2011年06月04日

第2弾南相馬市支援雑感(1)

南相馬市でお会いした新潟の井上さんの被災支援雑感を紹介します。現地の様子が良く分かります。

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今回は瓦礫も徐々に地元の有志が動きだし、それが雇用に繋がる事を願いそれ以前の冷蔵庫やエアコンの未設置が気になりつつ現地入りしました。3月から居る強者仲間から情報収集もしたかったしいろいろ聞いて回った。後半の避難所生の声作戦(?)を書けば、毎朝原町2中の玄関外の喫煙所に行くといろいろお話を聞ける事が分かった。消灯が早いから起きる時間も早い。なので4時に行ける様毎日行って仲良くなってお話が聞けました。

小高区の人は原発の補償と一時帰宅の簡便さが問題、崩れた屋根もそのままだしどうなるか見込みもさっぱり分からない。市に行くと「それは県へ」、県では「国へ」もう全てが責任逃れでみんな疲労しきっています。

また津波で家族や親族を亡くした人もいる。その天災と原発事故の人災がごちゃ混ぜになっているのに良く持ちこたえているのは数人のまとめ役さんでした。僕はそう感じた。しかし、家族は埼玉や千葉に疎開し1世帯140万のお金は自分の小遣いガソリン代数万を残して仕送り。なんも無いですよ。それでは自棄酒も呑みたくなるでしょう。僕に置き換えればそうなるし、そう言う人もいる。そこに様々な声が上がるはずなのに答えないのが行政の事務局の役人でした。

数日居るうちに僕は帰れば部外者なので、避難所人が言うと今後の気まずい避難所生活も防げます。そこで物資や様々な問題が本当に覚えきれないほど出ました。

いまは原町区を始め小高区以外は車も走り店も再オープンし始め活気を見せている様に感じますが、全国から集められた物資や義援金。どうなっているのか!物資については事務局が商工労政課に市民の声を吸いあげて無い事はその場で電話をしてもらったので分かりました。事務局を運営している社会福祉課では「え?!その様な声は聞いてないですよ!」と部下の監理不行き届き始末。

公務員は給与をもらい仕事をしているのです。公務員としての職務の意味は民間で賄えない社会保障を住民に提供する事です。そして公務員の給与は血税から支払われて来たのです。自分たちの給与はどこから来ているのか。まったく考えていません。市は県に、県は国に、陳情行政の中央集権化が個々に見えるのです。
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第2弾南相馬市支援雑感(2)

避難所ややっと当選した仮設住宅が誠にお粗末過ぎる!住民のニーズは吸い上げないし、VCで僕みたいな活動を行っても良いのですが全国社会福祉業議会の指導が入ったところはなんかおかしい。6月1日以降は、ボランティアの災害支援車両も公式な社会福祉協議会の証明でないと受け付けなくなりました。それは災害対策本部で、県からの指導だとハッキリ聞きました。・・・なんかオカシイですよ。僕が毎朝聞いて来る話がVCに届いていない。それよりもゴーヤの種まきが優先なんて。全国から集まった支援物資です。それを聞いて回るボランティアが居ても良いはずです。でもそう言う輩は追い出されているのは不思議でしょうがない。全部とは言わないし、職員も汗を流してくれる住民第一のVCもあります。でも、そこで被災者が不利益を被るのであれば、なんかおかしいですよね。

あくまでも僕の予想、今回知り合ったボランティアの予想ですが夏過ぎまでが支援者受け入れで閉じてしまうのではないかと、そんな意見は結構ありました。なので現場に行き見聞きしてニーズを聞いてVCに反映させる様お願い出来ればと思います。出来ない時はそれでも良いです。この復興はまだまだ、作業は70%、現地の方と心を繋いで継続的なニーズを拾える様な事が出来れば自分自信の糧にもなり、持ち帰り地元で話せば防災意識も高まります。被災地のストレスも限界な時期ですので日々変わるニーズを知れば半年後1年後のイメージも出来ます。そんな事を思いつつ南相馬支援第2弾雑感でした。
-----------(以上、雑感のツイートをまとめました)---------------

国や自治体が全く当てにならない今日この頃、被災している方々を、どう支援したらいいのか。井上さんのレポートから、再考したいです。

井上さん、現地では大変お世話になりました。井上さんのおかげで南相馬で本当に大変な状況に追い込まれている方々の声を伺うことができました。正直、ショックでした。でも、本当に貴重な体験でした。ありがとうございました。

ギター、また聞かせて下さいね。
posted by 由紀 at 10:09| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第2弾南相馬市支援雑感(2)

避難所ややっと当選した仮設住宅が誠にお粗末過ぎる!住民のニーズは吸い上げないし、VCで僕みたいな活動を行っても良いのですが全国社会福祉業議会の指導が入ったところはなんかおかしい。6月1日以降は、ボランティアの災害支援車両も公式な社会福祉協議会の証明でないと受け付けなくなりました。それは災害対策本部で、県からの指導だとハッキリ聞きました。・・・なんかオカシイですよ。僕が毎朝聞いて来る話がVCに届いていない。それよりもゴーヤの種まきが優先なんて。全国から集まった支援物資です。それを聞いて回るボランティアが居ても良いはずです。でもそう言う輩は追い出されているのは不思議でしょうがない。全部とは言わないし、職員も汗を流してくれる住民第一のVCもあります。でも、そこで被災者が不利益を被るのであれば、なんかおかしいですよね。

あくまでも僕の予想、今回知り合ったボランティアの予想ですが夏過ぎまでが支援者受け入れで閉じてしまうのではないかと、そんな意見は結構ありました。なので現場に行き見聞きしてニーズを聞いてVCに反映させる様お願い出来ればと思います。出来ない時はそれでも良いです。この復興はまだまだ、作業は70%、現地の方と心を繋いで継続的なニーズを拾える様な事が出来れば自分自信の糧にもなり、持ち帰り地元で話せば防災意識も高まります。被災地のストレスも限界な時期ですので日々変わるニーズを知れば半年後1年後のイメージも出来ます。そんな事を思いつつ南相馬支援第2弾雑感でした。
-----------(以上、雑感のツイートをまとめました)---------------

国や自治体が全く当てにならない今日この頃、被災している方々を、どう支援したらいいのか。井上さんのレポートから、再考したいです。

井上さん、現地では大変お世話になりました。井上さんのおかげで南相馬で本当に大変な状況に追い込まれている方々の声を伺うことができました。正直、ショックでした。でも、本当に貴重な体験でした。ありがとうございました。

ギター、また聞かせて下さいね。
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2011年06月03日

第1回 報酬審議会報告

昨日傍聴した報酬審議会について報告します。

H13年に行われて以来、10年ぶりの報酬審議会。社会状況が全く不安定で官民格差が拡大しこれに対する市民(ひいては国民)の批判の声高まる中、報酬審議会が開催されたことに、市民の期待は大きいと思います。

昨日は、市長のあいさつや委員の自己紹介が行われ、資料が配布され審議に入りました。会議に入る前、今回の報酬委員会を傍聴を許可するか、会議録をどのように公開するかが密室で検討されました。

委員の中には、「傍聴はマスコミだけに」と主張する委員もいましたが、多数決で『傍聴OK』となりました。時代遅れの委員さんもいるようですが、そうでない委員さんが多いようで安心しました。また、会議録については、委員会の「要旨だけ」、「発言委員の名前を伏せたもの」、「発言委員の名前を明記したもの」から選択。(「要旨だけ」だなんて、ありえないでしょー!委員の名前を伏せる?責任とらんのかい?なんじゃそりゃ?!)とドアの外で憤慨していました。会議室の中では「公募なので、名前明記で」と主張する委員さんもいましたが、どこかの団体から選出された委員さんたちは「困る」(←なにが?!)と主張され、結局誰が発言したかわからない会議録を作ることになりました。

審議に入り、「さすが!民間!」とまさに民間企業の視点や専門のお仕事(税理士)の視点からの質疑が行われました。ただ、事務局(市の職員と議会事務局職員)は、“地に落ちた現実の情報”や“都合の悪い・言い難い情報”は出しにくいようですから、そういう情報は、このブログ上で遠慮なく発信していきます。

全国に先駆けるような、市民目線の、国民目線の答申を市長に提出してくださることを期待しています!
posted by 由紀 at 11:21| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第1回 報酬審議会報告

昨日傍聴した報酬審議会について報告します。

H13年に行われて以来、10年ぶりの報酬審議会。社会状況が全く不安定で官民格差が拡大しこれに対する市民(ひいては国民)の批判の声高まる中、報酬審議会が開催されたことに、市民の期待は大きいと思います。

昨日は、市長のあいさつや委員の自己紹介が行われ、資料が配布され審議に入りました。会議に入る前、今回の報酬委員会を傍聴を許可するか、会議録をどのように公開するかが密室で検討されました。

委員の中には、「傍聴はマスコミだけに」と主張する委員もいましたが、多数決で『傍聴OK』となりました。時代遅れの委員さんもいるようですが、そうでない委員さんが多いようで安心しました。また、会議録については、委員会の「要旨だけ」、「発言委員の名前を伏せたもの」、「発言委員の名前を明記したもの」から選択。(「要旨だけ」だなんて、ありえないでしょー!委員の名前を伏せる?責任とらんのかい?なんじゃそりゃ?!)とドアの外で憤慨していました。会議室の中では「公募なので、名前明記で」と主張する委員さんもいましたが、どこかの団体から選出された委員さんたちは「困る」(←なにが?!)と主張され、結局誰が発言したかわからない会議録を作ることになりました。

審議に入り、「さすが!民間!」とまさに民間企業の視点や専門のお仕事(税理士)の視点からの質疑が行われました。ただ、事務局(市の職員と議会事務局職員)は、“地に落ちた現実の情報”や“都合の悪い・言い難い情報”は出しにくいようですから、そういう情報は、このブログ上で遠慮なく発信していきます。

全国に先駆けるような、市民目線の、国民目線の答申を市長に提出してくださることを期待しています!
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