未だにこの内容がまかり通っていることには、もはや寒気すら感じます。
2012.7.26にアップされた方が消去されたようです。
女性アナ「昨日、郡山市でガイガーカウンターミーティングが開かれました。」
男性アナ「放射線の知識を学んで様々な立場の人との交流をはかるこの催しには150人を超える人が参加しました。」
TVのスーパー: 「福島のホンネ」が次々と・・・
β線の影響をのけるために、わざわざ遠く離れて測定しています。
これがおかしいのは、この絵を見ることで簡単に証明できるでしょう。まさかまさか、未だにこんな「正しい」測り方を教育しているとは知りませんでした。
本当に怖いのはベータ線源による内部被曝なのに、この講習会では意図的に無視しています。子どもたちの口に入ったり、肺に入ったりすることは一切無視しています。この場所で放射能防護服を着ていれば、むろん正しいと私も思いますけど。
講師 「私が言っているのは、袋に入れましょうということ。それはかなり浸透している。」
「あとは地面の近くに置いた時に、本来の数値よりはるかに高く表示してしまう機械もある。」
「本来γ線を評価すべきところを、β線を拾ったために、本来のγ線の量が分からない。」
「β線の影響を受けて、はるかに大きい数値が出てしまい 本当じゃない数値」
「それでびっくりして大騒ぎしてしまうということが起こる。」
私も以前この測り方がおかしいと指摘したことがあったのですが、信者と思われる方からずいぶんなコメントがつき、(当時は対処方法がわからなかったので)落ち込んだことがありましたね。そういえば。
まんが 放射線の正しい測り方 野尻美保子、早野龍五、菊池誠、八谷和彦 鈴木みそ
なんだ、皆さん勢揃いしているじゃないですか。
正しい放射線の知識をTwitterで広めている 早野龍五氏
同じく 野尻美保子氏
この講習会を受けて「正しい」放射線の知識を得た方達
参加者(男性) 「放射線よりの仕事をやっているので、だいたい分かっているが、人に話すときにどういう感じの内容でしゃべったらいいのか」
「僕らはどうしても、難しい用語で話してしまうきらいがあるが、そういう時に、いかに
普通の人に分かりやすいしゃべり方をするのかということが勉強になった。」
参加者(女性2人)
「そういう(正しい)情報をもうちょっと周知してほしいと思う。知らない人も多いと思うので」
GCMふくしま実行委員会 金沢顕治氏(この方の名前は初めてお聞きしました)
「最初はツイッターで集まった仲間10人くらいでやっていたんですが、いつの間にか膨らんで来て40人、50人という世界になっています。」
「これだけ支援してくださる方がいらっしゃるということは、本当に嬉しいです」
福島の方達の生の声
女性アナ 「大学教授や漫画家など様々な立場の人々を囲んでの車座集会。参加した人からは、福島のホンネが次々に飛び出します。」
参加者(男性) 「ここ1年何ヶ月かで いったい何人の架空の福島県人が(ネット上で)殺されたか」(会場:笑い声)
参加者(女性)「自分の家に暮らしている人なら、県外の方が酷いデマを流しても「そんなわけないよ」と言える。でも家族すら別に暮らしている人たちは、そうやって皆で集まって(落涙)、「そんなことないよ」と言うことすら難しい。(となりの男性が大きく、何度も頷いている)
この方達の意見は、私のところに届いている福島の方達の悲痛な叫びとは全く異なります。
恐らく、どちらも事実なんでしょう。しかし正しいのはどちらでしょうか。
ツイッター上で問題発言を繰り返している菊池誠氏
「そこまでデタラメなことを言って被災地をさらに不幸に陥れなければならないのか」
「希望を捨てさせ、死に至る病である(と)絶望を与えるというのはどうなのか」
SF作家 野尻抱介氏
「ちょっとくらいベクレルの出る食品を「大丈夫」と言って食べるリテラシーもかっこいいと思う。」
放射能を食べるのが、かっこいいらしいです。私には訳がわかりません。
加者(女性)「メディアアーティストであったり、漫画家の方もいるので「何となく」しか福島を見ない人たちに「福島けっこういいところじゃない」と思わせる空気を作ってほしい」 (先ほどの男性参加者が大きく頷く)
あっという間におなかの痛くなった原発くんをボランティアで各国言語版にしてしまった 司会者(メディアアーティスト 八谷和彦氏)
「僕らが直接聞くことで、今困っているのがどういうことかや、あるいは東京に住んでいてなにが出来るかわからないというところがあったが、ちょっとでも今やれること、例えば不正確な情報が流れるのを防ぐとか、なるべく正しい情報を伝えるようにするとか、お手伝い出来そうなことがありそうということで、自信につながったということがある。今後できそうだなということが。」
おなかの痛くなった原発くん
英語1(2011.3.16), 英語2(2011.3.17), フランス語(2011.3.18)・ポルトガル語(2011.3.17), スペイン語(2011.3.18),中国語1(2011.3.19), 中国語2(2011.3.19), タイ語(2011.3.17), ベトナム語(2011.3.17), ロシア語(2011.3.20)
このようにプロと思われるボランティアの手によって、各国言語訳に直ちに翻訳され、しかも脱原発が通ってしまったイタリア語、ドイツ語はないという用意周到さ。面白い話です。
郡山出身の歌手 小峰公子氏(この方は全く知りません)
アナ「最後は郡山市出身の歌手小峰公子氏(ZABADAK)による自作の詩の朗読。聞いている人たちは美しい福島に思いを馳せていました。」
日があだっている山
そんなの見ると
あぁなんにも
いんねなぁ、て
思ってしまう。
誰だってよ。
たいしたもんだ、
たいしたもんだ。
春だない。
アナ「今回のガイガーカウンターミーティング、運営の方はもちろんなんですが、ゲストの方々もボランティアだったそうなんです。」
男性アナ「あのー福島を思ってくれる気持ち、本当にありがたいですね。
どうでしょうか。原発推進側にいる人の名前を一つ一つ覚えていけば、同じメンバーが何度となく手を変え、品を変え出てくるのがおわかりだと思います。本当に大事なのは、このような動画を見ても決して騙されない真の知識だと思います。
追加(立派なホームページがありました)
◆関連ブログ
原子力発電入門(6)放射能と放射線2011年08月11日
2012年04月22日
福島の子どもたちからの手紙「わたしは何さいまで生きられますか?」
フクシマの今−韓国テレビと投稿から2012年03月12日
いつぐらいから 顕著に現れはじめるのでしょうか。
自分の子供に 何かしら異変が見られ始めたらきづくのでしょうか。
チェルノブイリの影響は動画で拝見していても直視できないほど 悲惨です。
福島の汚染はチェルノブイリよりもひどいと思いますが この人達は、大人たちは 発病し始めても 安全教からは抜け出せないのでしょうか。
私はどう考えても 不思議でならないのですが。
福島は、本当にこのような情報ばかりです。こ雰囲気が一番耐えられなかったのです。
でも、私はあきらめません。たとえ一人ずつでも真実を知ってもらい、そこから避難してほしいと思います。そのために、自分でできることはなんでもやるつもりです。それがごく小さいことでも。
ところで、ひとつ質問ですが、どなたかのブログで福島原発で作業員の方の労働が大変厳しい環境だとありました。皆で寄付をして、東電社員は利用不可の冷水器(逆浸透膜)を提供できないかとと思います(募金を募って)。バカ高い値段だろうと思いますが、そのような思いつきについてはいかが思われますか?
物事、明るくは確かに良いことだけど、事実を見ないふりしていくことは、いずれとんでもない結果を突きつけられるでしょう…
自分の住む所、故郷が住めない場所になることは、誰にも悲しいことです。
でも、事実を受け止め、若い方は特に、汚染のない新しい地に移り、新しい人生を始めて欲しいです。
こんなことを書くこと自体、本当に申し訳ないし、悔しいです…
優しい人のたくさんいる福島に、取り返しのつかないことを私達はしてしまったんですから。
日本の未来もどうなって行くのか分からないです。
DNAが傷ついた人は計り知れません。
「ただちには影響がない」時期が過ぎた後の日本は、どのような状態になるのでしょう…
ところで話しは全く変わりますが、私のここでの「清盛」というHNは、現在の問題を過去の歴史や外国の例から学べと人(特に義父、義母)を説得するときに、平家物語を引用したことによります。院長先生のブログで旧約聖書が引用されていたとき、上には上がいると感心しました。
で、私が歴史から学んだことですが、瓦礫の広域処理の構造が、戦前における満州の分村移民の構造にとてもよく似ています。お忙しいとは思いますが、機会があったら調べてみてください。
追伸
家族は松本に避難していますが、そちらでは蝉も鳴いているし、トンボや蝶々も沢山います。鳥は至って元気。
一方、東京の家は緑地が近いために例年蝉がうるさいほどに鳴いていたのに、今年は、未だにアブラゼミとミンミンゼミの鳴き声を1回ずつ聞いただけです。トンボは全く見ません。蝶々は、明らかに減ってます。鳥類はほとんど変わってないように見えるけど、弱って飛べなくなっている子どものハトを1羽だけ見つけました(1羽だけなので、何とも言えませんが)。植物については、うちの庭に巨大化クローバー(7〜8cm位)が生えています。
作る空気、雰囲気より、今ここにある現実。
現実が見えてこその希望なのに、もはや絶望さえできません。
ほんとうにマインドコントロール状態ですね。御用学者と政治家の罪は大きいです。
某芸能人がマインドコントロールに陥った時、助けたのは家族や友人。
思い上がりかもしれませんが、私たちも、及ばずながらそんな人たちになれればと思います。
詰まりストロンチュウム等のβ核種はセシウムの1000分の1の放出でない…
現実逃避の見本のような状態ですね。
こういう連中を好意的に取り上げるテレビ局もおぞましい。
何のために自治体が地上5cmや30cm、1mの高さで計測して
いるのか考えたらどうですかね?
本来は、報道機関たるテレビ局が正すべきことが一緒になってこれですから...(全国的に壊滅状態ですが)
しかし、利害関係者の野尻氏はともかく、他の御仁は何の目
的でこんなことを、吹聴しまくっているのですかね。
原発4基が爆発して、放射能が大量に漏れて身の回りに
事故前と比べて莫大なα線β線γ線がある。計測されている。
その数値を見ても安全だという。β線測れないように頭の位置
にガイガーカウンターをもってくる。何がデマで何が作為的
なのか。いい加減もう自分の頭で考えて欲しいです。
事故前だったら、こんなふうに考えましたか?
こんな状況で安全なら、一体どうなったら危険なんでしょう
?
洗脳されている人がいるから…
部屋で籠って作業する人は人づきあいが少ないから
簡単に人の言うこと信用しちゃうんだよね。
個人的には細野大臣も”洗脳”されたクチだと思う。
原子力のことを何も知らないのに周り囲まれて専門家が同じこと言い続けてそうだと思わせた例。
で、洗脳した側は表に出ないから責任とらなくて、洗脳されて公に発言した方が後で責任とらされるってパターン・・・野田も、その口。
本当だったら共産党の吉井英勝議員ぐらいの専門家にやらせるべき役職だよ…
彼らは御用というか、エア御用ってやつですか? 彼らの精神病理を、どなたか詳しく分析していただけないかなぁ。
Twitterでまともな学者に噛みついていたり、本当に気持ち悪い!
写真の人たち、みんな顔色悪いですね
色艶とかだけじゃなくてね、表情とかもね
本当はやっぱり被曝してるから?
それとも自分をごまかし続けているから?
こういう人たちが何を言っても、
信じる気にはなれません
子供を被曝させてるんだから、犯罪者ですね。
去年の朝顔から採った種です。
出てきた朝顔はみんな、モヤシみたいにひょろひょろした茎が10センチくらい伸びて、その上に双葉がついています。
双葉の先に、まだ種の黒い殻をつけているのもいます。
これって奇形ですよね。
恐いです・・・・。
私はここ何日か、咳とクシャミ、喉の痛みと肺の違和感、黄色い痰や鼻水状態です。
風邪とも思えないのですが・・・・。
関西方面です。
国会議員や首相を含む内閣ではなく、
アメリカと、アメリカの植民地支配の手先となっている対米従属官僚である、
と孫崎淳氏が、7月24日、
「政権公約を実現する会(鳩山グループ)勉強会」で話をされていました。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/24018
原発問題でずーと違和感のあったいくつもの出来事についての疑問が氷解した気分です。
孫崎氏によれば、日本は、独立国でも、民主主義国家でもないようです。未だに、米国に占領された植民地であり、日本という植民地を直接支配しているのが、首相ではなく、対米従属官僚だということです。
そのため、過去の歴史においても、日本の首相達が、反米的なことをやろうとするたびに、スキャンダル等で徹底的にたたかれ、失脚させられてきたとのことです。
最近では、登院停止中の元鳩山首相が、上記の勉強会に出席しておられましたが、基地移転で、外務省と防衛省の官僚に徹底的に反対されつぶされてしまった、と話をしていました。
恐ろしいことに、対米従属官僚の頂点にいるのが検察だとのことです。今話題の小沢一郎衆議院議員も、検察を含む対米従属官僚に徹底的に叩かれ続けているのでしょうか。
3.11からの日本政府の対応に対する不快感、憤りは、日本が独立国でしかも民主主義の国家である、という錯覚をもっていたため、どうしてそのようなことが起きるのか全く理解できませんでした。
日本政府は日本国民の安全を図る、という当たり前の考えが、日本政府にはないなんて思いもよらないからです。
植民地なら、植民地を支配している宗主国の言いなりで、人権など微塵もないことになりますが、これは、現在の福島を含む日本国民の状態を的確に表してはいると思われます。
現在、対米従属官僚と、対米従属官僚に支配された御用学者と経済団体により、一般人でも変だと思うことが福島を含む日本で起きているのではないでしょうか? 福島県民は、このままでは、対米従属者達に殺されてしまいます。
原発は、原爆に直結し、原爆は、米国の利害に密接な関係があります。
原発や放射能問題を真に解決しようとするなら、対米従属者達を追放して、日本が真の独立国となることが必要ではないでしょうか。
それから動画を見て、ため息をついてしまいました。ブラックユーモアを言って皆を勇気付けようとしているのかと思われるような場面。知識を持っている側からすれば、「それはウソだ!」ということを本気で信じて言っているのかと驚いてしまう場面。はたまた、福島の良いイメージを作ってもらってまで、自らのみならず、他者まで騙したいのかと言いたくなる場面。それぞれの場面を見ながら、頭はクラクラしておりました。
その一方、「ああ、きっとこの人たちは、絶望のどん底にいるんだろうなあ。自分たちだって、本当は危険だということを知っているに違いないけれど、それに直面することができないのだろうなあ。逃げたくても逃げられない事情があるのだろうなあ。だから、なにか一つでもいいから、安心だと思える材料を見つけようと必死なのではないかなあ。」と思ったのでした。
去年の事故の後、数ヶ月も経ってから、関東の実家がホットスポットだとわかりました。原発のげの字も知らなかったし、なんの興味もありませんでした。ただ、「ホットスポット」とは何ぞや、と検索を始めたのです。原発問題なんて関係なく、子供を連れて里帰りできるかどうかが、私には問題だったのです。
放射線量、セシウム降下量、食品の汚染、内部被爆などなど、いろいろな説を読んだり、動画を見ました。年老いた両親に孫の顔をみせてやりたい、そして、そのためには、ホットスポットに滞在しても安全であることの根拠をなんとしても探さなくては、と必死だったのです。(残念ながら、ありませんでしたが。)あの頃の自分を思い起こすと、私には、福島の会合参加者の皆様のことを笑うことはできません。
生きて行く上で、ありのままの自分を受け入れてくれる人がいることはとても幸せなことだ、と心理学か何かの本で読んだことがあります。受け入れてくれる人は、誰でもいいのです。親でも、配偶者でも、恩師でも、友人でも、恋人でも、行きつけの飲み屋のママさんでも...なんの条件もなく、ただただ自分を受け入れてくれ、話に耳を傾けてくれ、「それでいいんだよ」と言ってくれる人であればいいのです。
福島の会合の参加者は、きっと誰かに苦しい思いを受け入れてもらいたいのだろうし、現在の自分の状況を「それでいいんだよ」と言ってもらいたいのだと思います。そうであるならば、私は、何も申し上げないし、ただただお話を伺いながら、この人たちが何かふと疑問に思い、考え始め、本当の答えを見つけるのをお待ちするしかないと考えます。願わくば、被爆の症状が手遅れになる前であってほしいですが。
しかしながら、不安を払拭したいと願っている人たちにつけ込む御用学者や有名人は、許されてはなりません。また、意識的であろうとなかろうと、自ら騙されていることを選択した方々には、福島の良いイメージを作ってもらってまで、他者をも騙そうとするのは慎んで頂きたいです。被害者であっても、加害者になるのだけはお控えになるようお願いしたいのです。
追記
「福島のホンネ」の動画は、なぜ消されてしまったのでしょうか。人の心に訴えるようによく出来たものだったと思いますし、以前の私のように、安心材料を求めている人たちならば、喜んで見る動画でしたのに。
ダウンロードしておきました。
お陰様で繰り返しバカヅラを眺められます。
本当に有難うございます。
リニア新幹線のウラン鉱床をほじくり返す
ニュースといい、日本人は寄って集って自ら
破滅の道を歩んでいるんですね♪
http://www.nsc.go.jp/senmon/soki/youso/youso_so02.htm
原子力安全委員会 原子力施設等防災専門部会 第2回 被ばく医療分科会ヨウ素剤検討会速記録
平成13年9月7日
*
今の休憩時間に事務局の方と議論していまして、私自身少し勘違いしていたところがあるということが発見されました。それは、先ほどのレディエーション・プロテクション・ドシメトリーの2つのペーパーの中で、あれはチェルノブイリ事故で出てきたヨウ素をターゲットに考えて、その換気率を計算していたんですが、そこで扱っていたのはヨウ素元素なんです。チェルノブイリのと違いまして、例えば軽水炉で水がどんどん落ちてくるような、水に一遍溶けて、それから気化してくるようなヨウ素を考えていったときに、ターゲットになるヨウ素の化学系は、恐らくヨウ素元素ではなくて、ヨウ化メチルになると原子力研究所の方が昔報告しているようです。ヨウ化メチルの方になりますと、今度は侵入がよりしやすくなって、換気率が高まってきます。ですから、先ほど私換気率30%という値で話をしていましたが、それが少し、もっと事態が悪くなるというふうに変わってまいります。そのことをちょっと今、一番最初にお話ししたいと思います。
当然悪役は、元電力会社社員(以下自粛)とか、元TV局(以下自粛)になりそうで(汗笑)。
そしてそのラノベは、どういうわけかトントン拍子にアニメ化の話が進み、U局やBS局で深夜に放送を開始。それを観たヲタクな人々が、聖地巡礼と称して、大挙して福島県に押し寄せるのですよ。
そういや野尻氏の作品には、女子高生が宇宙飛行士として活躍するという物がありましたが、あれのヒロインたちも、考えてみれば宇宙空間で被曝してしまっているわけですよね。彼女達も数十年後には子宮癌にでもなっていたりして(汗)。
私は過去デザイン業界にいたはしくれです。だからポストペット開発者のあの八谷氏がこんな動画やイベントを手がけていたと知り…しりあがり寿氏の作品も好きだったんですけど…
彼等の作品やスタンスには「既成概念にとらわれない面白い事をやろう」というのを感じてきました。
でも、福島でのこのイベントで、教授が猫耳付けてたりするのは、何か違うだろうと感じます。
クリエイティブ業界特有のノリで時折行われる「コンセプトワーク」「期間限定プロジェクト」みたいな空気が、変なふうに出てしまってるとでもいうのか…
しりあがり氏はボランティアに行ったり、脱原発と推進のどちらの問題も指摘しているので、「原発くん」の動画をたちどころに作った八谷氏のスタンスとは少し違うのかもしれません。でも、分かりやすく、万人受けするマンガを使っていくという方法は、こういう形ではとってほしくなかった…
住民の方々が自ら公平な形でいろんな意見を聞けて、判断していく場であるなら、この危惧は筋違いかもしれません。
でも、もしも、はじめから安心を求めるためのイベントなら、NHKでも動画がとりあげられていた事を思えば、つい背景を考えてしまいます。
簡易食品検査機を自作したりしています。
twitter:kid5963 です。
頭の上で測っていた映像だけが一人歩きしていて、誤解を生じている様なのでちょっと説明しておきます。
あの現場はどんな場所かと言うと、地表5cmよりも頭の上で測った方が線量が高いという不思議な場所です。何でこんな事が起こるかと言うと、横にコンクリの壁が有ってγ線が壁でブロックされていたからです。頭の上で測ると四方八方からのγ線を検知して線量が上がりました。
どこでもこんな訳ではなくて、そういう場所も有りますよ、という事を学習する為の測定であって、コレが正しい測定法という解説は有りませんでした。
と言う訳で、頭の上測定の理由でした。