しかし、総務省の役人は、「選挙は出来るでしょ。選挙運動をするかしないかは、それぞれの候補者の自由ですから」と言った。
要は、「地方議会なんて、だれがなろうと大差ないんだから、ま〜適当におやんなさい。地方議員なんてどうせ“痴呆”議員なんだから、官僚の言うとおりにしかできないでしょ。」とでも考えているようだった。もし、本気で「地方分権」だとか「地方の時代」だとか言うならば、もっと真剣に選挙を考えるはずだ。
実は、官僚は地方議会のていたらくぶりを一番ご存じで、しめしめと薄ら笑いを浮かべ、地方を、地方議会を思いっきりバカにしていることがよーく分かる。
このまま選挙をすれば、現職有利。市民も生活に追われ、選挙どころではない。
そして私たちは、『住民至上主義』への改革から取り残されいく。