福島第1原発で働く協力企業の作業員が、被曝(ひばく)への不安、飲食や休憩所など作業環境への不満を持っていることが東京電力が30日に公表したアンケートで分かった。「東電社員だけきれいなバスに乗っている」といった“格差”を訴える声もあった。
アンケートは5月に東電社員を除き、無記名式で実施し、1913人が回答した。
結果によると、休憩所での分煙徹底は87%が「良い」としたが、食事は69%、現場環境は62%が「良くない」と回答した。
具体的には「冷蔵庫や電子レンジが欲しい」「(休憩所での)食事による内部被曝が不安だ」「トイレを水洗にしてほしい」といった食事や労働環境の改善を求める要望が寄せられた。
ほかには、「態度の悪い東電社員がいる」「労働条件を相談する窓口の場所が分からない」などもあった。
また、作業員の被曝を防ぐマスクの種類を切り替えたことについて「安全性を十分に説明してほしい」「不安なので現状のままにしてほしい」といった意見が出た。
東電によると、昨年9月以降、現場から放射性ヨウ素が検出されていないため、マスクのフィルターを変更している。〔共同〕
東京電力、福島第1原発、アンケート
| 日経平均(円) | 8,635.44 | +68.80 | 30日 大引 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(ドル) | 13,073.01 | -2.65 | 30日 16:30 |
| 英FTSE100 | 5,693.63 | +66.42 | 30日 16:35 |
| ドル/円 | 78.15 - .16 | -0.11円高 | 31日 8:40 |
| ユーロ/円 | 95.81 - .84 | -0.32円高 | 31日 8:40 |
| 長期金利(%) | 0.780 | +0.040 | 30日 16:08 |
| NY原油(ドル) | 89.78 | -0.35 | 30日 終値 |
各種サービスの説明をご覧ください。