2010年06月25日

阿久根市長ブログで県議挑発(1)県議という特権階級

 ネットニュースに、『阿久根市長、非難決議の県議をブログで挑発(6月24日12時18分配信 読売新聞)』というのがあった。

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 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長は23日付のブログで、県議会が市長に対する非難決議をしたことについて、「訳のわからない議決」「(県議は)報酬が脅かされるのを懸念」などと書き込んだ。批判の矛先を向けられた議員たちは「幼稚な挑発」と冷ややかな反応を見せた。

-----(中略)---------

 ある県議は「現状を見かねての非難決議で保身のためではない。意見が違うからといって、排除したり、見下したりするのではなく、市長としての節度を持ち、市民から選ばれたという重みをかみしめてほしい」と残念がった。

 反市長派の市議の一人は「幼稚な対応。コメントのしようがない。市民に判断してもらうのが良い」と言葉少なだった。

--------------------------------------(以上、記事一部抜粋)---------

おもしろいよね。

 例えば、この県議の「現状を見かねての非難決議で保身のためではない」の部分。正確に言うならば「保身のための決議で、なぜなら私たち(県議)自身の報酬にまで飛び火しそうなので、現状を見かねての決議である」ということではないでしょうか。鹿児島県の県議の先生方は、現在、月額報酬82万円、夏の期末手当は142万6800円、冬のボーナスは162万3600円。これから計算すると、報酬と期末手当で年間1289万400円。その他に、政務調査費は月額30万円だから、年間で360万円。費用弁償は1回議会出席ごとに5000円から11600円が支給されるとのこと。宿泊した場合(土日と議会前日)は、宿泊代11800円が支給されるそうです。

 それと、例えば6月議会の定例会日程から、議会のある日を数えると9日間。それが年に4回あるようですから、9×4=36日

 <b>市議会と大差ありませんね。</b>。

 では、ひとりの議員がだいたいいくらもらっているか計算してみると、月々の報酬と年に2回の期末手当、政務調査費、それと1回の議会で10日間出席するとして旅費計算を加えると、

 鹿児島県の県議会議員は、ひとり当たり<font size=5>約1669万400円〜1695万4400円!</font>もらってるぅぅぅぅぅぅ!

 <b>Σ(゚〇゚;)ェエエ工</b>。

 さらに議会招集日が増えれば、もっともらえる仕組みになっているんですね。
posted by 由紀 at 09:11| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

阿久根市長ブログで県議挑発(2)節度を持てと?

 まさに、鹿児島県議会議員の先生方は、世界の中でも<font size=5>“チョー特権階級”</font>じゃないですか〜!

 こんなことが世間にばれて、「オイオイ、そんなにもらって、何やってるんだよ!」なあんて言われたら大変大変。

 「オイオイ、竹原君。「(県議は)報酬が脅かされるのを懸念」だなんて、ホントのことズバリと書くんじゃなかですたい(鹿児島弁ってこんな感じかな?)」というところではないでしょうか。

 それと、「市長としての節度を持ち、市民から選ばれたという“重み”をかみしめてほしい」というこの県議の発言。普通の地方選挙では、地縁血縁関係で当落が決定することが多いのではないでしょうか。ところが、阿久根の竹原市長は、そういうものを乗り越えての選挙でした。それはそれは“重み”のある一票一票が積み重なった結果です。それはどういう“重み”かと言えば、『痛みを分かち合う阿久根にしよう』という“重み”です。

 この“重み”をかみしめるべきは、鹿児島県知事に泣きついた阿久根の議員たちでしょ。

「市民に判断してもらうのが良い」というのなら、あなた方のやるべき事は、“ひとつ”あるでしょ。

 「市長としての節度を持ち・・・」ですって?<font size=5>市長としての節度を持って、「チョー特権階級制度」を維持することに協力しろってことですか?</font>

 ばっかじゃない?
posted by 由紀 at 09:10| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

市民メール:「真実を報告し続けて」(1)

 以前、近所の小学校で生活相談員をしていた時のかわいい教え子から、メールが来たので紹介します。

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 お久しぶりです…といっても覚えてないかもしれませんが、桐生市立南小学校の時にお世話になった者です。

 毎年、先生が作る桐生市のことがいっぱい載っているカレンダーを楽しみにしていました。桐生市のことを本当に良く考えていると思います。

 今日は祖母から由紀日記や議会活動報告などを借りて全て拝見しました。全ての事実を暴露し、報告してくださったことを心から感謝します。

 この人なら信頼できる人かも…と思っていた人の本当の姿にビックリしました。まさかこんな事実があったなんて…と衝撃を受けました。現状は悲惨ですね。

 庭山先生と2〜3人以外は桐生市にとって、必要のない議員だと私は思いました。

 必死に働いて払った税金をこんなことに遣われていたなんて…とショックでした。

 そんな中、報酬明細を公開した先生は偉いと思います。

 議会の事実を知った今、今の桐生市議会の議員に桐生市を任せたくありません。市民の意見を聞かない議員、責任感・使命感がない議員なんて信用できないし、正直憤りを感じます。

 残念ながら、私はまだ選挙権を持っていません。しかし、桐生市のことを真摯に考えてくださる庭山先生を応援します。

 批判は多いでしょう。これだけの隠し続けた事実を公開し、露にしたのですから。

 でも、どうか負けないでください。

 懲罰なんて、真の姿を露にされた議員の唯一の反発できる手段です。懲罰を与えた時点で事実を認めた証拠だと私は考えます。

 幼稚だと言われようが、子供が騒いでいるだけだとか、色々と批判されるでしょうが、真実を報告し続けてください。読んでいる人には確実に影響を与えます。何回懲罰を受けようが私はそんな小さいことで評価したりしない。

 私は真実を公開し、桐生市を真摯に考えている人を評価し、応援します。庭山先生がいなくなったら、桐生市は終わりです。

 重ねて言います。

 どうか負けないでください。

 そして質の悪い議員が蔓延った桐生市を変えてください。お願いします。

-----------------------------------------(以上、メール一部抜粋)----
posted by 由紀 at 01:39| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

市民メール:「真実を報告し続けて」(2)

 議員の報酬や市長・職員などの給料は、条例で公開されていると豪語されながらも、非常にわかりにくく書かれています。本来、こういうものは市民の皆様の税金からいただいているものですから、わかりやすく公開すべきものです。しかし例えば、議員の報酬明細は、市民から情報公開請求されても「公開してはいけない」資料となっています。雇用主である市民から「公開して」と請求があっても「ダメ」と断ることができるという、まったく市民をバカにしたルールがあるのです。報酬明細を公開した私が偉いのではなく、こんなバカなルールがあって、これを盾にして情報を公開しないこと自体がオカシイのです。

 議会には、おかしなルールは他にもいっぱいあります。中にはルールにさえなっていない「いいつたえ」まで、ルールだと言い張る始末。

 私は自分が議員になるまで、議会は議論する場だと思っていましたし、議員はもっとマシな人がなっていると思っていました。4年に1度の選挙の時に「市民の皆様のために−!」と叫んでいた候補者を、そのまま信じていた大馬鹿者です。

 あなたは、私よりもずっと早く、現実を知ることができました。あなたの成長が、とっても嬉しいです。

 「質の悪い議員が蔓延った桐生市を変える」・・・変えたいのは山々ですが、私一人ではどうにもできません。が、かわいいあなたのお願いですからがんばりま〜す。ただし、今の私にできるのは、あなたも言っているとおり「真実を報告し続ける」。これしかないのです。

 そういう中で、かわいいあなたが共感してくれたことを、心からうれしく思っています。

 ありがとう。

 成人したら、一緒にビールでも飲みましょうか。
posted by 由紀 at 01:38| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月23日

混乱しているのは誰?

 「県が阿久根市に適正な行政運営を要請」というKYTニュースをみました。

 大笑いしてしまったのは、最後の部分「議員らは今後知事に対し、竹原市長が行った議員報酬を日当制にした専決処分について、取り消しを求める審決申請も行う方針」というところ。

 専決処分でボーナスを半分にされ、月額報酬を日当1万円にされて『混乱(錯乱か?)』している議員が、普通はこらえるであろう“ホンネ”を言ってしまった。(それを公然と報道したKYTは竹原市長の味方?)議員が報酬金額に見合う仕事をしていると思っている市民がいると思っているのか・・・。本物のお馬鹿さんだと思う。

 阿久根で起こっているのは、「混乱」ではなく『阿久根市民と痛みを分かちあう行政体にしようという市政の改革』であり、『阿久根市民の革命』です。

 それに「混乱」しているのは、それがわからないレベルの議員さん達でしょ。身分制度が補償されている職員さん達は、現行の格差社会を維持しようと必死だし、傲慢リッチなマスコミさん達は、偏向報道を指摘され取材させてもらえない腹いせに、「反竹原」と社会を誘導するために「混乱」と表現しているんでしょ?

 この波に乗って「抗議決議」してしまった鹿児島県の県議会議員さんたちも、阿久根市の“ホンネを言っちゃう議員さんたち”と大差ないと言うことでしょうか?
posted by 由紀 at 23:21| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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