これまでの放送

No.3235
2012年7月26日(木)放送
デモは社会を変えるか ~声をあげはじめた市民たち~
様変わりするデモ

「再稼働反対!」

毎週金曜日総理大臣官邸の周辺で行われる大規模なデモ。
かつてのデモとは何が違うのか。
デモを呼びかけた一人服部至道さんが取材に応じました。

「いつもこの時間からですか?」

服部さん
「僕はこの時間からになっちゃう。
どうしても仕事なので。」

活動のきっかけは原発事故後、自宅周辺で高い放射線量が検出されたことでした。
都内のイベント企画会社で働く服部さん。
仕事のノウハウを生かして100人のスタッフを率いています。
参加者を増やす重要なツールがインターネットで情報交換ができるツイッターです。
デモの最中も参加の呼びかけを行っています。

情報を知って集まってきた人たちが今度は自分の感想や写真を発信。
デモの情報が次々と広がっていくのです。
 

女性や子どもが参加できる工夫もしています。
ファミリー向けにゆったりとしたスペースを確保しました。

服部さん
「とにかく人が1か所に集中して、危ない状況になりそうな時は気をつけていて、お年寄りとか子どもがいるところは特に女性もそうですけど、気をつけるように。」

警察とも話し合いながらかつてのデモのように衝突が起きないよう細心の注意を払っているのです。

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