そして下調べをしてから、5月20日に、再度教育委員会へ行った。
「放射線量のデータは取ってるんじゃないですか?」と詰め寄る私に対し、教育委員会のスポーツ体育課では、「教育委員会が市より先走ってやるのはどうかと思う。先走ってやるのは職員としてどうかと思う。機械の取り扱い方も分からない。教育委員会が機械を買うかどうかもまだ決まっていない。」とのらりくらり。加えて、「日本の基準は世界の中でも厳しいんですよ。20mSvは世界基準より低いですから」とか「国とか県が出している安全基準の中で暮らしているから大丈夫です」とスポーツ体育課のクガ課長はのたまった。そこで、「私は国や県のいう安全基準は大丈夫だとは思っていません。桐生市として、計測してほしいと言っている。でも、消防ではガイガーカウンター持っているんじゃないですか?計測してるんじゃないですか?」と言ったら、<font color="#ff0000">「そういえば、消防は一昨日くらいに、やっているかも・・・」</font>とちょろっと吐いた。
その足で消防へ行き、確認すると、<font size=5 color="#0000ff">教育委員会の依頼で</font>、5月13日(金)には市内の公立小学校と中学校で、5月16日(月)には市内の公立保育園で計測している。消防と教育委員会の職員とで2班に分かれ、地上1センチと80センチで計測している。消防の調査に同行した職員の名前も聞いた。そして<font size=5 color="#0000ff">データは教育委員会が持っていった</font>という。