オスプレイ、イヌワシ生息地飛行 絶滅危惧種へ影響懸念絶滅危惧種のイヌワシ 米軍の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが訓練で低空飛行を計画しているルートの下には、絶滅危惧種のイヌワシやクマタカ、ライチョウなど希少な鳥の生息地が数多くあることが環境保護団体「日本自然保護協会」の分析で28日、分かった。 国の天然記念物で個体数が650羽と推定されるイヌワシは、12県で生息地が飛行ルートと重なっており、同協会は「騒音などの影響で、絶滅の危機に一層追いやられてしまう」としている。 オスプレイ配備に伴う米軍の環境審査報告書で訓練に使うとしているのは沖縄に加え、本州、四国、九州の5ルートと奄美諸島付近の計6ルート。 【共同通信】
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