2010年06月04日

2010.6.3建設委員会(2)全部売っても3分の1?

 さて、建設委員会の報告を。

 建設委員会に付託されたのは、たった「2議案」。ひとつは、新里地区に造成している(一部完成)工業団地の販売について。もうひとつは、わたらせ川の広場にあった木が風に吹かれて倒れた。その倒れたところに運悪く、車の中で休んでいた人がいたのだが、その車に木が倒れてきた。その賠償問題について。

 さてさて、新里地区の工業団地の一部をとある企業が購入してくれるとのこと。本当にありがとうございます。それは、以下の地図のピンク色の部分の右半分です。

<img src="http://sky.geocities.jp/yukiniwayama/kami-map.jpg">

 もう、本当に、ありがたいお話です。ありがとうございます。

 それで、・・・です。ここで整理したいのは、この工業団地全体を造るのに、いったいいくらかかったのか・・・と言うことです。

 用地取得、造成、用地周辺の整備で・・・ 
  
              合計 8億903万3000円

 それでもって、ぜーーーーんぶ販売できたときの収入は、

              合計 2億9394万円

 あのーーーーーーーーーーーーーーーー、あのね〜・・・・。ぜーーーんぶ販売できても3分の1にしかならないって、どういう事なんでしょうか?

*  *  *  *

庭山:売れ残ったらどうするのですか?

建設部長:完売できるようにがんばります。

庭山:がんばるのは当然だし、わかっている。それでも、売れ残ったらどうするのか聞いている。

建設部長:今は販売できるように全力を尽くすとしか言えない。

周東委員:例えばいつまでに売り切るとか、目途はあるのか?

建設部長:だいたい5年くらいと思います。

庭山:5年?5年後には、部長さん、いらっしゃらないでしょ。私が聞いているのは、売れ残った場合に、どう対処するのかと言うことを聞いている。
posted by 由紀 at 11:43| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.6.3建設委員会(3)説明してよ!土地開発公社

係長:土地開発公社で考えている。

庭山:土地開発公社?土地開発公社で何を考えているのですか?

建設部長:今は、とにもかくにも経済部と一緒になって売りぬいていく。

庭山:私は売れ残った場合、どうするのか、その責任の所在とその場合の対処を聞いている。土地開発公社にどうするの?

建設部長:今は、とにかく・・・。単価設定も低くして魅力的にしましたし。

田島忠一副委員長:今は売ることをがんばるって言ってるんだから。民間だって、営業する人は全部売れるようにがんばるでしょ。部長さんが営業がんばるって言っているのに、そんなに言ったら営業する気が失せる。

庭山:あのね。そんなこと聞いてないですよ。桐生川の天神町側の住宅地9区画だって、2区画しか売れてないでしょ。お金かけてるんですよ、市民の血税つかってやってることでしょ。こういう前例があるんですよ。だから聞いている。売れ残った場合の責任は誰がどう取るのよ。

細谷昌弘委員長:庭山議員。部長さんもがんばるって言ってるんだから・・・。売れなかった場合のこととか、土地開発公社のことは、私もよくわかりませんが・・・。

庭山:委員長さんがわからないというのは・・・。私もわからないから聞いているんですけど。仕事をがんばるのは当たり前でしょ。委員会は審議を深めるためにあるものでしょ。関連したことで聞いているのですから、ちゃんと答えてください。

細谷委員長:質疑がそぐわないので、庭山議員にはご理解いただいて・・・。

庭山:委員長さんもご存じの通り、私は物わかりの悪いものなので。売れなかったどうするのか、土地開発公社と言ったのは、そっちでしょ。答えてください。

細谷委員長:売り残った場合の答弁は難しいですから。そこらへんで、もう、ね。きりがないですから。

庭山:きりなくないでしょ。時間はあるでしょ。説明してくださいよ。

細谷委員長:庭山議員にはご理解いただくと言うことで、その辺で止めていただいて・・・。

庭山:それは、委員長権限で言っているのか?

細谷委員長:まぁ・・・、そういうことで。
posted by 由紀 at 11:41| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010.6.3建設委員会(4)田島さん、視察報告出した?

 今回の委員会の実態からも、審議を深める場なんて無いことが実証されました。議会、議員はどっち見てるのか。このやりとりで、おわかりになると思います。部長さん、市役所を弁護する、かばう、よくわからなくてもご理解しちゃう。

いいかげんにしろー!

議会の中心で叫んでやりたい。

*  *  *  *

 訳のわからない横やりを入れた田島さんには、委員会最後の「その他」で・・・

*  *  *  *

細谷委員長:では、その他ですが、何か。

庭山:皆さん、視察に行かれて大変有意義だと言うことです。それで、昨年の視察報告書を一部見せていただきましたが、全部提出されていませんでしたが、もう、全部出ましたか?

田島副委員長以外の委員はキョトン・・・ちょっとして・・・

田島副委員長:あ。オレか。すみません。まだ出していませんでした。机の中に入れっぱなしで。

庭山:是非、参考に読みたいので、提出のほどよろしくお願いします。

*  *  *  *

・・・とお土産を差し上げました。『昨年の視察の所感報告』楽しみにしています。机の中にあるんでしょ。もう、提出されましたか?

 委員長であるご自身も「よくわかっていない」くせに、私の審議を妨害し、当局擁護をする細谷委員長さんにも、何かプレゼントしたいです。
posted by 由紀 at 11:39| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月03日

20106.2本会議(1)H21退職金の最終報告

 昨日は本会議。議案上程の日で、その提出議案の説明が副市長からされ、それについて質疑し、部長から答弁をもらう日でした。

 今回は23議案で、そのうちの8つは専決処分でした。今までなら専決では、ほとんど質疑もないのですが、今回は違いました。午前10時に議会が始まり、専決の質疑答弁が終了したのが、午後3時。それから、議会が延々と続き、終了は夜中の10時50分。

あっら〜?みなさん、フツーの議会でこんなに遅くなるのって、すっごーい。がんばるじゃ〜ん。

 さて、そのご報告。

<専決処分 一般会計補予算> 退職者数と退職金等について
庭山:年度末になって退職した人が増えたようだが、その理由は何か。またH21年度の退職者総数と、支払われた退職金額の総計、退職金の平均金額、退職金の最高金額、定年退職者数とそれ以外の退職者数について。また、今まで組んだ退職債の総額はいくらか。

総務部長:定年退職以外の退職者の理由は「一身上の理由」ということで、それ以上のことは把握していない。それぞれのデータは、以下の通り。

退職者総数 : 82人(うち1人は懲戒免職、もうひとりは県に復帰したので退職金払わず)
支払われた退職金額の総計 : 19億5400万円
退職金の平均金額 : 2440万円
退職金の最高金額 : 3100万円
定年退職者数とそれ以外の退職者数 :(定年退職者数 66人)+(普通退職者数 14人)=(合計 80人)

退職債
H19 11億2970万円(決算)
H20  8億1990万円(決算)
H21  9億8000万円(決算)
H22  3億円(予算)←(さーすが職員さんは頭脳明晰。後日書きますがカラクリアリ。)
合計  32億2960万円
posted by 由紀 at 18:33| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

20106.2本会議(2)情報なくて審議できないでしょ

<専決処分 一般会計補予算> 「チャレンジ25地域づくり実証事業」について

庭山:「チャレンジ25地域づくり実証事業」では2億円が国から委託されて「低炭素観光のまちづくり」事業をすることになった。なぜ桐生の案件が選ばれたのか。
総務省が雇用創出もするよう求めているので、時給740円、1日5時間の60日勤務の臨時職員を雇用すると言うことだが、これで「雇用創出!」といえるのか?翻って、委託金の内訳を見ると、コンサルや専門家への料金が高額。外部コンサルのための雇用対策か?
 また、「チャレンジ25地域づくり実証事業」の応募時点で、再委託、外注予定期間、金額、内容などをできる限り詳細に記載」することが求められているのに、議員にその情報がない。その情報を求めても、私1人に情報をペーパーで渡すと「他の議員に対して不公平」になるので渡せないという。議案審議が仕事の議員に情報が提供されないのは、おかしい。審議できない。議員にも情報出すべき。

総合政策部長:環境専門家の中には、群馬大学関係者のアルバイトも入っているので、全てが外部に支払われるということではない。情報の提供については、事業計画が決定されたものであれば公開できます。この事業が選定されたのは、山間部で発電した電池を鉄道を利用して運び、町中で車や自転車に充電して利用する点が評価されて採択されたと思う。

庭山:詳細な情報提供がないので、よく分からないが、応募した時点での書類に関する情報は公開は当然。情報がない中で審議はできない。情報公開を強く求める。
ところで、この事業の最終目的は何か。事業の概要について書いてあるA4一枚のペーパーがあるが、これによると「地域資源自立型新交通モデルの実証事件」とあるが、わたらせ渓谷鉄道(以後、ワタケイ)は自立した交通機関か?ワタケイは、桐生市とみどり市と日光市でかなりの補助を出している。(桐生市だけでも約4000万円補助している。)充電した電池を運搬することで、さらなる補助金を出すための実証事業なのか?それとも、このペーパーの最後に書いてある「レンタサイクル事業」を生むことが桐生市のめざす着地点なのか?

総合政策部長:二酸化炭素を25%削減するための実証事業をすることが目的ですが、そのようなことも、あり得るかと思われます。
posted by 由紀 at 18:31| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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