給料を下げてでも・・・」と迫った一幕がありました。すると亀山市長は、

「現在、給料を10%下げている。私としては誠意を見せているつもりだ。給料下げればすむという問題ではない」

・・・とご発言。

 月額だけ10%削減で誠意を見せていると思っている市長の姿勢に驚きました。そして、国保の問題に関しても、「給料下げれば解決できるという問題ではない」と言い切りました。が、確かに国保のシステム的な問題はあると思いますが、義務的経費と言われてなかなか手がつけられない人件費部分には手をつけるべきと思います。公務員の給与は、そのまちの状況に合わせて支払われるものという大原則があるのですから。それは、まさに今の時代に、市長や議員が率先してやらなくてはならない大きな仕事と思います
posted by 由紀 at 18:27| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.6.2本会議(5)ナイス!周東議員のツッコミ

<議案 補正予算・「緑の分権」ついて>
庭山:これは、生活や地域の経済などが中央集権的であるが、これを地域分権型に変えていこうという国の趣旨の元、行われている政策。小水力発電が可能であろう5ポイントを探すというもので、調査だけで終わる可能性もあるという。この事業は、桐生市や桐生市民にどのように有効なものなのか?
 調査はコンサルに委託するようだが、人件費、諸経費、技術料がほとんどを占めている。この委託料算出の根拠はなにか?コンサルはプロポーサル形式で選定します。

市民生活部長:委託料の見積もりは、とあるコンサルに見積もってもらいました。調査結果は事業者地域住民に知らしめ、HPやチラシで『新エネルギービジョン』の実現に向けてがんばりたい。

庭山:これから業者選定ならば、そのプロポーサル方式の発表を傍聴したい。

市民生活部長:公開については未定であります。

庭山:是非勉強したいので、傍聴できることを強く要望します。募集要項の中に選定基準があるが、どのように具体的にどのように満たしているのかについて、委員会で深めて報告してください。

*  *  *  *

 この件について周東照二議員も質疑をしましたが、これが結構おもしろかったです。

周東議員:今回、『新エネルギービジョン』を作成するにあたって、クリーンエネルギーの推計値が書かれている。この中には、小水力エネルギーも入っている。
 が、これを作成するときに、小水力エネルギーの実証実験がされていなかったので、今回、それをやって実現性を高めると言うことだが・・・。そうすると、今回運良く小水力発電については、この事業があったからよかったとしても、『新エネルギービジョン』策定時には、これを実現させる意志がなかったのか、と疑問に思う。
 また、この『新エネルギービジョン』の中にある他のエネルギー、例えば太陽エネルギープロジェクトの推進がうたわれているが、実現できるのか。

市民生活部長:その他のクリーンエネルギーについては、具現化するためには、このような調査が必要と考えています。(と答えたと思います。自信がないからなのか、声が小さくてよく聞き取れませんでした)。

ニワヤマココロノツブヤキ
周東さん!サイコーのツッコミです。本当にそうですよね。実現する気があるんですか〜?とスナオーに聞きたい。
posted by 由紀 at 18:24| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月02日

傍聴市民の感想:これからはちゃんと見ていかなくちゃ

 午前中の議会が終了。現在、お昼休みです。

 今日はたくさんの市民の方が傍聴に来てくださいました。心から感謝します。

 「庭山さん、ガンガンやっちゃいなよ!」と声をかけて下さったジェントルマンさん、ありがとうございます。勇気百倍です。また、

 「庭山さんの言うとおり、本当に、(議会中)居眠りしてる人がいるのね」とその現場確認をして驚いていた女性。

 そして何よりうれしかったのは、傍聴に来てくださったご婦人が

 「初めて傍聴に来たけれど、国もそうだと思うけど、地方の議会もね、私達信用して任せすぎだったのよね。これからはちゃんと見ていかなくちゃいけないわね」とおっしゃってくださったことです。

 もう、今日は最高にうれしいです。

 ありがとうございます。午後も頑張ります。
posted by 由紀 at 12:24| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月01日

2010年 6月議会の予定

 さて、6月議会の予定が決まりましたので、お伝えします。

6月2日(水)午前10時から 本会議(当局から議案が提出され、質疑が行われます。)
6月3日(木)午前10時から ※ 委員会(総務委員会と建設委員会)
6月4日(金)午前10時から ※ 委員会(産業経済委員会と教育民生委員会)
6月10日(木)午前10時から ※ 議会運営委員会
6月17日(木)午前10時から 本会議(議案に対する討論と採決(賛成か反対かを表明)が行われます)
6月18日(金)午前10時から 本会議(一般質問。多分、私は午後1時から40分間の予定です。はっきり決まりましたらお知らせします。)
6月21日(月)午前10時から 本会議(一般質問)
6月22日(火)午前10時から 本会議(一般質問。問責や懲罰をかける時は、最終の夕方4時過ぎくらいが盛り上がります。今回は、どうなるかな?)

 議会の傍聴は、直接議会にお越し下さい。入り口でカードに記名して傍聴席にいらしてください。薄暗くて狭い階段ですみません。

 委員会の傍聴(※印)を希望される場合は、午前9時40分くらいに議会事務局にお越し下さい。そして、委員会傍聴を希望する旨お伝え下さい。職員がご案内します。)

 いろいろ傍聴してくださった一市民の感想では、「議会を動物園に例えるならば、『委員会はサファリパークみたい』」とのことです。つまり、身近に議員を見ることができるので、こちらの方がおもしろいようです。

 市民の皆様の血税で維持、管理、運営されている議会です。是非、傍聴にいらして下さい。
posted by 由紀 at 16:54| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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