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ブラジル 事故で日本公使死亡
7月31日 7時25分

ブラジルで、現地の日本大使館の公使などが乗った乗用車が対向車線を走っていた乗用車と衝突し、公使ら2人の大使館員が死亡しました。

ブラジルの首都ブラジリア郊外で、28日の夕方、日本大使館の西島章次公使が運転する乗用車が、対向車線を走っていた乗用車と衝突しました。
この事故で、西島公使(63)と大使館職員の福地由花さん(24)の2人が死亡したほか、西島公使の妻が大けがをして病院で手当てを受けています。
また、対向車線を走っていた乗用車に乗っていた2人のブラジル人も死亡しました。
地元の警察は、対向車がハンドル操作を誤り正面衝突したものとみて、事故の原因を詳しく調べています。
西島公使は中南米地域の経済の専門家として知られ、神戸大学の副学長などを経て、ことし4月から1年間の予定でブラジルの日本大使館の公使を務めていました。
今回の事故について、日本大使館の三輪昭大使は「優秀な2人の大使館員を亡くしたことは、非常に悲しく残念に思います」と話しています。

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