ポレスター春日町近隣住民の会
途中までは時系列ではなく、最近のニュースを記します。
ご了承ください。
このブログは、毎日の更新に努めています。
ぜひ再々にご訪問ください。
2012年7月25日(水) 本日和解しました！
マリモとマリモ広島特定目的会社の申し入れを受け、広島地方裁判所福山支部の和解案を得て、断腸の思いで和解に踏み切りました。
このページは今月(７月)末に閉ざし、ほとんどのノボリや看板を今月(７月)末に下ろします。
そして、私たちは新しい闘いの舞台へ進みます。
闘う仲間の皆さん、市民の皆さんの長らくのご支援・ご愛読に心よりの感謝を申し上げます。
私たちの今後ともの奮闘をお誓い申し上げますとともに、皆様のますますのご健闘を心よりお祈りします。
人口減と長びく不況の中で、開発優先の政策からの転換は天下の趨勢です。
景観と住環境が護られる日を引き寄せるために、ともにがんばりましょう！！
2012年7月30日(月) 和解について 再告
２０１２年５月２３日に、マリモ(原告)とマリモ広島特定目的会社(原告)は、ポレスター春日町周辺の地主（全９名中の８名)など近隣住民９名を被告として、総額約１億１５００万円の損害の賠償を求める裁判を起しました。
２ヵ月後の７月２５日に広島地方裁判所福山支部で、原告の申し入れを受けて、同裁判所の和解案を得て、被告とポレスター春日町近隣住民の会は原告と和解しました。
近隣住民は、７月(今月)末に、以下の２つのブログを閉じ、看板やノボリを下ろします。
お早めにブログをご訪問ください。
ポレスター春日町近隣住民の会 http://cherry04.sakura.ne.jp/wiki/
福山市の新築分譲マンション「ポレスター春日町」の建設を考える http://d.hatena.ne.jp/shin-gen/
２０１０年９月下旬にポレスター春日町建築計画が示されてから、わずか２年足らずの反対運動でしたが、この間に住民は原告から４軒の裁判を訴えられました。
充実した闘いの日々でした。
ご支援くださいました多くの方々に、心よりお礼申し上げます。
近隣住民は、景観破壊・日照阻害を許さない「まちづくり」「住まいづくり」という新しい闘いの舞台へ進みます。
今後ともの奮闘をお誓いいたしますとともに、皆様のますますのご健闘を心よりお祈りします。
2012年7月30日(月) 豊かな住環境を実現をめざしましょう
現状では、マンションも戸建てもアパートも、私たちの住まいが貧しすぎます。
「一九四五年から・・・われわれは自分の家を自分の力だけで作らざるを得なくなった。(それまでは)借りて住むことができたのに、今や住むための家を自分で建てなくてはならなくなってしまった」
「日本に比べて、ヨーロッパはどうか。たとえばイギリスではチャーチル首相が、終戦直後、公営住宅法を議会に提出する。『家なくして市民なし』という有名な提案理由演説をしているように、住宅政策を戦後の復興の最重点政策にし・・・その住宅は『人間の尊厳を保ちうる・・・余暇の時間を活用できる空間を持った住宅でなければならない』とうたわれていた」
（宮脇檀『都会(まち)に住みたい』ＰＨＰ研究所。1992。56・57ページ)
一九六〇年制定の西ドイツの「連邦建築法には・・・『土地を市場の法則にゆだねれば、土地は高くなり、高い土地を買うことができない勤労者は、遠い郊外から通勤せざるを得なくなること』、しかし『都市の利便を教授しながら、・・・日光と空気と緑に恵まれた住宅は・・・必要不可欠であること』等がうたわれている。」(55ページ)
「日本の公的な住宅供給はもっぱら高層建築を主流にしているが、スウェーデンはもちろんイギリスでも、一九六〇年代に高層建築への批判が高まって以来、一九七〇年からは、公営住宅建設の主流は低層または中層集合住宅に変化した」(184ページ)
(暉峻淑子『豊かさとは何か』岩波書店＝岩波新書。1989)
人口減と長びく不況のもとで、今後の不動産価格は必ず下落します。
開発優先の政策から、景観と住環境を護る政策への転換も必然です。
建物の高さを業者の儲けに任せてはなりません。
豊かな住まいの実現は、市民の力が集まって、土地や建物に関する法律や条例を定めたり改めてこそ成し遂げることができます。
ともにがんばりましょう！！
2012年7月23日(月) ゴミ置き場の扉が少なくとも36時間開きっぱなし
入居者の責任は？！
ポレスター春日町のゴミ置き場は、近くの福山市立緑丘小学校・幼稚園の児童の通学路上にあります。
ですから、私たちはマリモに昨年12月13日の福山市(建築指導課)への斡旋の依頼からこれまで何度も、ゴミ置き場の扉を不必要なときは閉めるように求めており、マリモもその度に閉めることを約束してきました。
しかし、この約束が全く果たされません。
20日(金曜日)深夜から、少なくとも22日午前中までの１昼夜半に渉って、もう小学校も幼稚園も夏休みに入ったにも拘らず、ゴミ置き場の扉は全開のままでした。
ことほどさように、マリモの約束は全く信用できません。
加えて、21日(土曜日)はたぶんマリモコミュニティ(管理会社)の社員は不在だったのでしょうから、入居者の責任が重大です。
入居者は、敷地から敷地外へ全く出入りしないわけではないのです。
ほぼ一間四方のゴミ置き場の扉がフルオープンであっても、気になる入居者はいないのでしょうか？
もしかしたら、ご自分の部屋の扉がフルオープンでも気にならない方や、共用部分の管理には全く関わろうとしない人ばかりが、ポレスター春日町の入居者なのでしょうか？
2012年7月22日(日) 通学路･集合場所の擁壁修復を１４ヶ月放置
マリモの人命軽視、極まれり！
ポレスター春日町と南隣りのＫ氏宅との境界の擁壁は、下平管材の倉庫の解体中に壊れ、今にも崩れそうなまま東隣りのエーデルハイムＫの駐車場に数ｃｍもはみ出ています。
エーデルハイムＫの駐車場は、近くの市立緑丘小学校・幼稚園の児童の通学路・集合場所ですので、児童の安全確保の点からも昨年５月以来早急な修理を求めてきました。
以来14ヶ月。まだ何も手が打たれません。
マリモはいやしくも住宅関連会社で、人々の安全な暮らしに責任を持つ立場であるはずです。
しかし、14ヶ月も工事の責任を放棄し、児童をはじめ近隣住民の安全を脅かし、恥じることが有りません。
この一事が、この会社の人命軽視の極みの姿勢を示しています。
本当になんという会社なのでしょうか！？
2012年7月16日(月) リンクに追加
リンクに 「マリモのポレスターマンションってどうですか」
http://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/47354/
を加えました。
本当にどうなんでしょう？
ご自身の体験を聞いてほしいという方が、たくさんいらっしゃるようです。
ぜひ訪問してあげてください。
2012年7月10日(火) 朝のうちに看板・ノボリを整備しました
気になっていたのですが、生業もありますのでノボリや看板の整備が後手後手になっていました。
朝の涼しい間に、ノボリを立て替え、看板の周りの草を刈りました。
少し見苦しくはなくなったように思います。
数日中に、「裁判中」の看板を新調する予定です。
2012年7月7日(土) 新しい騒音に苦しんでいます
ポレスター春日町によって、大きな反響音を生じています。
購入予定の見学者の会話や、入居者が深夜にあげる騒ぎや声や音が反響し、近隣住民を苦しめています。
�ヾ浜�会社・管理人の名前、管理人の常駐時間、管理人不在時の緊急連絡先などを直ちに管理人室前などに明示する
�▲泪鵐轡腑鶸浜�組合が、入居者に夜中の騒音や不必要なアイドリングの禁止などの社会常識やマナーを守ることを徹底するよう、マリモ・マリモ広島特定目的会社・管理会社は管理組合及び入居者に徹底する
以上、２点を強く求めます。
2012年7月6日(金) 「光」害復活？！とんでもないことです！
6月9日(土)の項で、毎夜遅くには中央の１列が消灯され、光害が少し改善されたことにふれました。
喜んでいましたが、最近マリモから「将来はポレスター春日町の入居者(管理組合)の判断で、一晩中３列全部を点灯するかもしれない」などと言って来ました。
とんでもないことです。
マリモがマリモ広島特定目的会社の代理人として販売しているのですから、管理会社や
入居者や管理組合に、「近隣の迷惑だから(例えば23時には)中央の１列を消灯します」と伝えれば済むことです。
昨年(2011年)3月11日の大災害以来、省エネの努力は社会の要請であり、無駄な電気を点し続けるべきではありません。
全32戸中5戸しか購入されていない現在こそ、今後の購入者への徹底も簡単です。
マリモは、なんとしても責任を果たすべきです。
いつまで経ってもこのようにわがままを言い、近隣への誠意というものが全く感じられないのは、本当に企業としておとなげない限りだと思います。
2012年6月29日(金) リンクに追加
リンクに みくに幼稚園の子どもたちのお日様を守る https://sites.google.com/site/savemikuni/home/
を加えました。
幼稚園の隣りに、中央住宅(ポラス)が15階建て(45��)の分譲マンション((仮称)ライフピア柏駅前)を建築して、子どもたちの日照を奪おうとしています。
ぜひご訪問・ご支援ください。
2012年6月28日(木) リンクに追加
リンクに マンション紛争覚え書 http://ryuhsen.blogzine.jp/man/ を加えました。
ぜひご訪問ください。
2012年6月25日(月) 三度掲げる！「反対のノボリ マンション朽ちるまで」
私たちは闘いを止めません。
子々孫々まで語り継いでゆくつもりです。
2012年6月24日(日) 故･神原初恵の四七日に 「ははをかえせ」
ちちをかえせ ははをかえせ
としよりをかえせ
こどもをかえせ
わたしをかえせ わたしにつながる
にんげんをかえせ
にんげんの にんげんのよのあるかぎり
くずれぬへいわを
へいわをかえせ
(峠三吉 『原爆詩集』の「序」)
5月27日(日)の項に、当会代表の一人であった神原初恵の死去を記しました。
肝臓癌の末期と正確に認識していなかった上に、彼女が決して弱音を口にしなかったことが原因ですが、彼女を市との交渉や炎天下の座り込みに再々「動員」したことが悔やまれてなりません。
また、マリモが当会の会員たちを訴えた裁判の行くえを、夜も眠れないほど心配しており、ポレスター春日町を建築する工事が出す騒音や土ぼこりのせいで、エーデルハイムＫを退去される方や店舗が生まれて経営の困難が増したことも、彼女を苦しめ続けました。
マリモの暴挙が、彼女の命を縮めたことを痛恨の思いで告発します！
そして、峠三吉をはじめとした多くの先輩に恥じないように、資本の横暴に苦しむ人々の利益のために闘うことを宣言します。
2012年6月24日(日) 会代表、景住全国ネットに入会
会代表＝神原卓志は、高層建築物を規制する市条例や建築基準法改正の実現まで闘い続けることを決意し、景観と住環境を考える全国ネットワーク http://www.machi-kaeru.com/ に入会し、このブログを同ネットのリンクに加えていただきました。
全国の友人の皆さん、どうぞよろしくお願いします。
2012年6月17日(日) 近隣住民の会の会合にて「当面の要求」を確認
先にご案内の通り「ポレスター春日町近隣住民の会」の会合を開き、以下の「現在の要求」を確認しました。
株式会社マリモ(設計・監理・販売委託)とマリモ広島特定目的会社(建築主)は
１＝標識設置以来の対応の誤りを、近隣住民に謝罪せよ！
２＝建築基準法第99条第1号・第2号違反の建築工事(建築主が確認済証を持たない違法建築)を確認申請からやり直せ！
３＝11階建て近隣不調和、日照阻害・プライバシー侵害・夜間の光害を近隣住民に押し付ける公害マンションの脱法建設を改め、上層数階分をカットせよ！
４＝福山市への届出書のウソの記載を取り下げ、近隣住民の名誉を回復し、個人情報を正当・厳重に保護せよ！
５＝近隣住民への「スラップ(恫喝)訴訟」を止め、誠意をもって近隣住民に対応せよ！
６＝平成23年12月23日付の、ポレスター春日町近隣住民の会の福山市(建築指導課)への斡旋依頼項目の内、当面以下の諸点を早急に実現せよ！
�ゞ疥拿嗣韻魎粟�した建物に招き、プライバシー侵害・夜間の光害を実地検証させ、それに基づき近隣への対応を行なえ！
�⇔拊呂裡砲気鸞陲箸龍�界の設置に際しては、Ｋさんの声を反映したものとせよ！また、Ｋさん宅内の被害を復旧せよ！
�Ｅ貘Χ�界・西側自転車置き場のフェンスを不透明なものにし、少なくとも180cmの高さまで、ポレスター春日町の住民が近隣を覗き見ることができないようにせよ！
�ぅ─璽妊襯魯ぅ爍砲覆鼻�希望する近隣の全戸に遮光カーテンを設置せよ！照明の照度を下げたり、ポレスター春日町の敷地外に光が漏れないようにせよ！
�ザ疥戮砲惑醒呂發△蝓�側溝は農業用水路である。場内で洗車した水など有害物質を側溝に流すな！
�ι�要数の来客用駐車場を直ちに確保せよ！
(全３２戸に来客用駐車場０(ゼロ)など論外。準幹線道路への違法駐車は、交通妨害による事故発生も深刻に懸念され、近隣には迷惑千万です。)
�Д乾濕�集車に法を守らせ、西向き駐車を厳守させよ！
(ゴミ収集車の違法駐車(東方に向かって北側車線を走って来て、ゴミ置き場前で南側反対車線に移動して、東方向きに駐車)は、近隣には迷惑を振り撒き、準幹線道路の交通を妨害する暴挙であり、言語道断。ポレスター春日町の管理組合が直ちに改善しなければ、警察へ通報するなどします。)
�┫浜�会社名・管理人名･管理人の常駐時間(例えば19時までの常駐など、近隣の勤め人が連絡できる時間を含むこと)･管理人不在時の緊急連絡先などを近隣に周知せよ！
��ゴミ置き場が視界をさえぎり、エーデルハイムＫ住民の北側道路への出入りが危険になった。カーブミラーを適当な位置に設置せよ！
2012年6月14日(木) リンクに追加
リンクに
企業エゴと戦う皆様への紛争関連サイトリンク集 http://taisaku.holy.jp/chapt2/jichikai_link_funso
アルコール工場跡地マンション建設問題を考える会 http://park.geocities.jp/mansion731/
を加えました。
ぜひご訪問ください。
2012年6月13日(水) 近隣住民の会会合をご案内します
6月度の近隣住民の会の会合を、下記の通り行います。
ご多忙中と存じますが、奮ってご出席くださり、活発な会にしてください。
心よりお願いします。
《 記 》
と き：6月17日(日) 19：30〜21：00(終了予定)
ところ：春日コミュニティ館 2階会議室にて
議 題：マリモ・マリモ広島特定目的会社･山陽工業の３社に損害賠償の反訴を行う準備として、各人の要求を交流します
2012年6月11日(月) 「損害賠償」請求事件第1回公判 傍聴者31名
これまでで最も多い31名に傍聴していただきました。
ご多忙中、また蒸し暑い中をお運びいただき、まことにありがとうございました。
次回(第2回)公判では、当会側(「被告」)が訴状への反論(答弁)を行ないます。
次回(第2回)公判は
8月20日(月) 11：00〜
広島地方裁判所福山支部3階第1号法廷
で開かれる予定です。
この項は管理者の早とちり(「過剰反応」)でした 記してお詫びします
(見出し) 2012年6月11日(月) 安村弁護士らの過剰反応！！
安村弁護士らは、このブログをよう見ておられますなあ！！
昨日「法廷の入り口でお渡ししようと考えて」いると記したら、週明けの今日はたちまち裁判所を動かして噛み付いてきました。
危険物で無い限り、だれが、どこで、何を渡そうが自由であるはず。
「法廷の入り口」で当会の会員に「お渡ししようと考えて」いるだけで、無差別に配布しようと考えているわけでもないのですが、安村弁護士たちには気に入らないようです。
これは自由の侵害です。
安村弁護士らが私たちに対して本来なさらなければならないことは、マリモに私たちに謝罪させることをはじめ、他にも山ほどあるはずです！
作戦は変更しますが、秘密にします。
この項の以上の記述は管理者の早とちりでした。
記してお詫びします。
先に、1月23日の建築「妨害」禁止請求事件第1回公判後の、「裁判所玄関付近で今公判の報告と次回の打ち合わせ」の表現をめぐっての経緯がありますので、つい当方も過剰に反応してしまいました。
なお。
裁判所の事務官に今公判の前後に質問したところ、今回は裁判所の事務官が動いたのだそうです。
裁判所の事務官がたまたま10日付の当方のブログに気付いて、庁舎管理上必要と判断したので当方の弁護士に連絡したのだとか。
「たまたま気付いたのであって、日常的にブログを監視しているわけではない」といった説明でした。
2012年6月11日(月) いよいよ本(11)日 マリモとマリモ広島特定目的会社が近隣住民を訴えた 「損害賠償」請求裁判の第１回公判
本(11日(月))14時〜(20分ほど?) 広島地方裁判所福山支部3階第1号法廷にて
マリモとマリモ広島特定目的会社が、「ポレスター春日町」建設反対の看板やノボリを掲げた近隣地主など11名に1億1000万円強の損害賠償を求めた、「損害賠償」請求事件の第1回公判が上記の通り開かれます。
裁判の名による住民弾圧を許さないために、皆様の傍聴をお願いします。
2010年6月10日(日) 訴状を100部増刷しました
裁判の傍聴にお出でていただける方に、法廷の入り口でお渡ししようと考えて、訴状を100部増刷しました。
2010年6月10日(日) 福山民主商工会第50回定期総会で 第1回公判(11日)傍聴など裁判支援を訴えました
2012年6月9日(土) 光害少々「改善」！？
4月27日から始まった夜間の点灯は、オレンジ色の「電飾」のようなまばゆさで、まさしく「光害」でした。
近隣の方が、異口同音に、またことあるごとに抗議や要望をしてきました。
今夜、北･中･南と上下に３列点灯されており、中央の１条が特に強烈な電飾であったものが、その中央の１条が消灯されていることに気付きました。
もしかしたら、近隣の要望が通ったのかもしれません！？
そうであればと祈っています。
2012年6月8日(金) 「闘いは続く」
「泰平建設サンライフ足立公園なんていらない！
何度も約束を破り、地域住民を完全に無視した巨大マンション建設は許せない！」
のブログをご参照ください。
http://blog.goo.ne.jp/adachinosennin/e/d16d443cdd4e96d5cef7eb8a53ef8044
2012年6月6日(水) 市政記者クラブに訴状22部を届けました
市政記者クラブ加盟各社への訴状の配布は、神原卓志・恵子が担当しました。
6日に故･神原初恵関係の届出などで本庁を訪ねた機会に、市政記者クラブへ届けました。
これで訴状の配布はほぼ完了です。
2012年6月5日(火) マリモとマリモ広島特定目的会社の訴状の配布を進めました
2012年6月4日(月) マリモとマリモ広島特定目的会社の訴状を130部印刷しました
重大な局面を迎えた裁判の訴状ですので、訴状そのものへのご感想やご意見はもちろんですが、当会への忌憚の無いご意見を承らせていただきたく、アンケート用紙と会宛ての料金後納封筒を添えました。
「なんとしても勝利したいのです。
当会の運動の弱点や強化すべき点などをご教示ください。
添付いたしました封筒やメール･ＦＡＸでご回答ください。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。」
とお願いしました。
2012年6月4日(月) 訴状を読んで
マリモとマリモ広島特定目的会社は訴状で、近隣住民らの看板・ノボリ・近隣住民の会のニュース・ブログが工事を妨害している(4月23日に竣工したはずですが、１ヵ月後の5月23日時点でまだ現在形なのです)と主張し、看板・ノボリ・近隣住民の会のニュース・ブログの表現の「違法」性をるる説明しています(5−13ページ)。
しかし、布製のノボリや看板、紙製のニュース、電子情報であるブログが、どうして物理的に工事を妨害できるというのでしょう？
当然ことですが、全く証明できずにいます。
2012年6月3日(日) マリモとマリモ広島特定目的会社の訴状の印刷を準備しました
5月31日に裁判所から届いた、マリモとマリモ広島特定目的会社の訴状は、例によって余り中身が無いものですが、A4判58ページの大部のものです。
明(4)日印刷して配布を始め、併せて11日(月)の第1回公判の傍聴うをお願いするつもりです。
当会の「裁判関係資料第4集」になります。
今日はコピーと版下作りで過ぎました。
2ページでA3判になります。
A3判をA4判に縮小コピーして、1ページ分の版下になります。
A3判の裏表にA3判8ページ分を縮小印刷することになります。
今回は前回より20％増しの120部印刷し、配布する予定です。
2012年6月3日(日) マリモとマリモ広島特定目的会社が近隣住民を訴えた「損害賠償」請求裁判 第1回公判は6月11日(月)
「平成24年(ワ)第197号 「損害賠償」請求事件」の第1回公判は
6月11日(月)14時〜 広島地方裁判所福山支部3階第1号法廷にて
マリモとマリモ広島特定目的会社(以下「原告」)が、「ポレスター春日町」建設反対の看板やノボリを掲げた9名の近隣住民・地主など(以下「被告」)に1億1000万円強の損害賠償を求める裁判を起こした「損害賠償」請求事件。
原告が被告を訴えた「ノボリ・看板などを降ろせ！」仮処分申立事件の決定(仮処分事件の「判決」)は4月中旬に出る予定でしたが、まだ出ていません。
原告は、仮処分の決定を待たずに本訴に及び、今回の訴状で建築工事妨害に係る損害賠償請求事件(神原卓志(当会代表)他の3名が被告)との併合も主張しています。
そのため、今回の訴状に基づく第1回公判が上記の通り開かれます。
裁判の名による住民弾圧を許さないために、皆様の傍聴をお願いします。
2012年6月2日(土) 「典型的なまでのスラップ（恫喝）訴訟」とのコメントやうれしいアドバイスをいただきました
「これは典型的なまでのスラップ（恫喝）訴訟ですね」とのコメントとうれしいアドバイスを、「マンション紛争Ｑ＆Ａ」の管理人さんから頂戴しました。
※ マンション紛争Ｑ＆Ａ http://mansion.xrea.jp/
2012年6月1日(金) 近々マリモとマリモ広島特定目的会社の訴状を印刷・配布します
2012年5月31日(木) いや〜ふっかけますなあ(損害賠償請求の訴状、届く！)
本日、マリモとマリモ広島特定目的会社が、神原澄三・神原卓志(ともに当会代表)ら9名の近隣住民に損害の賠償を求める裁判の訴状が届きました。
ポレスター春日町が、近隣住民らの看板・ノボリ・ニュース・ブログのために、32戸中5戸しか売れていない(5月23日現在)と主張し、総額1億1000万円強(※)の損害の賠償を求めています。
※販売残27戸×324万円(1戸ごとの値引き予定額) など
値引き予定額は、マリモが平成24年3月までの1年間に完成在庫を値引きした額。
1戸だけですが、2600万円の値引き(これでは一体いくらで売れたものやら？もう「販売」とか「値引き」とかの言葉では表せないと思います)もありますが、それを含めた平均だと主張するのですが･･･。
いや〜ふっかけますなあ。
2600万円の値引きなど、私たちポレスター春日町の近隣の住民には全く関係は有りません。
どこかのマンションを捨て値というほどに値引きして売ったのは、自分の勝手。
だのに、自社の別のマンションの近隣住民に、よその値引きのしりぬぐいをさせる。
恥ずかしくは無いのでしょうか？
これがまともな会社であるはずがありません！
建築・販売完了までは「近隣住民が敵」、購入者の入居後は「クレームをつける入居者が敵」のゴーイングマイウェイです。
2012年5月27日(日) 神原初恵(当会代表)死去
5時45分、当会代表の一人である神原初恵が死去しました。
享年78歳。
造園業・貸家業を経営する神原澄三の妻として、華道・茶道の師範として、緑丘学区婦人会連合会の副会長として、緑と花の地域づくり、自然と潤いのある町づくりに献身しました。
人生の最後の2年半近くを肝臓がんと闘いました。
この1年間は夫・長男夫婦とともに一家4人で当会代表を務め、福山市建築指導課やマリモ・マリモ広島特定目的会社・山陽工業との交渉や、炎天下での建築現場での座り込みや抗議行動など、「ポレスター春日町」建築反対運動の先頭に立ってきました。
私たちは遺志を継いで、闘いを続けます。
2012年5月27日(日) 入居７戸？
駐車場の利用状況からみると、本日(27日)現在7戸が入居しているようです。
2012年5月26日(土) 入居４戸？
4月27日(金)にネット上で「即入居可」と公開されました。
しかし、4週間ほど経過した5月26日(土)現在4戸が入居しているようです。
今夜事情があって11時近くに通りかかったとき、4区画に駐車しているのに気付きました。
しかし、その後見上げてみたのですが、1部屋にだけ灯りが点っているのでした。
2012年5月24日(木) 「ポレスター春日町」西隣りの大型看板が復旧しました
本職の手で、直ちに復旧しました。
看板屋さん、ほんとうにありがとうございました。
2012年5月22日(火) 読書日記として
「『公害』ではなく『企業害＝私害(わたくし害)』だ･･･住民とその生活を犠牲にして利潤追求に血道をあげるなと･･･企業の考え方やり方を根本的に改めることを約束させることである」
(増岡敏和『サークル活動と大衆組織活動』東邦出版社。1977。「第六章 住民運動･組織の実際」221ページ)
ネットに公開中の「広島県福山市春日町の新築分譲マンション『ポレスター春日町』」
http://www.polestar-m.jp/324/ には、以下のくだりがあります。
「マンションギャラリーにお気軽にお越し下さい。
広島県福山市春日町の新築分譲マンション『ポレスター春日町』は、多くの利便施設が揃い、学校も近い便利で潤いある好立地に建設予定の新築分譲マンションです」
と。
近隣はせいぜい7階建ての、この地域の「潤い」を台無しにする11階建てのコンクリートのかたまりの建設。
マリモ(＝マリモ広島特定目的会社。※)は、「住民とその生活を犠牲にして利潤追求に血道をあげ」てきました。
私たち(ポレスター春日町の近隣の住民)は、マリモ(＝マリモ広島特定目的会社)の「企業害＝私害(わたくし害)」の被害者です。
※ マリモとマリモ広島特定目的会社は登記上は「別会社」ですが、実態は＝です。
2012年5月20日(日) 入居２戸
4月27日(金)にネット上に「即入居可」と公開されました(※)が、3週間経った5月18日(金)に2戸が入居しました。
時々見上げるのですが、19日の夜だけ、1部屋に明かりが点っていました。
全32戸ですが、その後の入居も有りません。
※ このブログの時間の観念は薄弱です。
上方にはいまだに「平成24年3月下旬完成予定」とありますので。
http://mansion-db.com/chugoku/34/area/1003/6964/info/
※ 5月26日現在は「平成24年3月（完成済）」と訂正されています。
5月25日の更新に際しての訂正だったのかもしれません。
何にせよ、正確に記されることは良いことです。
2012年5月14日(木) 13日当地のホテルで大火災事故。
昨(13)日朝発生した当地のラブホテルの火災の大事故について。
福山地区消防組合消防局が「人員不足で査察の手が回らない」と釈明。
福山市(建築指導課)も、昭和62年から25年間に5回建築基準法に基づく査察を行い、構造上の不備などを指摘しながら、改善報告を求めただけで改善を確認していなかったことを、「現行法では強制力がなく、制度上の問題もあった」と高橋正樹課長が釈明。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120514/waf12051423140045-n1.htm。
消防も建築指導課も、市民の安全第一に不備を補う努力をすることも仕事の内でしょうに。
大阪市を凌駕する市の幹部や市職員の「労働組合」の行状を見聞きする身からすれば、不幸にも起こるべくして起こったものとの思いがぬぐえません。
私たちが関わった「ポレスター春日町」の問題を通しても、そもそも、市民の安全などは眼中に無いのではないかと疑問に思うことも度々でしたから。
2012年5月10日(木) 9日の強風で傷んだ看板を補修しました
昨(9)日のにわかな強風のために、大型看板の足がまた傷んでいました。
うかつにも気付くのが遅れてしまいましたが、夕方気付いたので、日暮れまでの間に急いで応急手当をしました。
明日(11日)は、本格的な補修を行う予定です。
近隣の皆様にご迷惑をお掛けせずに済んだのは、不幸中の幸いでした。
2012年5月9日(水) 強風で折れたノボリのポールを補修しました
本日は4月3日に続く強風になり、当会のノボリのポールが2本折れたので、急いで補修しました。
たしかに異常気象なのですが、ポレスター春日町近辺の風の通り道が変ったことも原因の一つと思えてなりません。
茨城県の竜巻被害をはじめ、各地で異常気象による被害が続いています。
被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げます。
マリモや山陽工業をはじめとしたマンションディベロッパーや建設業者の各社も、こうしたときにこそ、本当に自分たちの活躍が求められている各地で、建設の槌音を振るえば良いでしょうに。
人びとから期待される仕事をしてこそ、企業の意気も本当に上がることでしょうし、社会的責任も果たせます。
社員の皆さんも、心底働きがいを感じることができることでしょう。
2012年5月6日(日) 「特定目的会社のたまり場」
マリモ広島特定目的会社の所在地(〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-22-10-201)に、76もの特定目的会社が「同居」しており、マリモ岡山特定目的会社もその内の1社であることに、リンクを準備していて気付きました。
航空写真で見るからには、マンションか事務所ビルの1室に、関東財務局に登録された875社(2012年3月31日現在)の8・5％強の特定目的会社が集中しているのです。
しかも、76社が登録している電話番号は11個で、その内には同じ電話番号を25社とか16社もが使っていることになります。
マリモ広島特定目的会社とマリモ岡山特定目的会社も、同じ電話番号を使っています。
本当の意味での「特定目的会社のたまり場」と表現する他、表現のしようがありません。気にならない方には、どうでもよいことかもしれませんが・・・。
契約した(したい)相手に電話したら、相手は25社の電話番を一人でこなしていた。
シャレにならないと思います。
なお。76社の名誉のために付け加えてますと、関東財務局登録分をざっと数えた限りですが、あるセンターには68社、某事務所には36社が入居しています。
とにかく、会計士の手元の「ファイル1冊が1社」申せましょうか、「ペーパーカンパニー」と呼ぶべきでしょうか？
特定目的会社とは、全く得体の知れない「会社」たちという他ありません。
その上、他社はともかく、マリモ広島特定目的会社の場合は、たった一人しかいない取締役(実質は「社長」)は青山綜合会計事務所「パートナー」の井出清彦税理士、監査は同じ会計事務所の上司(「代表パートナー」)の松澤和浩公認会計士・税理士が就任しています。
ある会社の上司と部下が、別の会社では入れ替わる。
まことに不思議な現象に思えますが、読者の皆さんはどうお思いでしょうか？
(特定目的会社届出の参照は)
http://kantou.mof.go.jp/kinyuu/touroku/touroku-todokede/todokede.pdf
http://www.fsa.go.jp/menkyo/menkyoj/tokutei_todokede.xls
(※ 青山綜合会計事務所は)
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-3-13号 神谷町セントラルプレイス6階
2012年5月6日(日) リンクも更新しました
4・5日はこれまでの記事の修正を行い、本日リンクを更新しました。
リンクも一層見ごたえがあるものになりました。
ぜひご活用ください。
2012年5月3日(木) 読書日記として
「どこかに美しい村はないか
一日に仕事の終りには一杯の黒麦酒(ビール)
鍬を立てかけ 籠を置き
男も女も大きなジョッキをかたむける
どこかに美しい街はないか
食べられる実をつけた街路樹が
どこまでも続き すみれいろした夕暮は
若者のやさしいさざめきで満ち満ちる
どこかに美しい人と人との力はないか
同じ時代をともに生きる
したしさとおかしさとそうした怒りが
鋭い力となって たちあらわれる」
(茨木のり子の詩「六月」)
2012年5月3日(木) 読書日記として
「レストランでメニューをオーダーするように、あるいはアパレルショップで服でも買うようにマンションを選んでいませんか。持ち運びのできない不動産は、見る目を養う機会が非常に少ない。それは誰しも共通している条件です。だからこそ、他の商材のどれよりも慎重に事を運ぶべきなのです。人生でおそらく最高金額になるであろう住宅。自分にとって『価値のあるなし』をもっとしっかり吟味してほしい。そう願ってやみません。」
(『理想のマンションを選べない本当の理由』(坂根康裕。ダイヤモンド社。2006)の「さいごに」(172ページ)より)
2012年5月2日(水) 裁判資料集第3集を発行
昨(1)日「ポレスター春日町建築工事に関わる 仮処分命令申立事件･裁判の主張書面･申立書など (2012年2月13日〜4月20日) 第3集」(110部)を発行し、市政記者クラブ加盟22社に配付しました。
本日から会員の皆さんへの配布を始めます。
2012年5月1日(火) 「反対のノボリ マンション朽ちるまで」
約束から2ヶ月遅れで、やっと完成しました。
日照被害は、農作物では昨年夏から、洗濯物などでは昨年秋から顕著になりました。
これまで7階建てが最高だった地域に11階建てが出現しましたので、圧迫感はすさまじいものがあります。
WEBには「春日町のランドマークに」と記されていますが、センスを疑います。
4月27日から、夜間の点灯が始まりましたが、まるでオレンジ色の「電飾」のようです。「遮光カーテンでなければ、まぶしくてたまりません」の声が交わされます。
悪気は無くとも、入居者の人たちに「覗き見」されるのでは･･･と、プライバシー被害への悩みも深刻です。「いつから入居が始まるのでしょう？まだあまり売れていないようですが、数戸でも入居されたら、こちらが照明を点けるときにはカーテンを閉めなければなりません。これまではずっと安心でしたのに･･･。」と。
会代表が経営するアパート(エーデルハイムＫ)の入居者は、この１年間で工事の騒音や日照被害を理由に4戸退出されました。
「公害マンション」ができるのではないかという不安は現実となり、その被害はいよいよ耐え難いものになっています。
ですから、私たちは闘いをやめません。
2月20日の項に続けて、この句を掲げるゆえんです。
2012年4月30日(月) 竣工の連絡も、竣工後の家屋調査の案内も無く、壊した擁壁は壊したまま――これで竣工ですか？！
一向に約束が果たされず、山陽工業の現場監督(※)は近隣住民が掛ける携帯電話にも出ないので、以下のようなメールを送りました。
「エーデルハイムＫ＝神原です。
竣工日をご連絡いただけるとの約束を果たしていただけませんが、「即入居可」とネットで案内されていますので、すでに「ポレスター春日町」は竣工済みと認識しました。
また、貴社の4月20日付の裁判所への「訴訟脱退届」などをもって、これまでのように「訴訟中だから」の言い逃れは一切許されません。
以上を指摘した上で、以下の2点を照会・要望します。
�ヾ粟�検査はいつですか？
�■法Γ圓気麒�とポレスター春日町の間の塀はいつ復旧されますか？
特に�△蓮�一刻も早い対応を要求します。
なぜなら、東端において当方との境界を越えており、壊れた不安定な部分が崩落して住民に危害を及ぼすことが予想されるからです。
(なお、万一上記の危害が発生した場合は、生じた損害やそれへの対応に要するであろう費用の全額他を貴社に請求する準備であることを、通知しておきます。)
� Ν△箸發法�貴社のＮ部長がＫ・Ｉさんに今月「16日にマリモと相談して返答します」と回答されながら、一向にご返答いただけないままになっている件です。
つきましては、5月7日を期限として、文書でＫ・ＩさんかＫ・Ｔさんか当方のいずれかにご返答ください。
上記の通り、ご連絡します。
2012年4月30日19：55。エーデルハイムＫ＝神原拝。」
(※) 同社のＮ部長は「(現場監督は)ノイローゼです」と、突き放したり居直ったり。
本当にノイローゼなら、そんな人を現場監督に据え続けたことの、上司としての、近隣住民への責任はどう自覚しているのだろう。
2012年4月29日(日) 開発者が災いをもたらす？！
昨日(28日。土)の近隣住民の会の会合で、「社長に指示されて」と私たちとの交渉に当たりながら、第2回近隣説明会(5月8日)と翌日の福山市への報告以後一切の連絡を絶った、マリモの技術本部長のＤ氏の消息が報告されました。
�＾柄阿老蠖瓩北海瓩討�り、福山市内に数棟建設された「サーパス」の開発に当たっていたこと、
�▲泪螢發琶〇鎧堝發某�棟建築された「ポレスター」開発に当たったが、南蔵王の着工で仕事が無くなったものか最近退職したこと
などです。
「ポレスター春日町」建築に際しては、近隣の「サーパス」居住者の皆さんもお困りでした。
開発者が入居者を困らせるのですから、「信義」も地を払っているという他はありません。
2012年4月28日(土) 読書日記として
『マンションは大丈夫か 住居して資産として』(小菊豊久。文藝春秋＝文春新書。平成12)より。
「いわばマンションは、企業も人口も大都市集中へと促す工業を中心とする二十世紀型の成長システムの中で、都市住宅として定着し、拡大してきた･･･この成長システムは八〇年代後半から九〇年代前半のバブル景気と崩壊によって、破綻が白日の下にさらされる。
驚くべきことは、･･･大正期からおよそ八十年という発達過程において、マンションはわずかで散発的な時期を除いて、一度も居住者の希望を叶えたことがないという事実だ。地価高騰と景気刺激策の挟間で、おもちゃの船のように浮沈を繰り返してきただけのように見える。技術革新によって設備その他はめざましい発達を遂げたが、住宅として最低限満たさなければならない広さをはじめとする空間的な快適性は、改善されないままに過ぎてきた。」(「はじめに」P.3-4)
2012年4月26日(木) 28日(土)「ポレスター春日町近隣住民の会」会合に振るってご参加ください
「ポレスター春日町近隣住民の会」の今月の会合を、以下の通り行います。
4月28日(土) 19：30〜21：00(終了予定)
春日コミュニティ館2階会議室にて
(昨年の2度の説明会などで使用してきた、いつもの部屋です)
当方の弁護士の皆さんと、今後の公判や当方からの損害請求の準備の会合を5月中頃に持ちます。
その会合の準備として、28日と来月12日(土)の2度の「住民の会」の話し合いを予定しています。
皆様お誘い合わせにて、奮ってご参加ください。
春日町6丁目の、ユウベルグループ(平安閣)の「グランセーレクレア」解体工事の騒音にお悩みの皆様、
南蔵王町5丁目の、「ポレスター南蔵王」建設工事の騒音でお悩みの皆様
のご来場も、心より歓迎します。
2012年4月25日(水) 「変更申立書」を一読 マリモ･マリモ広島特定目的会社の「情熱」に脱帽です！
当方の弁護士から、4月23日(月)の項に記しました「変更申立書」のコピーをいただきました。
他の裁判関係書類と合わせて、今日･明日にも、いつもの通り100部ほど印刷してマスコミや当会の皆さんに配布します。
一読しましたが、どうやら山陽工業は当会代表たちから357万円の「損害」を蒙ったと主張しており、マリモ広島特定目的会社に支払いを請求したようです。
そして、マリモ広島特定目的会社は、山陽工業に請求額を支払って(山陽工業の当会代表たちへの債権を買い取って)、当会代表たちに請求するという構図のようです。
ですから、マリモ広島特定目的会社の支払いに際しての気前の良さ、山陽工業が請求額を回収する見事さは、なんと賞賛したものでしょう！
「天下一品」という以外の言葉を知りません！
マリモとマリモ広島特定目的会社(何度も記しますが、実質は十分には窺い知れませんが、形式的には全くの別会社です)の「情熱」に、すっかり脱帽です！
でも、この「情熱」、本当はもっと別のことに向けられるべきだと思います！
例えば、一昨年(2010年)9月にマリモの社員が近隣住民に説明資料を配布した際に、近隣34戸中のたった3戸を訪問しただけでお茶を濁しました。
しかし、再三全戸を丁寧に訪問して説明を尽くすことなどにこそ、こうした「情熱」は発揮されるべきだったのです。
近隣住民への敵対にのみ、こうした「情熱」を発揮する姿は、真の意味での「民暴」という他はありません。
2012年4月24日(火) 私たち近隣住民も、損害賠償請求の検討を始めます
「ポレスター春日町」の建物が完成し、昨(23日)夜からマリモコミュニティの管理人が駐在することになった模様です。
今月末にも入居が始まるようですので、私たち近隣住民も確定できる部分から損害賠償の請求を検討していきます。
今月28日(土)の「住民の会」は、それに向けても一歩踏み出すつもりです。
2012年4月23日(月) 建築工事妨害禁止請求事件第3回公判＝損害賠償請求事件予備公判！？
裁判所に出かけると、今回も当地の裁判所で最大の第1号法廷に、法廷が変更されていました。
前の裁判が延びたために、14時50分〜15時7分まで、建築工事妨害禁止請求事件の第3回公判が開かれました。
本日もご多忙中を大勢の皆さんが傍聴にお越しくださいまして、まことにありがとうございました。
マリモ･山陽工業が、4月20日付で訴えを変更しました。
建築工事妨害禁止請求は、損害賠償請求に変り、原告も山陽工業が引いて、マリモ広島特定目的会社が出てきました。
訴えの変更というよりは、全く別の訴えになったというのが実態ですし、今日の裁判は「損害賠償請求事件の予備公判」というべきものでした。
しかし、マリモの損害額は現時点で確定していないのだそうです。
原告が変わり、現時点で損害額が確定しないのに「損害賠償請求」に切り替えるという、これほど大規模な裁判の変更が許されるのでしょうか？
「訴権の濫用」の最たるものではないでしょうか？
たぶん、本当に稀なことだと思われます。
次回の公判は、
6月11日(月) 14：00〜
広島地方裁判所福山支部3階 第1号法廷(たぶん)にて
行われます。
マリモ･マリモ広島特定目的会社の側は、次回公判の1週間前を目処に、主張を提出することになりました。
次回公判は、その弁論となります。
ふるって傍聴にお越しください。
2012年4月22日(日) いよいよ明日(23日。月) 建築工事「妨害禁止請求」事件 第3回公判 ふるって傍聴にお越しください
マリモと山陽工業が私たち近隣住民を訴えた、建築工事「妨害禁止請求」事件の第3回公判が、
4月23日(月)14：40〜15：00(予定)
広島地方裁判所福山支部3階 第2号法廷にて
に行われます。
ふるって傍聴にお越しください。
2012年4月20日(金) マリモ･山陽工業の代理人＝安村和幸弁護士は
名勝鞆の浦の埋立･架橋を強行しようとした広島県の代理人でした
20日、会代表夫婦は広島高等裁判所で開かれた「鞆の浦埋立･架橋問題」の裁判の進行協議を傍聴しました。
世界遺産級とも言われる名勝＝鞆の浦を埋め立て・架橋を推進していた県側の代理人の弁護士の中に、マリモ･山陽工業の代理人で広島銀行の顧問弁護士の安村和幸弁護士らしき人の顔を見つけて驚きました。
帰宅して、ネットで「鞆の浦の世界遺産登録を実現する生活・歴史・景観保全訴訟」のホームページ http://tomo-saiban.net/site49.html にアクセスして、やはり被告＝県(代表は藤田雄山前知事)の代理人の弁護士中の２番目に同弁護士の名前を確認しました。
色々と納得することが多いことです。
なお。この裁判では原告(住民)側の弁護士に日置雅晴弁護士(早稲田大学法科大学院教授。「景観と住環境を考える全国ネットワーク」代表)が居られ、20日の進行協議のために来広され、協議後広島県弁護士会館で開かれた報告集会でも発言されました。
会代表は日置弁護士にご挨拶しました。
(「景観と住環境を考える全国ネットワーク」http://www.machi-kaeru.com/)
2012年4月19日(木) 21日に予定していた会合を28日に延期します
代表の家族の病気のため、21日(土)に予定していた「ポレスター春日町近隣住民の会」の今月の会合を、28日(土)に延期させていただきます。
4月28日(土) 19：30〜21：00(終了予定)
春日コミュニティ館2階会議室にて
(昨年の2度の説明会などで使用してきた、いつもの部屋です)
急な変更で、まことに申し訳ございません。
ご容赦くださいまして、ぜひ奮ってご参加ください。
2012年4月18日(水) 23日(月)＝建築工事「妨害禁止請求」事件 第3回公判のご案内
マリモと山陽工業が私たち近隣住民を訴えた、建築工事「妨害禁止請求」事件の第3回公判が、
4月23日(月)14：40〜
広島地方裁判所福山支部3階 第2号法廷にて
に行われます。
何度もご案内して恐縮ですが、住民が建築工事の中止を求めて建築主や施工会社を訴えることは全国でも少なくありませんが、その逆は全国でも稀ですし、たぶん福山市では初めてのケースです。
この数年、冤罪事件の再審において、被告と支援者の奮闘が実を結んで、無罪の判決が相次いで出されています。
私たちの事件も、マリモと山陽工業の住民「弾圧」とも言うべきものです。
大勢の方々に私たちの事件を知っていただき、裁判を監視していただきたいと願っております。
お誘い合わせて、ぜひ傍聴にお越しください。
2012年4月16日(月) 読書日記として
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」。
宮沢賢治の有名なこの言葉は、『グスコー･ブドリの伝記』(羽田書店、昭和16年)の箱に記されている言葉だということを、お恥ずかしい限りですが、今日初めて知りました。
2012年4月15日(日) 18日(水)にも水道工事 住民に更に片側通行を強要！ マリモと山陽工業に説明を求めます！！
マリモと山陽工業は、現場監督の「外部での工事が14日までに完了する」という約束を守らず、18日(水)にも水道工事を行う予定です。
この日は、近隣住民や通行者に、更に片側通行を強要しようとしています。
この間１ヶ月以上も、近隣住民や通行者への通行規制が強要されています。
そのため、東隣りのエーデルハイムＫでは、道路での渋滞や停車を避けようとする自動車が駐車場を通り抜ける事態が相次いでおり、住民はいつ自動車事故が起こることかと心配しています。
3月12日の項にも記しましたが、この日道路を全面通行止にして行われた水道工事は一体何だったのでしょう！？
一体どんな段取りで、何をしようとしているのでしょう！？
マリモと山陽工業に説明を求めます。
2012年4月14日(土) ポレスター春日町近隣住民の会の、今月の会合のご案内
4月21日(土) 19：30〜21：00(終了予定)
春日コミュニティ館2階会議室にて
(昨年の2度の説明会などで使用してきた、いつもの部屋です)
ぜひ奮ってご来場ください。
2012年4月13日(金) １ヶ月強振りに、マリモ･山陽工業による道路の占拠が終わる予定です
4月13日に、ポレスター春日町の北側の、はめ残りの溝蓋が置かれました。
3月12日の項で触れた、水道工事のための道路封鎖からでも１ヶ月強ですが、実際はその以前のガス管工事の時から赤いポットが置かれ続けていました。
16日にはマリモによる2回目の完成検査が予定されており、やっと道路の占拠が終わろうとしているわけです。
公道をなんと心得おる！！
2012年4月13日(金) 今日から結婚式場の解体で大音響！！
ポレスター春日町近隣の住民は、やっとポレスター春日町の建築工事の騒音から解放されると安心していました。
ところが、今朝から300ｍほど離れた(春日町6丁目31)、ユウベルグループ(平安閣)のグランセーレクレアの解体工事が始まりました。
3台の重機が工事現場を動き回り、1台は解体する建物を叩き続けており、午後6時過ぎまで大音響が途切れることなく続けられるました。
こうした工事が、2週間以上も続けられると噂されています。
しかし、道を隔てたお隣りは広島大学附属福山中･高等学校で、今日は入学式から１週間後の金曜日で、もちろん一日中授業がある日です。
�，覆次△擦瓩峠婬戮澆覆紐惺擦竜拔抜�間に工事を行なうなどの配慮がされないのでしょうか？
�△笋呂蝓∧原�･住宅地域にはコンクリート製の建物は不釣合いなのかもしれません。
� Ν△箸發法�大きな疑問として残ります。
皆さんはどうお考えですか？
2012年4月9日(月) 読書日記として
「マンション建設問題、速報と相談の受け付け」http://www2.ocn.ne.jp/~fn.tn.99/
を運用される、「紛争110番」代表の根来冬二さんは、『マンション建築紛争解決ノウハウ 徹底抗戦・増補版』(築地書館。2003)の著者でいらっしゃいます。
同書の前身である『住民紛争のたたかい方 解決へのノウハウ』(三一書房。1998)の「まえがき」(1〜2ページ)に、以下が記されています。
「最近は小規模の住民紛争があらゆる地域で起こっている。その内容は、マンションにかかわるもの、スーパーや高層ビルの建設、行政の施設、携帯電話の中継塔、高圧線、ミニ産廃施設、鉄道の高架化、駅前開発、宅地開発、自然破壊など、例を挙げたらきりがない。そして、それらは平和的に暮らしてきたあなたにも必ず起きる。
(中略)
では(建築紛争が―引用者注)起こったらどうするか。あなたは断固抗議し、不法または非常識を訴えるから大丈夫と思い込んでいるだろう。ところが現実は、私の見てきた一〇〇以上の紛争では、住民はほとんどの場合、相手の手玉に取られて、見るも無残な敗退をしている。四〇代から七〇代までの大の男や女たちが、である」と。
手玉に取られないためには、なにより団結した闘いが必要です。
当地などでは、ずいぶんと夜も暖かくなってきました。
夜のそぞろ歩きで、住民の会に気軽(身軽)に足をお運びになられてはいかがでしょう！？
2012年4月7日(土) 大型看板3枚を修繕しました
4月3日の項で触れた通り、春の嵐で大型看板5枚が倒れたりしましたが、今日午前中に3枚を復旧しました。
私たちの看板は
「日照障害や風害・地盤崩壊などで被害を受ける近隣住民が、発生の可能性を承知で購入した人を訴えることは法的に可能です。
この掲示板の趣旨は、購入者となるあなたも損害賠償請求を受ける可能性があることを、購入者であるあなた自身が知る権利を保障したものです。」
というものです。
今日午後には、入居者の内見会が予定されていました。
マリモはお客様たちに「近隣住民と近々和解する」などと大ウソの説明をしているようですから、内見会に間に合って幸いでした。
参加されたお客様方に、私たちの意志をはっきりお伝えできたことでしょうから。
なお。
同じく4月3日の項で触れました通り、あと2枚の看板の新調に際して、デザインなどを13日24時まで公募しています。
奮ってご協力くださいますよう、心よりお願い申し上げます。
2012年4月7日(土) 山陽工業が溝蓋個数の発注ミス！！来週も道路の不法占拠を続行！！
3月30日の項で触れた通り、現場監督は今日(4月7日)までに、外部の機械使用工事の完了を約束していました。
が、また約束をほごにしました。
正午近くの時点で、北側駐車場と道路をつなぐ溝蓋の3分の1ほどが置かれていないので、現場監督に問いただしました。
その答えを総合すると、
�々続犬慮朕瑤魎岼磴┐独�注したため個数が不足していること、
�△修侶覯漫∈Ｆ�中には工事は完了せず、今夜はもちろん、工事を休む明日(日曜日)も、明後日(月曜日)以降も、依然として道路占拠の不法行為が継続されることが明らかになりました。
��しかも、いつ不足分の溝蓋が納入されて、工事が完了するのか判らないといいます。
ずさんさも極まっており、ほんとうにアンビリバボーの限りです。
大人同士の約束って、こんなに軽く扱われて良いものでしょうか？！
こんな無責任な企業体質って、私は初めて接します！！
2012年4月5日(木) ここにもマンション業者の信義違反が！！
「イングス郡山ＰＡＲＴ�掘廚侶�設に反対する近隣対策委員会のホームページ
http://gracia-com.holy.jp/index.html
にアクセスして、住民の訴えをご覧ください。
2012年4月4日(水) 「ポレスターのブランドキャラクター・瀬戸朝香さん」？！
「ポレスターのブランドキャラクター・瀬戸朝香さん」などと
http://www.marimo-ai.co.jp/brandcm/
などで紹介されています。
しかし、この女優さんはもちろん設計者でも施工者でもなく、ポレスターマンションの品質には全く無関係のはずですよね。つまり、「ブランドキャラクター」などというたいそうな方では全くなく、実際は単なるＣＭの出演者ですよね。
「資本主義社会だから」・「マリモが消費者に伝えたいことを演技しているだけだから」と割り切ってしまいたいと思うのですが、そのように割り切れない思いが残ります。
マンションは、「衣食住」という人間の生存の基盤の「住」に関わるもの。また、ほとんどの市民にとっては一生に一度の買い物ですから。
マンション業者は販売競争では純粋に品質で勝負すべきですし、タレントもめったな出演は自粛すべきでしょう。
自らのガイドラインを持たないままＣＭに出演することは、ある意味ではサラ金のＣＭ出演者以上に、無責任で罪作りだと思います。
実際、福山市でマンションのテレビＣＭを見る限り、有名タレントを起用したＣＭは、マリモのポレスターマンションだけだと思います。
マンション業者の次の言葉に、わが意を得たという思いです。
「高いギャラを払うなら、その費用でマンションの内容を良くしたり、価格を1円でも下げたりしてくれたほうがありがたい」と購入者は考えている、と。
(碓井民朗『買っていい一流マンション ダメな三流マンション』(ダイヤモンド社。2006。50ページ)。
2012年4月3日(火) 春の嵐で大型看板5枚が大破
看板の新調に際して、意匠をネットで公募します！！
3日の春の嵐で、大型看板5枚が壊れました。
(そのあおりで、ポレスター春日町北向かいの会員さん宅のアルミ製フェンスも壊れ、大変なご迷惑をお掛けしました。
心よりお詫び申し上げます。)
4日は、関東以北で冷え込みや大雨も予報されています。
皆さんのご無事をお祈りします。
予想以上の強風が長時間続きましたので、当会会員有志は嵐の中で、壊れた看板･フェンスの片付けにおおわらわでした。
壊れた看板が飛散して、近隣や通行中の人や車両に迷惑が掛かることが無いようにと。
壊れた看板は、もう１年近くもずっとがんばってくれたのですから、杭などがずいぶんと劣化していたのでした。
一部は修繕し、一部を新調して、改めて掲示します。
今回の看板の新調に際して、意匠をネットで公募します！！
看板の大きさは縦160cm横300cm、地上から看板の上端までは300cmです。
採用分には薄謝を進呈させていただきます。
4月13日(金)24時までに
shiawase@fkym.enjoy.ne.jp 宛のメールへの添付ファイルや
721-0907 広島県福山市春日町5-13-10 ポレスター春日町近隣住民の会宛の郵便で
奮ってご応募・ご協力ください。
マリモは、ポレスター春日町東壁面に、4月2日に「モデルルーム好評公開中」という、横1m縦15mほどの巨大な垂れ幕を取り付けました。
そうした時期に反対運動の看板が壊れたこと、また良いものを新調したいとの思いもあって、今月半ばごろまで反対運動の看板を掲示できないかもしれないのが残念です。
2012年4月2日(月) ブラックジョーク？！
マリモが3月30日にコーポレートサイトをリニューアル。
立ち寄ってみたら、http://www.marimo-ai.co.jp/tsunagari/message/
に遭遇しました。
これって、2月27日(月)の項でも触れた、マリモの
経営理念 http://www.marimo-ai.co.jp/marimo_sp/index.html
個人情報保護指針 http://www.marimo-ai.co.jp/privacy/privacy.html
と同じレベルのブラックジョークでしょうか？！
それとも、エイプリルフール？！
2012年4月2日(月) 読書日記として
ミステリーの登場人物の一人の言葉です。
「21階建てといえば、百メートル以上の高さでしょう。」
(森真沙子『雪女の棲む館』より。
講談社ノベルス、新書判、昭和61。日本文芸社＝日文文庫、文庫判、平成10。ともに9ページ)
各階の高さは5m近くと理解されているようです。
ポレスター春日町は11階建てですが、高さは32・8m。1階は最大天井高2・7m、2階以上も階高3m有り無し。
ポレスター春日町建築反対運動に関わるまで、私もマンションの高さなどには無関心でしたが、マリモは無関心であってはならないはず。
それなのに
http://www.polestar-m.jp/324/
などでも階高に一切触れないのは、なぜでしょう？！
2012年4月1日(日) 市議選始まる！ 市民本位の街づくりに尽力する市議の誕生を！！
8日(日)投票で、福山市議会議員選挙が始まりました。
市民が福山市政から疎外されていること、福山市政が市民に温かくないことは市民の周知の事実です。
笠岡市・井原市・尾道市などの近隣と比較すれば、市民が肌身に感じることができるはずです。
市政が悪いのは、私たちが政治の選択を誤っているからです。
4年に一度のChange！のとき、Chanseのとき！です。
よく見極めて、市民本位の街づくりに尽力する市会議員さんを大勢誕生させたいものです。
2012年3月30日(金) 「完成検査」って一体何？！
26・27・28日(今週の月曜〜水曜)でマリモの「完成検査」が終わったとたんに、木曜・金曜(今日)に、ショベルカーの削岩機で大音響をたてながら、長さ45m幅60cmも掘り返される前面道路の道路側のアスファルト。
建築工事が完全に終わったから「完成検査」を行うのではないのでしょうか？！
施工業者(山陽工業)の現場監督と問い詰めると、「私は数日間内側の作業ばかり指示していたので、外側の工事の段取りが判りません」・「今日は西側に生コンを流しますが、東側に生コンを入れるのは、いつか判りません」と、のらりくらり。
「マリモや山陽工業が『工事の妨害』だと主張していた行動を私たちが行わなくなってからでも、半年以上も経ったではないか」・「一体いつ平穏な街を私たちに戻してくれるのか」と詰め寄ると、「来月7日までには外側の工事は終えます」と応えました。
「8日には新学期が本格的に始まるのだから、絶対に実行するように」と要望しました。
それにしても、「完成検査」って一体何？！と思います。
山陽工業にとって大事で、山陽工業が配慮しなければならない相手は、マリモだけなの？！とも思います。
近隣に配慮し段取り良く、近隣に祝福されながら内も外も工事を完璧に完成させて、「完成検査」なさってはいかがでしょうか？！
2012年3月26日(月) 建築工事「妨害禁止請求」事件 第3回公判
4月23日(月)14：40〜
広島地方裁判所福山支部3階 第2号法廷にて
お誘い合わせて、ぜひ傍聴にお越しください。
2012年3月26日(月) 読書日記として
2月26日(日)の項でご紹介した、『マンションは大丈夫か 住居として資産として』(小菊豊久。文藝春秋(文春新書)。平成12)を再読しました。
2012年3月23日(金) 分譲価格の、この乱高下はなぜ？
以下の価格の変遷に、目を疑いました。
2011年(昨年)4月1日〜5月中旬ごろ 2,060万円〜3,060万円
6月2日〜30日のマンションギャラリーへの訪問キャンペーンのチラシ 2,060万円〜3,010万円 (最多価格帯2,200万円台(3戸)･2,500万円台(3戸))
8月1日〜30日のマンションギャラリーへの訪問キャンペーンのチラシ 2,220万円〜3,010万円 (最多価格帯は同上)
本日(2012年3月23日) 2,160万円〜3,060万円 (最多価格帯2,200万円台(4戸))
最低価格で最大160万円(7･5％近く)、最高価格でも50万円(1･5％近く)も異なります。
(因みに、
管理費＝8,630円/月〜9,910円/月
修繕積立金＝5,890円/月〜6,770円/月
修繕積立基金＝330,490円/一括〜379,500円/一括
は、調べた限りのいつでも同額が記されています。)
ポレスター春日町の分譲価格の、この乱高下は一体なぜなのでしょう？
これが、マンションの分譲価格の常識なのでしょうか？
もし、これがマンションの分譲価格の常識なのだとしても、それはきわめて不可解なことですね。
なぜなら、そもそも施工会社(建築会社)に建築を請け負わせた時点で、土地代＋建築費という基本的な原価は決まったのですから、この時点で、分譲価格も、建築主の利潤もおおむね決まるはずですから。
とにかく本体価格を安く見せる手管と併せて、お客様の一生に一度の買い物の夢をもてあそんでいませんか？
お客様には、100万円単位で、しっかり値引きを要求する根拠があるということでしょうか？
2012年3月23日(金) この平坦地で、若い世代に、32戸に1台の、電動アシスト自転車のレンタル？！
マリモのホームページ→物件概要→ポレスター春日町(http://www.polestar-m.jp/324/)とたどると、
「ショッピング施設、ホームセンター、病院、レストランなど暮らしをサポートする施設がロードサイドに集積する春日町エリア」で、「入居者だけがご利用できる環境と健康に配慮した電動アシスト自転車を1台(予定)ご用意。お買い物やお子様のお迎えなど、ちょっとしたお出かけに便利です」
と紹介されています。
しかし、「暮らしをサポートする施設が･･･集積する」平坦地に、「お子様のお迎え」が予想される若い世代に、全32戸に対して「電動アシスト自転車を1台(予定)」用意されたからといって、何の意味があるのでしょうか？
入居者のどなたがレンタルできるかをめぐる、紛争の種がまかれるだけではないでしょうか？
2012年3月23日(金) 縦列2台の駐車料金が、近隣の2台分の駐車料金より高いとは！
3軒のみ用意された縦列2台の駐車料金は、月額13,000円の予定とか。
上記の「電動自転車」の項でも触れましたが、子育て世代も含めた若い世代を中心とした32戸で、2台の駐車場を持つ世帯が3軒のみとは、あまりに不自由です。狭い土地への無理な集中が、入居者に不便を押し付けていることは否定できないでしょう。
しかも、敷地内に縦列ででも2台を止められるのは便利なようですが、縦列の2台の入れ替えなどは結構面倒なものです。
また、近隣の駐車料金は2台分でも10,000円〜13,000円のところがほとんどなのですから、長期的にはどちらが経済的かは明らかなように思えます。
2012年3月22日(木) 「裁判中」の看板をメンテナンスしました
本日15時前、当会が「のぼり・看板などおろせ！」仮処分命令申立事件で訴えられている、「裁判中」の看板4本中の3本をメンテナンスしました。
以下の3月5日(月)の項でも検討中としていましたが、手書きの文字や線は紫外線に弱く、退色してみすぼらしくなっていました。
しかも、仮処分の「決定」(いわゆる判決)までは現状でと考えていましたが、マリモらの変更申立が続いたために、仮処分の申立(訴え)は昨年11月末日であったにも拘らず、決定が4月中頃の予定となり、大いにずれこみました。これから3週間もみすぼらしい看板のまま放っておいては、当会の美的センスが疑われますし、世間に顔向けができません。
こうした事情から、メンテナンスに踏み切ったものです。
なお。この機会に、表現に正確を期しました。
「裁判中」の3文字の右側に「業者が住民を訴えて、二件の」を、左側に「全国でもきわめて稀(ま)れ」を加えました。
つまり、右から縦に、「業者が住民を訴えて、二件の」「裁判中」「全国でもきわめて稀(ま)れ」と記して、正確な表現にしました。
マリモらは、看板を見る人にマリモらが住民から「裁判を起こされたという」悪い「印象を与える」と主張していました(2月14日付「変更申立書」13ページの、下から６行目など)が、もうそんな懸念は無用になったと思います。
2012年3月22日(木) 明日の完成検査に向け、今日も道路を占拠し
ハツリ・タイルカッターの大音響
いよいよ明日(23日)がハウスプラス中国住宅保証株式会社(民間確認検査機関)による、完成検査。
現場監督は「明日に間に合わせます！」と語気も荒いのですが･･･。
今日も道路の片側をほぼ占拠した状態で、ハツリ・タイルカッターの大合奏も繰り広げたれているのですが、15時現在で側溝の上蓋の設置は、まだ3分の1以下の設置状態。
「昼間施工」の時間の期限まで、あと１時間。
きょうもやはり延長した「違法工事」になるのでしょうか？！
2012年3月20日(火。祝日) 今日は明日(21日)の工事を予告
工事最終盤でもなお、これほど細切れの予告はなぜ？
3月17日(土)の項に記した通り、3月17日(土)に今日(20日。火。祝日)の工事が予告されたばかりですが、今日(20日。火。祝日)は、明日(21日。水)に駐車場などのアスファルト舗装工事を行うことを予告するチラシが近隣に配布されました。
23日にハウスプラス中国住宅保証株式会社(民間確認検査機関)による完成検査、26〜28日にはマリモ広島特定目的株式会社やマリモによる完成検査が行われる予定という、工事の最終盤ですのに、なぜこうも細切れの工事予定しか近隣に示されないのでしょう？
しかも、明日の工事が今日予告されるとは？
建築工事は、こんな風に場当たり的に進められるのが普通なのでしょうか？
なお、この機会に併せて指摘したいのは、以下の点です。
つまり、本日配布された案内のチラシの中の約束の内、
「2、ダンプトラック車は、周辺道路に駐車及び待機させません」と
「4、工事関係車両は、地域住民の通行を優先し、安全運転により交通事故の防止と地域住民の安全を図ります」
は、これまでも縷々触れてきた通り、およそ守られたことが有りません。
「5、現場入り口には誘導員2名を配置して工事関係車両を誘導します」の「誘導員2名の配置」は、下記の3月19日(月)の項の通り、地域住民の要求で先月末にやっと実現したこと。
しかも、こうして配置された2名の誘導員は、後段の通り、もっぱら「工事関係車両を誘導します」。
ですから、いつでも優先されているのは「地域住民の通行」ではなく、「工事関係車両の通行」であり、「工事関係車両の安全運転」だというのが実態です。
2012年3月20日(火。祝日) 祝日の今日も作業強行！！
3月17日(土)の項に記した通り、今日も作業が強行される予定です。
近隣への案内(相変わらず30軒ほどにポスティングしているようです)には、「機械等は使用しません」とあります。
現場監督に問いただすと、「外での工事車両などは使用しません。」･「屋内での作業で小さな機械を使用する程度です。」との回答でした。
作業時間は8時半から17時まで、内容は電気･設備･各種内外装工事です。
しっかりと監視し、違反したときは抗議しましょう。
抗議先：現場監督 ０８０−５６１０−７６６８
2012年3月19日(月) 7工事日中5日も車両通行を規制 建築現場前面道路はマリモ・山陽工業の私道ではない！！
12日(月)の水道管関係工事のための全面通行止めから19日(月)まで、日曜日を除く7工事日中の5日間も、建築現場前面では「日中」の通行規制が行われています。
この道路は、夕方には1時間に400台以上の自動車が行き交う「準幹線道路」です。
近隣住民は、先見の明を発揮して旗振り(ガードマン)の増員を要求。
それに応えて、2名に増員されましたが、4tトラックも詰めかけ、2名でもてんやわんやの状況です。加えて、19日には南側車線に常時数台が駐車している状況になりました。
警察への道路使用の届出も、ガードマンの増員も、赤いポットの設置も、単なる最低限の義務であり、近隣住民や通行車両に十分配慮しているとは言えません。
この道路はマリモや山陽工業の指導ではないのですから、マリモや山陽工業はもっと計画的に工事を行い、近隣住民や通行車両への迷惑を最大限回避する義務があるはずです。
なぜまるで私道であるかのように、我がままな工事を行えるのかが、私たちには不思議でなりません。
まして、もうすぐ小･中学校の終業式を迎え、春休みになります。
そして、終業式の23日にはハウスプラス中国住宅保証株式会社(民間確認検査機関)による完成検査、26〜28日にはマリモ広島特定目的株式会社やマリモによる完成検査が行われ、その後も不十分な部位の工事が続行されます。
子どもたち・生徒たちの安全を確保するために、危険な工事などは適宜抗議し、正させていきましょう！
本日、埼玉県で改修作業中のマンションで作業用の足場が強風で倒れ、6歳の男の子2人が下敷きになり、1人が亡くなる事故が起こったと報道されました。
子どもたち・生徒たちを守れるのは、私たちだけなのです。
2012年3月18日(日) 最近3週間、外溝工事で看板もノボリも撤去し、ショベルカーが大音響で爆走
それでも、販売不信は近隣住民のせい？！
この3週間、建築現場では、ショベルカーや生コン車が大音響でぬかるみでの驀進を繰り返し、さく岩機のハツリ音がこだまし、しばしばガードマンが道路の車両の通行を遮断するなどを繰り返してきました。
山陽工業の現場監督は、「23日に民間確認検査機関の完成検査、26･27･28日にマリモの検査」があると言います。
23日の完成検査を目指して、なりふりかまわずに外溝工事などが強行されているわけです。
しかし、狭い工事現場での外溝工事などの邪魔になるために、足場が解体されたのが3週間前でした。
その結果、西側の8･9階あたりに掲げられていた、マンションギャラリー(モデルルーム)に誘導する看板が無くなったままです。
やはり3週間前に、外溝工事を進めるために、北側の塀が取り払われ、塀に描かれていた完成予想図と「分譲中」の文字が消えました。また、塀の上に立てられていた、「マンションギャラリー公開中」･「好評分譲中」の、派手な青や黄色の10数本のノボリが降ろされました。
ですから、この3週間、建築現場には建築中のマンションを「分譲中」であることを示す看板は全く無くなり、ただなりふりかまわない工事が行われていただけです。
マリモらは、「のぼり・看板などおろせ！」仮処分命令申立事件の2月14日付の変更申立書(以下の2月22日の項をご参照ください)の中で、
「本件看板等に記載された内容は、･･･マリモ広島特定の営業を著しく妨害するとともに、･･･マリモの名誉及び信用を著しく毀損するのものである」
と主張しています(4ページ)。
しかし、以上の通り、この3週間に限って言えば、もっとも広告しやすい場所でのアピールを自粛していたどころか、本件建物に近づくお客様を蹴散らしていたと言うのが実情と言う他はありません。
それでも、ポレスター春日町の販売不信は、近隣住民のせいだと言い張るのですか？！
2012年3月17日(土) また土曜日に大音響の工事
20日(火。春分の日)も工事強行の予定
17日は土曜日でしたが、ショベルカーなども動員して、一日中大音響の工事が続けられました。
山陽工業は17日夕方に案内ビラを配布し、20日(火。春分の日)にも祭日であるにも拘らず工事を強行する予定だと案内しました。
昨年2月3日の説明会では、山陽工業自身が「基本的には月曜〜金曜に作業をするというのを重々考えてます･･･休日にとか時間外に作業するのが当たり前とは思っていません」と言明していました(マリモが福山市への「中高層建築物についての届出」に添付した、第3号様式「話し合い経過書」の第26ページ)。
土曜日の工事も、祝日の工事もこの言明を踏みにじるものです。
まして、本来は2月末に完成すると案内しており、近隣住民は3月からは静かな毎日が戻ると期待していただけになおさらです。
山陽工業は「3月23日に民間確認検査機関が完成検査の予定」「3月26･27･28日にマリモが完成検査の予定」と言いますが、それらは山陽工業やマリモの勝手だけで、近隣住民には何のメリットも有りません。
最初から最後まで、自分たちの勝手ばかりを主張。まさしく「我がまま」の姿にあきれるばかりです。
2012年3月15日(木) 会代表、第50回広島県解放運動無名戦士合祀祭に参加。せめて広島市のレベルに、条例改正が必要と痛感しました
それぞれが会代表を務める神原夫婦は、広島市で開かれた「第50回広島県解放運動無名戦士合祀祭」に参加し、広島時代の友人と近況を交流。
「中高層建築物の届出に罰則が無いなんて、福山は遅れているねえ。」とあきれられたり、
立派な条例を持つ「進んだ広島市」に本者を持つマンションディベロッパーが、「遅れた福山市民」を手玉に取った構図を怒りあったり、
「ポレスター春日町の近隣住民の皆さんの闘いがあったから、福山市の条例が改正され整備されたと評価されるように、がんばってください」と励まされたり。
2012年3月15日(木) １週間以上毎日生コン打設 近隣住民が連日抗議
一昨(2010)年9月と昨年2月の説明では、ポレスター春日町は今年2月末完成の予定でした。
が、山陽工業は近隣への通知も行わないままに、「3月23日完成検査の予定」と3週間以上も工事が引き延ばしました。
その上、建築現場を囲っていた防音シートを2月末にはずした上に、10日(土)から毎日生コンの打設を行っています。
10日は、土曜日に、コンクリートポンプ車まで用いて打設で、音響に耐えかねた近隣住民が猛抗議。
14日(水)は、午後6時を過ぎても打設を終えないことに近隣住民が抗議しましたが、山陽工業は19時過ぎまで工事を強行。
15日(木)は、道路を片側通行にして、19時近くまで生コンを打設したのちも、工事を19時半頃まで続けました。
工事のための道路使用許可は、普通「昼間施工」と「夜間施工」に区分されます。
もともと山陽工業は、原則として毎日18時までに工事を終了する予定だと近隣に説明していたのですから、「夜間」の届出はしていないはず。
すると、3月の、この時期の19時も「昼間」になるのでしょうか？
それとも、山陽工業は住民をだまして「夜間」の工事を届け出ているのでしょうか？
「終日」の工事実施を届け出て、警察署長の許可を得ているのでしょうか？
許可を受けていない時間に工事を強行しているのでしょうか？
「17時の終業までの段取りを考えると、警察は16時までしか昼間の許可は出さないはずだよ」という人もおられるくらいですから、山陽工業がなし崩しで工事を強行することは許されません。
住民と警察に明快に説明するよう、強く求めます。
2012年3月14日(水) 「のぼり・看板などおろせ！」仮処分命令申立事件での当方の主張(3月12日付)
標記は、以下の通りです。
「平成２３年（ヨ）第３２，同３６号 看板撤去等仮処分命令申立事件
債権者 株式会社マリモ外１名
債務者 神原 澄三外７名
主 張 書 面
平成２４年３月１２日
広島地方裁判所福山支部 御中
債務者ら代理人
弁護士 木山 潔
弁護士 萩田 啓祐
第１ 債権者らの主張に対する反論
１ 債務者Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅについて
⑴ 既に答弁書において述べたとおり，債務者Ａ，Ｂ，Ｃ，Ｄ，Ｅ（以下，「債権者Ａら」という）は，本件看板等に関し撤去するなど何らの権原を有しない以上，債務者Ａらに対して本件仮処分命令を行うことは無意味である。仮に債権者らの申立てに理由があるとしても，本件看板等の設置者である債務者神原卓志及び神原澄三（以下，「債務者神原ら」という）に対して仮処分命令を出せば足りる。
また，債務者Ｂの所有する土地上に看板等は存在しない以上，同人に対する被保全債権は存在せず，仮処分命令を維持することは無意味である。債権者らは決定前に看板等が設置される可能性を指摘するが，既に繰り返し行っているように申立ての変更で対処すれば足りる。
⑵ また，債務使者Ａらは，本件看板等の所有者でもなければ設置者でもないことからすれば，将来的に自らの判断で看板等の設置を行う危険性などなく，本件看板等の所有者であり設置者である債務者神原卓志らに対して仮処分命令を出せば足りる。
⑶ 以上のとおり，債権者らは，債務者Ａらに対し，およそ無意味な仮処分命令の申立てを維持し続けているのであり，債務者らに対し不当な圧力をかけようとする姿勢が見て取れる。
２ 被保全権利について
⑴ 答弁書及び平成２４年２月１３日付主張書面において述べたとおり，債務者神原らが設置した看板等に記載された表現内容は，いずれも表現の自由として保障された範囲内のものであり，債権者らの人格権や営業の自由を侵害するものでない。また，本件看板等の設置という表現方法も，債権者らの法軽視，近隣住民の利益を無視した不誠実な行動に対するものとすれば相当な方法というべきである。
したがって，債権者らが本件看板等の撤去を求める権利などない。
⑵ 債権者らが本件において主張する被保全権利の内容及び根拠は，必ずしも明確であるとは言い難い。
看板等の設置は，その表現内容が名誉ないし信用を毀損する場合に人格権を侵害することが仮に有りうるとしても，それ自体が物理的に債権者らの営業行為を妨害することはありえないのであるから，これによって営業の自由が侵害されるとは，結局のところ，看板等の設置によって債権者らの名誉ないし信用が毀損され，それによって債権者らが取り扱う本件建物の販売が不振となる，ということに他ならない。しかしながら，マンションの分譲販売は，価格，立地，販売時期など種々の要素が影響するのであり，事前に販売見込みを持っていたとしても流動的で不確実なものに過ぎない。
したがって，本件建物が結果的に販売不振であったとしても，それは，単に不確実な売行きに対する期待権ともいうべき，およそ法的保護に値するだけの権利性を有するものではないのであるから，これが営業の自由などとして被保全債権たり得るものではない。
⑶ 本件看板等の記載内容について
本件看板等の記載内容が，債権者マリモ広島特定の営業を著しく妨害し，債権者マリモの名誉及び信用を毀損するものでないことについては，答弁書及び平成２４年２月１３日付主張書面において述べたとおりであるが，以下のとおり，主張を補充する。
ア 別紙掲示物目録１について
債権者らは，本件建物が建築基準法上の日影規制に適合していることをもって，近隣に対するに日照被害は生じていないなどと主張しているが，建築基準法上の日影規制はあくまで行政規制に過ぎず，これに適合しているからと言って，民事上も受忍限度を超える程度の日照被害生じていないことの根拠とはならず，またかかる程度の日照被害が生じないことの疎明は何らなされていない。そして，本件建物は，建築基準法上の日影規制の範囲に辛うじて収まるような設計がされていることからすれば，受忍限度を超える日照被害が生じている可能性は高い。
また，振動については環境基準値である５５デシベルを超える騒音や規制基準値に近い騒音が頻繁に出ていることは明らかである（乙２６ないし３２）。また，債権者らは，福山市からの指導に対し逐一誠実に対応していると主張するが，それは取りも直さず，頻繁に騒音被害が出ていること，指導を重ねても騒音被害が改まっていないことの証左である。
また，本件建物の南側隣接地について，山陽工業が補修等の対応を行う予定であり，所有者の了解も得ていると主張するが，当該所有者は債権者らに対し不信感を持っており，かかる事実はない。
イ 別紙掲示物目録２について
かかる表現内容を素直に受け取れば，そこから確実に日照障害や風害，地盤崩壊などの被害が発生するなどと言ったことを読み取ることはできない。債権者らは，自身にとって都合の良い読み方をしたうえで，事実に反するなどと主張しているにすぎないところ，このような主張を認めることは，およそ全ての表現内容についても規制を許すことになりかねないものである。
また，債権者らは，債務者らが本件建物によって日照被害，風害や地盤崩壊などの被害が発生することを何ら示していないと主張するが，これらの被害は，本件建物の建築完了後，将来的に顕在化するものである。なお，既に地割れの被害が生じていることからすれば，将来的に地盤沈下が生じる可能性は否定できないものである。
ウ 別紙掲示物目録３について
債権者らは，「ウソばかり」との表現が「いずれも」虚偽であるという意味であると主張するが，「〜ばかり」とは，全てではなく一定の限定を加えた表現であることからすれば，かかる主張は日本語の用法に照らして誤りである。
そして，債権者らが，福山市に対していくつもの虚偽の報告をしていたことは客観的に事実であることは従前主張しているとおりである。
エ 別紙掲示物目録５について
債権者らの主張は，「裁判中」との記載から，これを見る者が，債権者らが訴えられた側であると受け取ることを前提としていると思われるが，中立的な第三者をしてそのように読み取ることは不可能である。
オ 債権者らは，本件看板等の表現内容，大きさ，設置態様から購入を検討する者の意欲を減退させると主張するが，これらはあくまで表現行為なのであるから，周囲の注意を引く形になるのは当然であるし，その内容はいずれも客観的事実に合致するものや単なる意見の表明など正当な表現活動の範囲内のものであることからすれば，これによって購入を検討する者の意欲を減退させることがあったとしても，債権者らが受忍しなければならないものである。
カ 本件看板等は，既に述べたとおり，いずれも客観的事実に適合するか単なる意見の表明に過ぎないものである。
仮に客観的事実に適合しない点が存したとしても，答弁書，平成２４年２月１３日付主張書面及び本主張書面で述べたとおり，本件の客観的事情からすれば，債務者神原らがそのように誤信したことに相当の理由があるというべきであって，故意は勿論のこと過失もない。
⑷ 債権者らの不誠実な対応
ア 債権者らは，債務者神原澄三の説明会開催の要求を拒絶したわけではないと主張する。
しかしながら，本件建物の高さ，形状は既に確定しているのであるから（乙１１），これについて説明会を開催する必要はあった。福山市中高層建築物に関する指導要綱（以下，「指導要綱」という）�僑欧砲�いても，「電波受信等について，障害を及ぼすおそれがある近隣住民等に対し説明会を開くなどして，建築計画等について十分な説明を行うものとする」なっているように，施工業者が未定であることは説明会を開催しない理由とはなりえない。また，乙１２号証では，訪問して説明するとの記載しかなく，説明会を開催するとの記載はない。
債権者らは，福山市に対して，債務者神原澄三の説明会開催の要求の事実を隠匿していたように，そもそも説明会の開催をする意思などなかった。
以上からすれば，債権者らが説明会の開催を拒絶していたことは明らかである。
イ 債権者らは，平成２３年２月３日の第１回説明会で十分な説明を行ったと判断したと主張するが，その後に第２回目の説明会を開催しているのは，改めて説明会を開催する必要性があったからに他ならない。また，債権者らは，近隣住民に説明を聞く姿勢がなかった，本件工事の中断に固執し続けたと主張するが，このような近隣住民に対応を引き起こした原因は，債権者らの悪質な指導要綱違反行為である。
したがって，債権者らは３回目以降の説明会を開催し，近隣住民らに対し十分な説明を行う必要があった。
ウ 債権者らは，債務者ら近隣住民に対し，指導要綱違反があったことについて，近隣住民に対しても福山市に対しても誠実に対応してきたとするが，文書や説明会では，当初，全住戸を訪問したと虚偽の説明し（乙１３，１６），その後もエーデルハイムＫには不在確認をしなかったがラブリー恵理には不在確認を行ったなどと福山市への報告（乙２４）とは異なる説明をしているように（甲６５），近隣住民に対して可能な限り自己に不利益な事実を隠匿しようとしていることは明らかであって，およそ誠実に対応してきたなどといえるものではない。
また，工事協定書についても，一方的に債務者らに送り付けるのみで，その内容を協議しようとする姿勢は見られない。
エ その他，答弁書・第７，２⑵で述べた事情からすれば，債権者らが近隣住民に対して不誠実であったとの評価は免れないというべきである。
⑸ 建築確認手続の違法について
ア 債権者らは，建築基準法上，建築確認申請手続中に建築主が変わることを禁じた規定はなく，確認申請手続中に建築主が変わった場合，同一内容の申請を繰り返すことは不合理かつ不経済であるなどとして，建築確認申請手続中に建築主が変わることは許容されていると主張する。
しかしながら，建築基準法６条１項は，「建築主は，（中略）確認の申請書を提出して建築主事の確認を受け，確認済証の交付を受けなければならない」としているように，建築主が確認申請を行って確認済証の交付を受けることを手続的に求めており，これについては罰則をもって規制されている強行規定である（建築基準法９９条１項１号，２号）。加えて，建築基準法及び関連法規に確認申請手続中の建築主の変更に関する規定はないことからすれば，「不合理かつ不経済」などといった曖昧な理由で規制を免れるものではない。
そして，平成２４年２月１３日付主張書面のとおり，建築基準法及び福山市建築基準法施行細則等の関連法規の規定，条文の配置からすれば，確認前の建築主の変更という事態を想定しておらず，かかる場合にはいったん確認申請を取り下げたうえで，改めて確認申請をすることを想定していたというべきである。
３ 保全の必要性について
⑴ 表現行為に差止めは，憲法上保障された基本的人権の根幹をなす表現の自由の行使を妨げるものであることからすれば，仮に表現行為によって第三者に対して損害が生じたとしても，損害賠償の請求をすれば足りるのであって，差止めを認めるか否かは極めて慎重になされなければならない。
そして，本件においては，これを超えて差止請求を認容する必要性は全く存在しない。
⑵ 債権者らは，近隣の会ニュースの発行やウェブページの更新などの事実を根拠に保全の必要性の根拠とするが（なお，これらが債権者らを誹謗するものではない），何故これらの事実が本件看板等の撤去に対する保全の必要性に繋がるのか不明である。
４ その余の主張は従前のとおりである。」
以上です。
2012年3月14日(水) 「のぼり・看板などおろせ！」仮処分命令申立事件
3月23日審理終結、「決定」は4月中旬の予定
本日、裁判所から当方代理人の萩田啓祐弁護士に、上記の連絡がありました。
第２回審尋は行われず、当方の「主張等をさらに補充する場合には3月23日までにするように」という趣旨だそうです。
これが、仮処分の審尋の普通のスタイルであるようです。
2012年3月13日(火) 削岩機２機でハツリ 近隣にひびきわたる大音響！！
2012年3月13日(火) 「のぼり・看板などおろせ！」仮処分命令申立事件での当方の主張(2月13日付)
標記は、以下の通りです。
「平成２３年（ヨ）第３２，同３６号 看板撤去等仮処分命令申立事件
債権者 株式会社マリモ外１名
債務者 神原 澄三外７名
主 張 書 面
平成２４年２月１３日
広島地方裁判所福山支部 御中
債務者ら代理人
弁護士 木山 潔
弁護士 萩田 啓祐
第１ 本件看板等について
１ 本件看板等が，債権者マリモ広島特定の営業を著しく妨害し，債権者マリモの名誉及び信用を著しく毀損するものでないことは，答弁書において主張しているとおりであるが，この点について，以下のとおり，主張を補充する。
２ 債権者らの被保全債権について
⑴ 債権者らは，本件看板等の設置によって債権者マリモの営業が妨害されるとして，人格権ないし営業の自由に基づいて撤去及び差止めを求める権利があると主張している。
⑵ しかしながら，本件看板等が設置されたとしても，それによって債権者マリモが本件建物の分譲販売等の営業活動を行うことは何ら妨げられるものではない。本件に関していえば，債権者マリモの営業が妨害されたというためには，例えばモデルルームの来訪客の入場を妨げるなどといった何らかの妨害行為があって初めて営業が妨害されることになるというべきである。
結局，債権者らのいう営業の自由というものは，本件建物の売れ行きに対する期待権という極めて不確実のものにすぎないのであって，およそ被保全債権たり得るものではない。
３ 本件看板等の表現内容について
⑴ 別紙掲示物目録１について
ア 「近隣住民に配慮しない公害マンション建設反対」との記載は，それ自体，本件建物の建設に反対するとの意見を表明したものにすぎないのであって，事実の適示は存在しないのであるから，名誉ないし信用を毀損するものではない。
イ 本件においては，以下に述べるとおり，本件建物によって著しい日照被害が生じていることに加え，本件建築工事に際しては，受忍限度を超える騒音・振動等によって近隣から頻繁に苦情が寄せられているところ，これについて福山市から指導や要請がなされているにもかかわらず，全く改められなかった。
したがって，この点について「近隣住民に配慮しない公害マンション」と表現しても，何らの矛盾はない。
�顱‘�照被害について
答弁書において述べたとおり，債権者らは，本件建物が建築基準法上の日影規制に適合 するか否かを明らかにしないところ，仮にこれに適合するとしても，本件建物は周辺の 家屋に対して著しい日照被害をもたらしている（乙３３）。
�髻／尭暗�による被害について
また，本件建物の南側に隣接する土地においては，本件建物の建設工事により地割れや 建物や塀にひびが入ったりするなどの事態が生じているところ（乙３４），現時点にお いてもこれに対する何らの対応はなされていない。
�鵝〜�音による被害について
騒音規制法及び広島県生活環境の保全等に関する条例により，特定建設工事の騒音の規 制基準が定められているところ，第１号区域では８５㏈，振動の規制基準が第１号区域 の昼間では７５㏈と定められている。また，環境基本法に基づく騒音に関する環境基準 が，昼間は５５㏈以下と定められている（乙２６）。
そして，本件建物の建築工事においては，環境基準値を優に超える騒音が生じており， 近隣住民から頻繁に苦情が出ている。これに対しては，福山市が，施工業者に対し，再 三にわたって周辺に配慮するように要請ないし指導を行っているにもかかわらず，その 場限りの対応にとどまり，騒音等が収まることはなかった（乙２７〜３２）。
�堯”�害の発生
本件建物は，本件建物は，１１階建てで高さ３２．８メートルであり，周辺に存在する 建物の１．５倍の高さになっており，他に比して著しく高いものであるところ，これに よって一定の風害が生じることは容易に想像できるところ，現に風害が発生している （乙３６．３７）
�� その他の迷惑行為
さらに，本件建物の建築にあたっては，近隣住民の迷惑を顧みることなく，生コン車な どの大型車が道路を占拠するように駐停車を繰り返したり，近隣施設の駐車場を勝手に 使用したりしている（乙３５）。
ウ さらに，答弁書においても述べたとおり，債権者マリモは，平成２２年９月に初めて高層マンションが建築されることを知った近隣住民らに対し，債権者マリモは，近隣説明会開催の要望を無視し続けており，福山市からの要請を受けて初めて説明会を開催するような有様であった（乙１１〜１５，２０）。また，その説明会も，近隣住民の要望は反映されず形状等の変更は行わないなどと発言するなど，およそ近隣住民に対する配慮を欠いたものであった（乙１６）。その後も，債務者ら近隣住民からの近隣説明会開催の要望を無視し続け，３ヶ月後に再度説明会を行って以降は全く説明会を行わず工事を続行していた（乙１７〜２０）。
さらに，債権者マリモは，故意的に指導要項に違反して福山市に対して虚偽の報告を行うなどしたため（甲２２〜２５），債務者ら近隣住民は，本件建物について十分な説明を受けたり協議を行ったりする機会を失った。
エ 以上からすれば，別紙掲示物目録１の記載は，本件建物によって近隣に日照被害，騒音などの多岐にわたる被害が生じていること，かかる被害にたする対応を含め近隣住民と誠実に協議してこなかったことなどの客観的事実に対する評価，主張を記載したものであって，正当な表現行為として是認されるべきものである。
⑶ 別紙掲示物目録２について
ア 本件建物のような高層マンションは，これによって日照障害，風害など近隣に対して何らかの影響を及ぼすことは明らかであるところ，これによって受忍限度を超える程度の被害を及ぼすことになった場合に，当該近隣住民が，マンションの所有者に対して損害賠償請求を行うことは法的に可能であり，また何ら問題のない行為である（乙３参照）。
したがって，別紙掲示物目録２の表現のうち，「日照障害や風害・地盤崩壊などで被害を受ける近隣住民などが，発生の可能性を承知で購入した人を訴えることは法的に可能です」との記載は，上記の事実を単に告知しているにすぎない。
そして，「この掲示板の趣旨は，購入者となるあなたも損害賠償請求を受ける可能性があることを，購入者であるあなた自身が知る権利を保障したものです」との記載からすれば，これは本件建物の購入者ないし購入予定者に向けられた表現であることは明らかである。
したがって，別紙掲示物目録２の表現内容は事実の適示ではないのであるから，名誉ないし信用毀損にはなるものではない。
イ また，前記２⑵のとおり，本件建物の近隣においては，現実に本件建物によって既に日照や風害などの被害が生じているのであって，およそ発生の可能性がないにもかかわらず根拠のない主張を行っているわけでもない。
そして，仮に別紙掲示物目録２の看板によって，購入者の購入意欲を減退することがあったとしても（この点につき，具体的な疎明は何もなされていない），前記のとおり，購入者が将来的に損害賠償請求をされることが有りえないことではない以上，債権者らの営業利益のみでなく，購入者の利益も考慮されなければならない。
⑷ 別紙掲示物目録３について
ア 「福山市への届け出はウソばかり」，「ウソと認めても工事は続行！！」との記載について
答弁書で述べたとおり，債権者マリモは，不在確認をしていないのに「不在のため，資料を投函」と虚偽の内容を記載し，さらに近隣住民からの説明会開催の要望について記載しなかった（乙２２〜２４）。また，債権者マリモは，平成２３年５月８日の近隣説明会の際に，近隣住民に対し虚偽の報告があったことを認めたが，その後も工事を続行している。
したがって，福山市への届出に「ウソ」があったこと，「ウソと認めても工事は続行」していることは客観的な事実である。
イ 「あなたは非常識なマンション業者から何を買いますか？」との記載について
かかる記載は，上記⑴と同一の看板に記載されていることから明らかなように，「非常識なマンション業者」との記載は，債権者マリモが福山市へ内容虚偽の届出をしたことを捉えているものである。加えて，債権者マリモは，指導要綱による届出前に確認申請書を提出するという指導要綱に違反を犯している（乙２５）。
指導要綱それ自体は，あくまで行政指導であって法的拘束力があるものではないが，他の多くの誠実かつ常識的な業者がこれを守ることで建築紛争の未然の防止や解決の役目を果たしてきたものである。また，そこに規定されている内容は，建築主にとって過度の負担を課しているわけでもないのであるから，近隣との調和・共存を考える常識的な企業であれば要綱に違反するような行為を行うことはない。
ウ したがって，別紙掲示物目録３の表現内容は，「福山市への届出はウソばかり」「ウソと認めても工事は続行」との客観的事実を基礎として，それに対する評価や意見として「非常識なマンンション業者」を表現したものに過ぎない。そして，「非常識なマンション業者」との表現は，債権者らの上記の要綱違反の行為に対する評価や意見として，妥当かつ相当な表現である。
⑸ 別紙掲示物目録４について
「近隣住民に配慮しない」との記載については，前記⑵で述べたとおりであり，その他の記載についても，答弁書で述べたとおりである。
⑹ 別紙掲示物目録５について
「裁判中」との記載は，何ら客観的事実に反しないことは答弁書で述べたとおりである。
また，別紙掲示物目録５には「裁判中」の記載の外は何も記載もされていないところ，何についての裁判なのか，誰が紛争当事者なのか，原被告の別といったことは全く明らかでなく，看板の作成名義人の名も記載されていないのであるから，他の看板やのぼりなどとの関連性が明らかであるとは言えない。
４ 以上のとおりであって，本件看板等は，債権者マリモ広島特定の営業を著しく妨害し，債権者マリモの名誉及び信用を毀損するものでない
第２ 本件工事の違法性について
１ 本件建物が，建築基準法（以下，「法」という）６条１項を遵守した適法な建築確認済証の交付を受けることなしに建築されており，法６条１４項に違反していることは答弁書において述べたとおりであるところ，この点について以下のとおり主張を補充する。
２ 福山市建築基準法施行細則（３３条）及び本件建物の建築確認を行ったハウスプラス中国住宅保証株式会社の確認検査業務規程（２３条）には，建築確認済証交付後の建築主の変更についての規定はあるが，確認前について規定はない（乙３８，３９）。
加えて，福山市建築基準法施行細則３２条及び確認検査業務規程２２条においては，確認後の建築主の変更に関する規定に先立って，確認申請の取下げに関する規定が置かれている。
かかる条文の配置からすれば，法及び関連法規において，確認前の建築主の変更という事態を想定しておらず，かかる場合にはいったん確認申請を取り下げたうえで，改めて確認申請をすることを想定していたというべきである。」
以上です。
2012年3月12日(月) 今日は水道工事で自動車全面通行止め！！
予告は10日(土)で、ほんの２日前･･･
今日は、ポレスター春日町の水道工事が、自動車などを全面通行止めにして行われています。
現場監督は「７日(水)午後に通行止めの許可が下りた」と言いますが、水道工事業者が「12日(月)に工事をします」と近隣数件をチラシを持って訪問したのは、10日(土)午後のこと。立札を立てたのも、同日のことです。
つまり、予告期間は２日間も有りませんでした。
「こんな工事や案内は認めることはできない。このチラシは受け取れません」と受け取りを拒否したお宅や、「月曜午前中は一週間で一番お客様が多いので、営業は大損害。賠償を求めますよ」と主張されるお店も有ります。
このお店の方が、ポレスター春日町とポレスター南蔵王の担当(施工業者の山陽工業担当)のマリモの稲冨社員に電話で抗議すると、「私は関係ありません」と応えたそうです。
これって、どういう意味なんでしょう？
マリモは、昨年(2011年5月8日)の説明会で、マリモ広島特定目的会社との関係などを、後日住民に回答すると約束しました。が、その後の説明会の開催を拒み続けました。
２ヶ月以上たった7月11日に近隣住民が広島市の本社をたずねると、稲冨社員も、宮本委託社員も、上司の出海技術本部長も、岡本設計担当者も、社長も、関係者５人全員が不在とかで応対せず、14日にはマリモ代理の弁護士の通知書を近隣代表に発送したのでした。
所在を曖昧にするのが、同社の常套手段という他は無いようです。
これって、入居が始まって管理会社の仕事に移った後は、入居者への同様の対応となって続くのではないでしょうか？
2012年3月11日(日) あれから１年
マリモに昨年2月3日に説明会を開催させたものの、その後はのらりくらりと次の説明会を避けるばかり。
そこで、１ヶ月ほども我慢した後の3月11日に掲げたのが
「日照障害や風害・地盤崩壊などで被害を受ける近隣住民が、発生の可能性を承知で購入した人を訴えることは法的に可能です。この掲示板の趣旨は、購入者となるあなたも損害賠償請求を受ける可能性があることを、購入者であるあなた自身が知る権利を保障したものです。」
という垂れ幕でした。
「マンション紛争Ｑ＆Ａ」http://mansion.xrea.jp/で知った、チサンマンション榴ヶ岡管理組合さんに使用許可をいただいて、一部の表現を変えて掲示したものです。
奇しくも、その日の午後、東北大震災と東電の原発事故が発生しました。
あれから１年が過ぎました。
2012年3月5日(月) 建築工事「妨害禁止請求」事件 第２回公判開かる！
マリモ・山陽工業が建築工事の妨害禁止を求めて会代表他３名を訴えた、建築工事「妨害禁止請求」事件の第２回公判が、本日13時10分〜広島地方裁判所福山支部で開かれました。
原告側は弁護士２人、被告側(当会側)は弁護士１人と被告３人が参加しました。
直前に、第２号法廷から福山支部で最も広い第１号法廷に変更になりましたが、傍聴席は被告側の22名の傍聴の皆さんと、原告側の２人の傍聴者でほぼ埋まりました。
氷雨模様の中、大勢の方々に傍聴をいただき、まことにありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
法廷がまるで「今後の進行協議の場」のようになったのは残念でした。
下記(2月22日の項の��)の「看板などおろせ！」仮処分の審尋の進行と同様、たぶん原告側の弁護士から裁判所への申し入れが無いのが原因かと思われます。
今回の法廷で、原告側弁護士は「損害賠償の請求に切り替えることを検討している」と主張し、4月16日を目処に主張を文書で出すことになりました。
前回公判からの6週間は一体何だったのでしょう！？また、これからの7週間は一体何なのでしょう！？
腹立たしいやら、あきれるやらです。
重ねて、原告側の訴訟への誠実な対応を求めます。
次回(第３回)公判は 4月23日(月)14：40〜の予定です。
お誘い合わせて、ぜひ傍聴にお越しください。
2012年3月5日(月) 新しい立看板を検討しています
下記(2月22日の項)の「看板などおろせ！」仮処分の審尋で、マリモたちは、当会代表の一人が掲示した「裁判中」と記した看板が、見る人にマリモらが住民から「裁判を起こされたという印象を与える」と主張しています(2月14日付「変更申立書」13ページの、下から６行目など)。
そこで、正確を期すために、前記の「裁判中」との4枚の看板に変えて、同じ大きさで、やはり手書きの
� 崕嗣韻鯀覆┐織泪鵐轡腑鷆伴圈�
�◆崕嗣韻�訴えられて 裁判中」
�Ｅ�会のブログのアドレス
の3種類の看板を2枚ずつ作って掲示したいと検討しています。
また、私たちの反対運動の趣旨や経過をベニヤ大くらいの板に掲示することを検討しています。
上で「訴訟への誠実な態度」に触れましたが、私たちの精一杯の誠実さとご理解ください。
2012年3月3日(土) ニュース第14号を作成･配布開始！
近隣住民の会ニュース第14号(3月4日付)を作成し、配布を開始しました。
3月5日の建築工事「妨害禁止」請求事件第2回公判のご案内と、1月23日･25日の2つの裁判のご報告です。
それぞれの市区町村に「まちづくり条例」・「景観条例」を
そんな運動を進めているのが、景観と住環境を考える全国ネットワークです。
http://www.machi-kaeru.com/index.html
1世代以上に及ぶ街壊し・景観壊しを許さないために、市区町村議員の議案提案による条例作りを呼びかけています。
私たちにできることを探したり話し合ったりして行きましょう！
2012年2月29日(水) 3月5日(月)に「建築工事妨害禁止請求事件」第２回公判 傍聴をお願いします
マリモ・山陽工業が建築工事の妨害禁止を求めて会代表他３名を訴えた、「建築工事妨害禁止請求事件」の第２回公判が、以下の通り予定されています。
３月５日(月) 13時10分〜13時30分(20分間) 広島地方裁判所福山支部第2号法廷(3階)にて
お誘い合わせて、ぜひ傍聴にお越しください。
2012年2月27日(月) マリモ
経営理念 http://www.marimo-ai.co.jp/marimo_sp/index.html
個人情報保護指針 http://www.marimo-ai.co.jp/privacy/privacy.html
ご注目ください。
2012年2月26日(日) 読書日記として
『マンションは大丈夫か 住居として資産として』(小菊豊久。文藝春秋(文春新書)。平成12)
を読み進めています。
2012年2月22日(水) 「のぼり・看板などおろせ！」仮処分の５度目の変更申込書(2月14日付)を印刷し、配り始めました
昨年(2011)年11月30日にマリモ広島特定目的会社と株式会社マリモが近隣住民8名を訴えた「看板撤去等仮処分申立事件」では、2011年12月8日付・12月22日付・12月27日付・2012年1月18日付の4通の変更申立書が出されていましたが、2月14日付で5通目が出されました。
今回の変更申立書は、これまでの４通と違い少し読み応えがありますので、本文・疎明方法(いわゆる「証拠目録」)の部分を紹介することにしました。今回も100部を印刷して、福山市の市政記者クラブ(22社加盟)や、当会会員への配布を始めました(24日現在75％を配布済み)。
込み入った表現が多く、煩雑さは否めませんが、それに紛れて居直りや見過しにできない言明が続くので当会の有志たちはあきれかえっています。
例えば
�‖臍按鵑箸靴董�2月14日という時点での変更の申立に異議があります。
下記の1月25日の項の通り、同日開かれた第１回審尋において、当会代表たちがこの日までに答弁書を提出することに決まっていました。
この審尋に、債権者(マリモ広島特定やマリモ)側は、代理人の弁護士を含めてだれも出廷しなかったわけですが、そうであればなおさら、この決定に無条件で従うことは、債権者側の義務であるはずです。
にも拘わらず、債務者(当会代表ら)側の答弁書作成の努力を無にするようなタイミングで、変更の申立を行うとは一体どうした了見でしょうか？
当会代表は、法律の素人ですが、以下のように考えます。
つまり、例えこのようなタイミングでの申立が適法であったとしても、裁判所に対しても相手方に対しても誠実な訴訟の方法とは、このようなタイミングでの変更の申立を計画した時点で、裁判所を通じて相手方にその旨を通知し、自らの新しい申立への答弁を求めることだと考えます。
皆さんはいかがお考えでしょうか？
�◆崛�音や振動などについて、債権者マリモ及び申立外山陽工業が、福山市からの要請や指導を受けているという事実は、ない」(９ページ)
＝当会代表の手元には、2011年9月5日付と2012年1月10日の2通の、福山市環境部環境保全課長が開示した、「『ポレスター春日町』新築工事に伴う騒音等指導経過について(報告)」があります。
2011年9月5日付の報告書には、2011年5月13日・5月31日・6月15日・6月30日･7月13日・7月21日・8月3日・8月4日に騒音測定などを行ったこと、その度に建築現場に指導や要請を行ったことが記されています。
例えば
「現場事務所に対して、(この日の)騒音測定結果の速報値を伝えるとともに、(打設する生コンの攪拌のための)バイブレーターによる作業時には80dbと騒音が著しい実態を確認したため、極力バイブレータースイッチのon，offはこまめに行うなどの騒音の低減に向けた配慮を依頼した」(7月21日)。
「次の内容を指導した。･･･セメントが付着した器具船洗浄水はアルカリ性を示すため、排水量やアルカリレベルによっては水路の魚が死ぬなどの影響があるおそれも有るため、セメントが付着した洗浄水は水路に排水しないこと。現場事務所は、降雨時に濁水が流出するのを極力防止するため、沈砂池を設けることを検討するとのこと。」(8月4日)
などと記されています。
2012年1月10日付の報告書には、8月5日・8月19日・9月7日・10月24日・10月25日・11月9日・11月10日・11月14日・11月22日・11月30日・12月2日・12月12日・12月14日・12月15日・12月16日・12月19日など、工事が進むごとにより頻繁に騒音測定などの検査を行ったこと、その度に建築現場に指導や要請を行ったことが記されています。
特に、12月14日〜19日にかけては、
「現場事務所を訪ね、現在の作業内容及び騒音レベルの測定を実施した。･･･引き続き，作業音等周辺への配慮を依頼した」(12月14日)
が、その翌日「ブレーカ音が聞こえるとの苦情があったため、現場事務所に状況確認。・エレバーターホールのはつりにハンドブレーカーを使用していた。･･･○以下のような指導を行った。・当該作業は特定建設作業に該当するため、直ちに使用を中止するとともに今後も使用する可能性があれば届出後行うこと。・届出は作業の7日前であるため、その間は使用しないこと」(12月15日)
が、さらにその翌日「前日と同様の音が聞こえるとの苦情があり、現場事務所を訪れ作業状況を確認した。・ハンドブレーカーは使用せず、エアチッパーで作業していた。・エアチッパーも削岩機の一種であることから特定建設作業に該当し、届出が必要であり直ちに当該作業の中止を指示した」(12月16日)
そして、「○現場事務所に赴き注意指導書を手交･･･○その後現場責任者が来庁し，特定建設作業実施届出書が提出され之を受理した。
作業種類 手動式さく岩機
作業期間 2011/12/26〜2012/2/29」(12月19日)
と、2010年11月の解体工事開始以来13ヶ月間、特定建設作業の届出を行わないままの不法行為が横行していたことが明らかになり、レッドカードが切られたことが記されています。
「一日で終わるはずの工事が二日になった」などと言い訳して、無届が続けられてきた工事ですが、その無法振りが摘発されレッドカードを切られたとたんに、2ヶ月以上もの作業期間を届け出て恥じないのですから、その厚顔無知さ加減も大特筆されなければなりませんね。
(12月15日前後のことは、ブログ「福山市の新築分譲マンション「ポレスター春日町」の建設を考える」http://d.hatena.ne.jp/shin-gen/にもくわしく紹介されています。)
このようにひんぱんに指導や要請を受けながら、マリモや山陽工業は「福山市からの要請や指導を受けているという事実はない」と言い張るのです。裁判の申立においてもマリモや山陽工業はやはり「ウソばかり」主張しようとするのでしょうか？
一方で、こんな疑問も湧きます。マリモや山陽工業は、実際のところ、上記が指導や要請であると理解できないのかもしれない？と。しかし、もしそうだとしたら、マリモや山陽工業は、公的機関の指導や要請を受け止める意思も姿勢も全く持っていないことを、天下に公表しているということではないでしょうか？また、これまでも公的機関の指導や要請に従ったことが無いこと、つまりこれまで傍若無人に振る舞って来たし今後もそうである続けるかもしれないと、近隣住民が不安に感じるとしたら、近隣住民が間違っているのでしょうか？
��「債権者らは、本件建物･･･に隣接する土地において、本件建物の建設工事開始後に、地割れが生じたり、同土地上の建物や塀にひびが入ったことは否定しない。しかし、いずれも小規模なものであり、債権者マリモは、これらを補修することを、同土地所有者に申し出ている」(11ページ)。
＝他人を殴った人間が「被害者の打撃は小さかった」と言ってどうする！
また、このような土地の上で暮らさざるを得なかった９ヶ月を、どう償うというのか！
�ぁ峽�築基準法には、建築確認申請手続中に建築主が変ることを禁じた規定はなく」(16ページ)
＝建築基準法には、建築確認申請手続中に建築主が変ることを許す非常識な規定も無い。
なぜなら、建築主無しの建築は考えられないからです。
建築基準法は、第６条１項でこの項の各号に定める建築物を建築するには、「建築主は･･･確認の申請書を提出して建築主事の確認を受け、確認済証の交付を受けなければならない」と定め、第１４項では「第一項の確認済証の交付を受けた後でなければ、同項の建築物の建築、大規模の修繕又は大規模の模様替の工事は、することができない」と規定し、第９９条第１項１号・２号ではこれらの規定に違反した者や建築物などの工事施工者に対する罰則が設けられています。このように、建築基準法は所定の手続を強行的に規定しています。
また、建築基準法第６条１５項は「第一項の規定による確認の申請書、同項の確認済証並びに第十二項及び第十三項の通知書の様式は、国土交通省令で定める」と定めており、この規定に基づく建築基準法施行規則の第２号様式から第６９号様式までの別記様式（第２号様式＝確認申請書、第３号様式＝建築計画概要書、第１５号様式＝建築基準法第６条の２第１項の規定による確認済証（添付資料６参照）などなど）のほとんどすべての書類が、自明のこととして建築主の記載を求めているのです。
ですから、引用した16ページの主張は全く成り立ちません。
法に書かれていないことは、法に書かれている通りに行動するべきであることは自明のことだと、私たちは考えます。
まして、マンション建設のプロであり、建築基準法を遵守すべき人たちが、自分勝手に行動した後から理屈付けしてごまかすべきではないと、私たちは考えます。
(�，�3月3日、�△�3月1日、��は2月22日、�い�2月24日に記述。以下、次回以降の更新の際に記述する予定です。)
2012年2月21日(火) 北側足場解体工事再開
違法・不当工事が常態化
21日、いつもの倍の50ｔクレーンを使用した、北側足場解体工事が再開されました。
10時過ぎから1時間ほど、6階・5階の解体を見てきました。
命綱をつけない高所作業、クレーンの吊り荷の真下の作業が常態化しています。
西側の現場で入り口は60cmほども開いたまま。
横4m縦3mのブロックをそのまま吊り上げる工法も変らないままです。
出入り口の旗振りの人に「命綱をつけてないよ」と指摘したところ、20分ほどして作業員たちが命綱を使うようになりました。
ためらわず もっともっと大勢の人が抗議・要求してください
近所の方は写真・ビデオ撮影、録音をお願いします
今週から来週にかけて、50ｔクレーンの使用、タイル切り・洗浄、余分なコンクリートのハツリなどの工事が予定されています。もともとこれらの工事の多くは甚大な騒音を出すことから、「特定建設作業」とされているものです。
ポレスター春日町は今月末(2月末)に完成する予定でした。現在工事の最終段階で、「なりふり構わない」と表現する他は無い、騒音や危険作業、交通安全への脅威が予想されます。
「たえられないほどの騒音だ」・「作業員が危ない作業をしているな」と感じたら、我慢したり、ためらったりせずに抗議し、改善を要求しましょう。
もっともっと大勢の人が、監視・抗議・要請をしてくださいますよう、お願いします。
また、近所の方は作業員の眼に見えるように、写真・ビデオ撮影、録音をお願いします。現場監督も一般作業員も撮影や録音を嫌いますので、眼に見える形で撮影・録音していれば、安全作業に努めることになります。彼らの生命(いのち)の安全も、私たちの監視・抗議・要求にかかっているのです。
抗議先：
マリモ(監理)＝０１２０−９９６−９５９(無料)
０８２−２７３−７７７２
山陽工業(施工業者)＝０８２−２３２−６４７１(ＦＡＸ ０８２−２９３−４６４６)
現場事務所＝９４３−５１５７
通報先：
福山労働基準監督署＝９２３−０００５(ＦＡＸ ９２３−０９１４)
福山市・建築指導課＝９２８−１１６７(ＦＡＸ ９２８−１３７５)
福山市・環境保全課＝９２８−１０７２ 《騒音・振動》
福山東警察署・同交通課＝９２７−０１１０
春日交番＝９４３−６５６８
蔵王交番＝９２６−００２６
2012年2月20日(月) ネット探訪
「反対ののぼり マンション朽ちるまで」
ブログ「福岡・住環境を守る会―あなたの隣にマンションがやってくる」
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/fukuokamamoru
に、この句があります！
2012年2月18・19日(土・日) 会代表、日本国民救援会中国ブロック県本部・支部活動交流会(鳥取県米子市)に参加
資本とその代理人の弁護士たちが、「民暴排除」を振りかざしながら、市民の平穏な生活と権利をまもる運動を攻撃している「民暴」について報告しました。
日本国民救援会＝http://kyuenkai.org/
2012年2月16日 読書日記として
『失敗しない田舎暮らしの実行計画』(吉津耕一著。大月書店)に、以下の興味深い記述がありましたのでご紹介します。
もう20年近くも前の1993年に、初版が刊行されています。
「(土地や建物の)契約も終わって、代金の支払いも済ませて、所有権移転済という法務局の印の入った権利証をもらえば、名実共に自分の物だ。・・・工事を始めることができる。でも、その前に隣近所へのあいさつまわりを済まさなければならない。・・・
だれがきたのか、何をはじめるのかわからないままでは、そこに長く住みついてきた人たちは不安に感じやすい。・・・」(71ページ)
「都会の人は一度自分に所有権が移れば、自分の敷地のなかでならなにをやってもいいというような、自分勝手な誤った権利意識をもっていることが多い。しかも都会人の悪いところは、自分のほうが田舎の人よりも知識もあって法律的にも正しく、自分のいい分が通らないのはおかしいと考える傾向のあることだ。実際には、土地問題や水利権の問題で常に権利の調整をしながら農業をしてきた農民のほうが、この手の法律問題や慣習法にはくわしいのが普通だ。
しかも、仮に法律や理屈で地元の人をいいまかしてみたところで、そこに住みづらくなるのがオチで、自分の求めていた満足が得られるわけではない。・・・
地域の生活習慣や人間関係を尊重して手順を踏んでいれば、まずトラブルはおこらない。自分のやり方が正しいと思って地域の慣習を知らないで行動すれば、必ずトラブルがおこる。見知らぬ土地にいってトラブルを起こした場合、それは、その土地の人が悪いのではなくて、行っておこした人の認識不足や見識不足が原因であり、手順を踏んで自分が改めるべきなのだ。トラブルがおこったときの最大の解決策は「自分が正しい」という意識を捨てることだ。」(135-136ページ)
2012年2月12日(日) 今日は工事が無く、まことに静かな日曜日です。
今日は、近隣住民が出会うと「今日は静かで助かりますね」と挨拶が交わされます。
今日のように毎日平穏に暮らしたいという近隣住民の願いは、わがままな願いでしょうか？
後から土地を買って地域に割り込んで来て、近隣に説明もせず、福山市にはウソを報告し、建築主が建築確認済証を受けず、気ままに超高層マンションを建てる権利は、「自由」の名の下にそれほど保護されるべきものでしょうか？
「平穏に暮らしたい」という近隣住民の自由は、全く保護に値しないものでしょうか？
2012年2月11日(祝日)も工事を強行 近隣への約束違反の機械使用は「見解の相違」？！
壁面タイル切断工事は現場監督の「想定外」？！
山陽工業は2月11日(土。祝日)も工事を強行しました。
8日付で近隣に配布された通知には「祝日に下記作業を行いますので連絡させて(「い」抜け＝筆者)ただきます。機械等は使用しません。どうか皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます」とありましたが、実際はハツリのような機械音が響き渡りました。
午前8時半から当会の会員･代表が３度に渉って、「『機械は使用しない』と約束したではないか。今日は土曜日で祝日だ。近隣住民には1週間の労働の後に、平安に休む権利がある。約束違反の工事は直ちに中止せよ。」と抗議しました。
当会代表の抗議に対して、現場監督は「見解の相違です。『機械』とはレッカー車などのことです」・「ハツリではなく、タイル切りをしています。私が予定していなかった工事なので、午前中だけで中止することにします」などと回答。会代表は「レッカーなどは大型特殊機械であり、一般には『機械』とは言わない。『機械』を使用しないと約束した以上、機械を使う工事は中止せよ」・「土曜日の祝日に工事をしながら、現場監督が『想定外』だという作業とは、いったいどういうことか！？』と、強く約束違反の工事の中止を要求しました。
なお。現場入り口付近の工程表には、この日の欄に「タイル」の文字がたしかにあります。
現場監督の「想定外」との言い訳(※)が、その場しのぎの、無責任なであることは明らかです。
近隣住民に対して、「どうか」マリモ広島特定目的会社(建築主)・株式会社マリモ(設計･監理)・山陽工業株式会社(施工業者)の「皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます」。
※ このごろ、本当によくこの言葉を聞きますね！
2012年2月9日 レッカーを使用し、足場解体工事再開！
9日、レッカーを使用した足場解体工事が再開されました。
8日山陽工業の現場監督が「11日(土。祝日)にも建築作業を行います」と当会代表宅に通知にきた際に、レッカー車の使用再開を宣言しました。
6日の事故は、やはりレッカーの棹が折れたために起こったそうです(棹は、第3段目と第4段目の継ぎ手で折れています。)
「人身事故でなくて良かったです」と、現場監督はひとごとのようにコメント。
人身事故でも起これば、自分の会社がお手上げと判っているのでしょうか！？それとも、会社がお手上げになることなどありえないと、手前勝手に判断をしてからでしょうか！？
岡山県倉敷市で7日に発生した、ＪＸ日鉱日石製油所の海底トンネル(※)掘削中の事故。元受である鹿島建設の現場監督が記者会見でみせた、こうした事故の会見につきもののわざとらしい涙。つらい思いをするのは、いつも下請け･孫受け･ひ孫受けだけです。
※公有の海面の地下に掘ったトンネル(すでに１本は運用されているとか)の、地下30ｍでの使用は、ＪＸ日鉱日石製油所に対してもちろん許可されているのですよね？
9日14時に、現場を見ました。
6日に事故が起こる前と同じ、足場のブロックをそのまま吊り上げて降ろす工法で作業しています。
こりない人たちと言う他はありません。
事故を反省して、なぜ少しずつ解体して降ろす工法に変えないのでしょう？
手間隙はかかっても、その方がずっと安全です。
なりふり構わない突貫工事、儲け至上にあきれます。
2012年2月6日 足場の解体工事が始まりました
4日(土)にシートをはずした西面から、足場の解体工事が始まりました。
昨年12月13日に、当会は福山市建築指導課を通じて、マリモに対して建築物の仕様の改善などを要望しました。これは後述の住民アンケートに基づくものです。
この要望から７週間以上、マリモから住民への回答は無く、裁判が進行しただけ。
住民から具体的な要望が出たという事実さえ、マリモから山陽工業への連絡は無い様子です。
その結果、近隣住民の要望に一切応えないまま、本日から足場の解体を始めます。
ゼロ回答に、怒り心頭です！
足場解体初日に重大事故 レッカーの棹が継ぎ目でブレイク！
住民の通報で市環境保全課職員2名、労基署署員3名が臨場
12時前、11階付近北側の足場のブロック(横約５m縦３mに足場を組んだもの。重さは数百Kg)を吊り降ろす作業中のこと。
ドーン・ビシャンという今まで聴いたことが無いほどの大音響とともに、レッカー車の棹が継ぎ目で突然折れて、棹の先端とブロックが落下し、躯体玄関を直撃しました。
原因は、整備不良により棹の継ぎ目のボルトに異常を来たし、棹の継ぎ目で折れたものと推測されます。
工事現場近辺はやっと少し静かになり、同日夜建築現場から故障したレッカー車が運び出されました。
2012年2月初旬まで 2ヶ月間もハツリ！？
躯体の生コン打設が行われた2011年12月5日から、2012年2月4日(土)までの2ヶ月間近隣住民はハツリ音に悩まされ続けました。
実際、12月15日には連日のハツリ音に耐えかねた近隣住民が福山市環境保全課に問い合わせた結果、ハツリなどの作業は１週間以上前に福山市への届出が必要な作業(特定建設作業)であるのに、山陽工業や下請けが2011年2月の建築工事開始来一度も届出をせずに作業をしていたことが発覚。同日中に、福山市環境保全課が山陽工業に指導しました。
この指導を受けてやっと市に出した届出には、丸々数週間も連続する作業と記入する有様。「一日で終わる予定だったが終わらなかったのです」という、これまでの言い訳の底が割れました。
ハツリとは、コンクリートの余分な部分を削り取ること。
届出の１週間後からは連日のハツリ作業でしたが、6週間ものハツリが必要なほど大きな「余分な部分」って一体何だったのでしょう？！
2012年2月5日 ２つの裁判の資料を印刷し、配り始めました
建築工事妨害禁止請求事件(平成23年(ワ)第430号)と看板撤去等仮処分申立事件(平成23年(ヨ)第32号・同第36号)の訴状・申立書と答弁書などで、100部を印刷しました。
福山市の市政記者クラブ(22社加盟)や、当会会員への配布を始めました。
双方の証拠は割愛しましたが、それでもＡ４判で100ページになりました。余りに大部なので、Ａ４判50ページに縮刷しています。
2012年1月25日 債権者側だれも出廷せず！
「のぼり・看板おろせ！」仮処分第１回審尋 開かる！
1月25日(水)13時半から、広島地方裁判所福山支部３階の第３号法廷兼審尋室で、標記の審尋が行われました。
近隣住民の会の側は、弁護士1名と債権者3名、会員17名が参加。会員の皆さんは審尋室には入れませんので、廊下を通る裁判官などの関係者に「無言の訴え」。
おおぜいの皆さんが２つの裁判のゆくえを見守り、ご多忙中を中１日おいた２つの裁判の「傍聴」に駆けつけてくださいました。本当にありがとうございました。
しかし、債権者(マリモ広島特定目的会社と株式会社マリモ。両社は別会社です、念のため。)側は、弁護士も本人(両社の社員)も誰一人出席せず。
３階の廊下には、13時ごろから債権者代理人の安村和幸弁護士他の姿がありました。
「あちらも気張っているなあ」と評価していましたが、審尋と同時に第１号法廷で開かれた、広島銀行(ひろぎん)関係の裁判に出廷したものです。
ほとんどの場合10分間という超短時間で閉じられる民事の裁判ですから、第１号法廷の閉じた後に第３号法廷に駆けつけることもできるはず。
自分たちの言い分があって他人を裁判に引き込みながら、また何人もの弁護士が代理人に名を連ねながら、たいてい１度の審尋で終わる「仮処分の裁判」に出席すらしない！
これって信義・人道に背き、人を陥れるだけの、不真面目で恥ずかしい行為では有りませんか？！
なお。
第２回審尋は、14日までに債務者側が再び主張を出した後に、日程を決めることになりました。
2012年1月23日 建築「妨害」禁止請求事件第1回公判 開かる！
ご多忙の中、法廷一杯の傍聴 本当にありがとうございました！
1月23日14時から、当方弁護士2名･被告3名･傍聴者20名(！！)、マリモ･山陽工業側弁護士2名･傍聴者1名の出席で、第1回公判が開かれました。
傍聴者の席が足りなくなったので、当方の弁護士が書記官に、本来は被告席に使用されるソファーを傍聴席に使用したいと要請。承諾を受けて、男性の傍聴者たちが急いでソファーを傍聴席に運び、全員が着席できることになりました。
こんなに大勢の方に傍聴していただいて、3名の被告は本当に励まされました。ご多忙の中わざわざに傍聴にお運びをいただき、本当にありがとうございました。
当会代表がポレスター春日町建設工事が近隣住民に押し付けている被害などについて、5分ほど陳述しました。これも、民事事件では異例ですが、当方の要求を裁判所・マリモ･山陽工業側が認めたものです。
民事事件ですので、公判は僅か10分ほどで終了。当方側の傍聴者の皆さんは、わざわざお運びくださっただけに、余りに短時間の法廷が大いにご不満の様子でした。
公判後、裁判所玄関付近で今公判の報告と次回の打ち合わせを行いました。
次回(第2回)公判の予定 3月5日(月)13時10分〜13時30分(20分間になりました)
以下に、当会代表の陳述をご紹介します。
「陳述 2012年1月23日 被告 神原 卓志
私たちポレスター春日町近隣の住民は、一昨年11月の旧倉庫の解体工事の開始以来14ヶ月間ずっと、マリモや山陽工業の配慮や改善の無い横暴な工事による、騒音や振動や地盤沈下に悩まされ続けています。
大型重機の移動や大型車の出入りの際の振動、鋼矢板を打ち込んだり抜いたりする際のバイブロの振動、バイブロの使用は特定建設作業ですので福山市への届出が必要ですが、その届出さえしていませんが、これらの振動は本棚のガラス戸が振動で鳴るほどひどいものでした。
騒音も、新築工事の初期には仮設塀さえ不燃シートが張られているだけでした。住民が再三再四「２段の防音シートに替えてください」と要望したので、それが実現しましたが、その実現までには「工程の都合」という理由だけで２か月もかかりました。
その後も、「騒音があまりにひどいので、仮設足場に防音ネットを張ってください」という要望は理由らしい理由が示されないままに拒否されたままです。階が高くなるにつれて被害はより広い範囲に及んでいます。
「今日は特に音が大きい」と私たちが指摘すると、「工事中に音が出るのは当たり前です」と、居直りにも似た発言が返ってくるばかりです。
型枠を解体する際に鋼管が落とされる音、作業員が呼び交わし指示する大声、資材を投げる音、ラジオの大音量、重機やミキサー車の空ぶかしなど、何度要望しても一向に改まりません。
そのため、近隣の住民は、日中は実家に避難したり、暑い夏に窓を閉め切って過ごしたり、家で昼寝ができないので締め切った車の中で午後の数時間を過ごしたりと、不自由な生活を余儀なくさせられています。
隣りの４階建てのエーデルハイムＫを建設した際の経験から、「地盤が弱いので、掘り上げた土は一箇所に置かないでください」と要望しましたが、拒否されました。結果、隣家の庭にクラックが発生しました。またビニールシートも掛けられないままに放置された土が、埃になって舞い上がり、せんたくものをも干せない状況になりましたが、クラックの発生でさえも山陽工業の社員は「たいしたことはない」と言い放つ始末でした。
工事の影響であると特定はできませんが、水道局で漏水を指摘されたり、配水管が詰まり、管の中の洗浄が必要になったお宅もあります。
こうした住民の要望や指摘が、マリモや山陽工業が「不当なクレーム」だというものの実態です。
山陽工業の社員は２月３日の説明会で「現場の人間に直接言ってください。その方が情報が入って、我々もいい仕事ができます」と言いましたが、これは全くの方便でした。話し合いを拒否し続け、警察の介入を要請し、「工事を平穏に行う権利」のみを主張し、近隣住民の「平穏な生活を送る権利」を無視する行為は、わがままの極みというべきであり、許せません。
日影図に関しては、マリモの社員は２月３日の説明会で、現場向いのお宅に「後日ご説明に伺います」と約束しましたが、実際は「現場事務所で見るだけにしてください」と発言を変えました。
図面を見た人も「説明会で配布されたものとは全く違い、対象の土地や日影の形は書かれていなかったと思う」、「閲覧だけでは当事者が確認できないので、明示が必要だ」と言っておられます。
現実に、建築現場の北西の田んぼには午前８時前から午後１時過ぎまで、北側の宅地では午前９時半から午後２時まで影が落ちています。
私たちは今でも、「話し合いによる工事協定」を求めて、福山市に斡旋を依頼していますが、マリモや山陽工業からはいまだに何の連絡も有りません。
福山市の中高層建築物にかかる指導要綱は、「建築主及び近隣住民は、相互の利害関係について誠意をもって協議を行い、紛争の防止に努めなければならない」とあります。ポレスター春日町は、マリモが福山市内で手がける５棟目のマンションですから、これまでの工事実績から福山市の指導要綱に罰則規定が無いことを熟知しているマリモが、説明会の開催の要望を隠蔽し、届出書には住民説明を偽造し、住民の意思を捏造して届出書で報告し、市への届出の前に民間確認検査機関に建築確認申請を出したことなどは、全て確信犯的な行動であり、許せません。
最後に、２月３日の説明会でマリモの社員が「建築基準法にのっとり違反はしていませんから、変更には一切応じられません」と言われました。しかし、建築基準法の第１条には「この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護をはかり、もって公共の福祉の増進に資することを目的とする」と定められていることを指摘し、被告の陳述とします。」
「ノボリ・横断幕・看板・ポスター・立て札おろせ!」仮処分第1回審尋 近づく!
第1回審尋 2012年1月25日(水)13時半〜 広島地方裁判所福山支部3階審尋室にて
表現の自由をないがしろにし、近隣住民を裁判で脅す、マリモ広島特定目的会社(建築主)と株式会社マリモ(監理会社)。
そのの代理人である弁護士たちに対して、廊下で無言の抗議をお願いします。
(それにしても、「民暴対策の専門家」を名乗りながら、近隣住民への「民暴」そのものである、建築主･管理会社･建築会社の代理人を務めるとは！依頼人を選ぶ基準は何なのでしょう？！)
新年おめでとうございます。
皆様のますますのご自愛の上のご活躍を心よりお祈りします。
2012年が、横暴な高層マンション建設に反対する全国津々浦々の住民の闘いが勝利し、市民の良い環境の下で豊かに住む権利が一層保障される年になりますよう、願って止みません。
以下は昨年(2011年)中の書き込みです。
2011年11月30日 マリモ・山陽工業が建築工事の妨害禁止を求めて会代表他３名を訴えました
第1回公判 2012年1月23日(月)14時〜 広島地方裁判所福山支部第2号法廷(3階)にて
会代表らの要求を受けて、広島地方裁判所福山支部がマリモ・山陽工業に正式の裁判(本訴)を命令していましたが、11月30日にマリモ・山陽工業が訴状を提出しました。
マリモ・山陽工業は「建築工事妨害禁止請求事件」としています。
しかし、ポレスター春日町は2012年2月末完成予定なのですから、完成時点で裁判の意味は無くなるはず。
近隣住民への脅しであることは明白です。
建築確認申請中に「便宜的」に建築主を変更することの違法性などが、初めて裁判で争われることは、一歩前進です。
お誘い合わせて、ぜひ傍聴にお越しください。
やはり2011年11月30日に マリモとマリモ広島特定目的会社が「ノボリなどをおろせ」と会代表他８名を訴えました
建築妨害禁止請求の提訴と同じ日に、マリモとマリモ広島特定目的会社が広島地方裁判所福山支部に、会代表他8名に「ノボリ・横断幕・看板・ポスター・立て札をおろせ」と仮処分を請求する訴状を提出しました。
上記の本訴と並んで、裁判を近隣住民への脅しに用いるとは言語道断です。
加えて、近隣住民とマリモ特定・マリモとの闘いが、「表現の自由」に拘わる闘いになったことも重要です。
第1回審尋は2012年1月25日(水)13時半〜、広島地方裁判所福山支部3階の審尋室で行われます。
2011年12月下旬 会代表他３名が、マリモ・山陽工業の要求を入れた仮処分の破棄を求めて、広島高等裁判所に抗告しました
当会会員とマリモ･山陽工業･マリモ広島特定との間で３つの訴訟を裁判中です
以上の通り、現在
�．泪螢�･山陽工業が申し立てた、ポレスター建築工事への妨害を禁止することを求める仮処分⇒異議審尋⇒広島高裁に抗告
�▲泪螢�･山陽工業が申し立てた、ポレスター建築工事への妨害を禁止することを求める「本訴」
��マリモ･マリモ広島特定が申し立てた、ノボリなどの撤去を求める仮処分
の３つの裁判が係争中です。
常識的には、マリモ･山陽工業･マリモ広島特定の各社は、これらの近隣住民を敵視して行う裁判に関わって、弁護士(ある裁判では７人がかりです)に多額の報酬を支払うことになります。
こんなお金を浪費するくらいなら、マンションを購入する人に還元した方がずっと喜ばれると思いますが、このブログをご覧になった皆さんはどのようにお考えでしょうか？
さらに理解できないのは、このように訴訟を連発しながら、マリモがショールームなどでお客に「近々和解する」などと根拠の無い説明をしていることです。
この点も、このブログをご覧になった皆さんはどのようにお考えでしょうか？
台風第6号の被害も、会代表らの「工事妨害」のせい?!
上記の��･�△瞭鵑弔料幣戮任癲▲泪螢癲�山陽工業の主張はウソだらけです。
一例を挙げれば、マリモ・山陽工業は
「2011年7月14日に会代表らが生コンの打設を妨害したために、7月19日･20日に従業員を無駄に待機させなければならず、そのために2日間で合計38万円の損害が生じた」
と主張します。
しかし、7月19日は台風6号が四国に上陸・再上陸・縦断し、岡山に再々上陸した日。
山陽工業の現場監督たちも、早朝から現場に架けたシートを捲り上げて風の通り道を作ったり、台風一過で巻き下ろしたりと右往左往していました。
この天災の結果、20日も予定通りの工事ができなかったに過ぎません。
天災で予定の工事が進まなかったことも、近隣住民の「妨害」の「被害」として描き出し、近隣住民が指摘しても省みず、繰り返せば真実になるとばかりにウソを繰り返す――これでは、対話による真実の追究の道は閉ざされたままです。
直ちに、社会的責任を自覚した、まともな企業のまともな感覚に立ち返っていただきたいものです。
マリモ広島特定目的会社＝建築主のマンションのホームページは http://mansion-db.com/developer/1180/ です。
「ポレスター春日町近隣住民の会ニュース第13号」(2012年1月18日付け)より
マリモ広島の「建築確認無し」の違法工事、マリモの要綱違反は明白！
マリモ＝株式会社マリモ
マリモ広島＝マリモ広島特定目的会社
≪まことに紛らわしい(意図的？)のですが、マリモとは別会社です≫
ハウスプラス＝ハウスプラス中国住宅保証株式会社(民間建築確認検査機関)
山陽工業＝山陽工業株式会社
土地所有権(建築主)の移動、確認申請・届出・標識の表示など
2010年7月9日 旧土地所有者⇒マリモ 所有権移転の仮登記
9月22日 マリモが建築現場に「建築計画のお知らせ」の看板設置
9月24日 マリモが「近隣に説明」。要綱が定める「近隣」32軒中3軒を訪問。集合住宅の24軒は集合ポストに資料を投函したが、福山市には「訪問したが不在のため資料を投函」と報告。残り5軒中4軒は郵送。)
10月14日 マリモ広島設立(※��)
10月22日 マリモ⇒福山市 計画建築物の届出。しかし、書類不足で不受理
10月26日 マリモ広島⇔マリモ 特定資産管理処分契約(マリモはマリモ広島から建築予定地の管理･開発業務を受託) (※��)
10月27日 マリモ⇒ハウスプラス 建築確認申請(※��)
11月15日 マリモ⇒マリモ広島 所有権(建築主)移転。同時に広島銀行の担保権設定(※��)
11月19日 マリモ⇒福山市 計画建築物の届出
11月25日 ハウスプラス⇒マリモ 建築確認済証交付
11月30日 福山市⇒マリモ 計画建築物の届出受理
2011年1月18日 マリモ広島(連帯保証人マリモ)⇔山陽工業 工事請負契約
1月20日 マリモ⇒ハウスプラス⇒福山市 工事施工者届(ハウスプラスの「確認検査業務規定」に基づく届け)
2月1日 マリモ⇒ハウスプラス⇒福山市 建築主等変更届(ハウスプラスの「確認検査業務規定」に基づく届け)
5月8日 マリモ⇒近隣住民 第2回説明会終了間際に「建築主＝マリモ広島」と判明したが、説明会に出席したマリモ社員は住民にマリモ広島との委任契約の内容を説明できず、後日の説明を約束
5月22日 この日もなお、建築現場の標識は「建築主＝マリモ」の表示
〜5月26日 5月22日〜26日の間に、建築現場の標識が「建築主＝マリモ広島」に変更される
※� �10月14日に建築主の変更が前提とされ、10月26日(遅くとも11月15日)にはマリモからマリモ広島に建築主が変更されました。その上下記※�△猟蠅瓩發△襪里法▲泪螢睫承舛�10月27日に建築確認を申請しています。これは、以下の通り、建築基準法第6条に違反しており、第99条により処罰されるべき行為です。
建築基準法第6条＝建築主は、第一号から第三号までに掲げる建築物を建築しようとする場合(中略)においては、当該工事に着手する前に、その計画が建築基準関係規定(この法律並びにこれに基づく命令及び条例の規定(以下「建築基準法令の規定」という。)その他建築物の敷地、構造又は建築設備に関する法律並びにこれに基づく命令及び条例の規定で政令で定めるものをいう。以下同じ。）に適合するものであることについて、確認の申請書を提出して建築主事の確認を受け、確認済証の交付を受けなければならない。(中略)
14 第一項の確認済証の交付を受けた後でなければ、同項の建築物の建築、大規模の修繕又は大規模の模様替の工事は、することができない。
第99条 次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。
一 第6条第１項(中略)の規定に違反した者
二 第6条第14項(中略)の規定に違反した場合における当該建築物、工作物又は建築設備の工事施工者(以下略)
※�◆嵎〇鎧埣羚眩愀�築物に関する指導要綱」の�掘檻韻法◆崔羚眩愀�築物の建築主は、確認申請書を提出しようとするときは、あらかじめ」「計画建築物の届出書」など「各２通を市長に提出するものとする」とあります。
この条項に違反して、11月19日の届出の前に民間確認検査機関に確認申請書を提出しています。
以下は、昨年(2011年)中の書き込みです。
2011年11月23日 近隣住民の皆さんに会合のご案内とアンケートを配布しました
以下のような前書き・会合のご案内・ポレスター春日町平面図に、アンケートと料金受取人払いの封筒を添えて、近隣の200軒に配布しました。
12月10日現在も回収中です。
ご協力よろしくお願いします。
(前書き)
いつも当会の活動にご理解ご協力を賜りまして、まことにありがとうございます。
さて、今年２月から建設中の「ポレスター春日町」は、計画段階での建築主の突然の変更(マリモ⇒マリモ広島特定目的会社)、福山市への虚偽の届出(７月初めに福山市からマリモ・マリモ広島特定目的会社両社への行政指導が行われました)、特殊車両の無許可運行や工事関係車両の違法駐車など、多くの問題点を抱えながら工事が強行されています。
高層マンションの建設は、地域住民や購入者にとって大問題であり、地域に長期に大きな影響を与えます。
マリモや山陽工業はそれを知りながら、「建築基準法に違反していない」と言い張って、ずさんで乱暴な工事を進めています。
完成後は既にマリモを離れた管理会社に対応を丸投げする、「売り逃げ・作り逃げ」される危険さえあります。
そのため、当会はこの度別紙にてご案内の会合とアンケートを行い、近隣の皆様の「ポレスター春日町」建設へのご意見と問題点をまとめて、マリモや山陽工業に改善を要求し、近隣住民と入居者への責任を果たさせることにしました。
アンケートへのご協力と会合へご参加を、心よりお願い申し上げます。
なお。近隣のマンションにお住まいの皆様には、マンションにお住まいだからこそお気付きの点もお有りと存じます。
皆様のお気付きをアンケートで当会にお寄せください。
ぜひ会合にご参加くださりご教示ください。
重ねて心よりお願い申し上げます。
(「ポレスター春日町」建設についての会合のご案内)
とき:11月27日(日)午後7時〜午後9時
ところ：福山市春日コミュニティ館2階会議室(春日町5-5-22)
※法律問題など専門的な問題は、弁護士他の専門家に相談して解決に努めます。
上記の会合にも、弁護士にご出席をお願いしています。
(【アンケートのご参考に】「ポレスター春日町」平面図)
昨年９月下旬〜近隣に配布され、今年２・５月の説明会で配布された図面より作成
(「ポレスター春日町」建設についてのアンケート)
【１】現在、どんな問題・不都合を感じておられますか？
【２】【１】を解決するには、どうしたら良いとお考えですか？
【３】完成後、どんな問題・不都合が起こると思われますか？
【４】【３】を解決するには、どうしたら良いとお考えですか？
【５】このマンションの建設に関するお気付きなど、どんなことでも教えてください。
ご協力ありがとうございます。
添付しております封筒に入れて、切手を貼らずに郵便ポストに投函してください。
なお、お差し支えがなければ、ご住所・お名前をご記入ください。
※どこでどんな問題・不都合が起きているのかを、できるだけ詳しく把握するために、ご住所・お名前の記入をお願いするものです。
業者には一切明かしませんので、ご安心ください。
ご住所 福山市春日町５− お名前
11月16日 当会代表他３名への仮処分決定の異議審が開かれました
マリモ・山陽工業が７月29日に、広島地方裁判所福山支部に、会代表他３名に対して「ポレスター春日町建築工事を妨害するな！仲間にもさせるな！」という仮処分を申し立てました。
裁判所(岩田真吾裁判官)は、９月13日に要旨以下の「決定」を行いました。
「マリモ・山陽工業の申立てを相当と認める。会代表他３名は、マリモが管理(正しくは「監理」･･･神原注)し山陽工業が建築する工事を、工事車両の運行を妨害するなどして妨害してはならない。また第三者に妨害させてはならない。もしこの決定が間違いであった場合の賠償に、神原たち３名のそれぞれにマリモ・山陽工業の両社より30万円ずつ(各人60万円ずつ＝両社90万円ずつ＝計180万円)の担保を立てさせる。」
この決定は
(ア)マリモ特定が建築確認を受けない違法工事を行っているなどの、当会代表たちの主張に対しては全く判断しておらず、
(イ)一切の理由を示さないままに、マリモ・山陽工業の申立てを「相当と認め」ている
など、全く納得できないものです。
そのため、当会代表たちはこの決定を不服として、10月18日に広島地方裁判所福山支部に異議を申立てました(いわゆる「控訴」にあたります)。
この異議審(いわゆる「裁判」)が、11月16日に行われ結審しました。
年内に決定(いわゆる「判決」)が出る予定です。
11月１日 広島地方裁判所福山支部がマリモ・山陽工業に本訴の提起を命令しました
上記の通り、９月13日に当会代表他３名への仮処分の決定が出ましたが、当会代表他３名は異議審に加えて、広島地方裁判所福山支部に対して、マリモ・山陽工業に本訴の提起を命令するよう求めました。
裁判所は、11月１日にマリモ・山陽工業に対して、１ヶ月以内に本訴するよう命令しました。
４日までには送達されたはずですので、マリモ・山陽工業は12月４日までに本訴を行わなければなりません。
もしマリモ・山陽工業が12月４日までに本訴を行わなければ、仮処分の決定が取り消されます。
以下、9月17日付「近隣住民の会ニュース」第12号より
≪ こんな本がお役に立つかも･･･ ≫
★『マンション・建物紛争解決ノウハウ 徹底抗戦・増補版』(根来冬二。築地書館。2003)
巻頭の「建物紛争に勝つための十箇条」には、「建物紛争は、町と地域を守る神聖な闘いである」などが記され、読み易く実践的な本です。三流マンションの建築ラッシュで地域の資産価値が下がり続け、その結果30年ほど後には立て替えが無意味になり、高層スラムが出現するとの指摘に驚かされます。
★『建築紛争 行政・司法の崩壊現場(五十嵐敬喜・小川明雄。岩波書店＝岩波新書。2006)
建築基準の規制緩和が、姉歯問題をはじめ質や数の偽装をもたらしたことをるる紹介しています。また、日本で壊された「『隣と同じように』という都市計画のもっとも基本的なルール」、「『高さ』を同一にするというルール」が、住民の権利や住民同士の民主主義の問題であることを明らかにしています。
≪ 春日でも南蔵王でも 騒音･振動をあきらめないで直ちに抗議・通報し、工事の改善を求めましょう ≫
「ポレスター南蔵王」と「コスモス春日店」の工事が重なり、大変な騒音・振動が続いています。「ポレスター春日町」は階が上がるにつれて工事の音が響き渡り、大騒音に迷惑しています。
「ポレスター春日町」でも「ポレスター南蔵王」でも、騒音や振動をあきらめず、直ちに、繰り返し抗議・通報しましょう(警察への通報は110番すれば臨場してくれます)。建築主や施工業者に「近隣住民の理解や協力が無いと、スムーズに工事が進まない」と認識させ、近隣に配慮した工事に改善させましょう。
抗議先： マリモ (「南蔵王」の建築主・「春日」の建築監理者)
＝０１２０−９９６−９５９ (無料) ０８２−２７３−７７７２
山陽工業 (施工業者)＝０８２−２３２−６４７１
連絡・通報先：福山市・建築指導課＝９２８−１１６７(ＦＡＸ ９２８−１３７５)
福山市・環境保全課＝９２８−１０７２ 《騒音・振動・水路水質》
警察への通報は まず １１０番
福山東警察署・同交通課＝９２７−０１１０
春日交番＝９４３−６５６８
蔵王交番＝９２６−００２６
≪ 7月26日に、当会の会員が山陽工業に要請し、一部が改善されました ≫
「こちらに向かって朝礼を行うので、洗濯物も干しにくい。朝礼の位置や向きを変えてください」などの要請に、山陽工業の現場監督は「判りました」と回答し、翌日から改善されました。
≪ 9月22日(木)(予定。雨天順延)8時〜 ポレスター春日町建築現場で抗議・監視行動 ふるってご参加ください！ ≫
次回は9月22日(木)(予定。雨天順延)に、7階の壁と天井の生コン打ちの予定です。
不誠実な業者は、監視する市民が多いこと、真実を知る人が増えることを嫌います。
お誘い合わせて、多くの皆さんが抗議・監視行動にご参加くださいますよう、お願いします。
ポレスター 春日町も南蔵王町も広島銀行(ひろぎん)が巨額融資
不良債権３兄弟(銀行･マンションディベロッパー･ゼネコン)が住民を蹴散らして大儲けをもくろむ
ポレスター春日町は11階建て32.8ｍ32戸の超高層分譲マンション。建築予定現場に「7月27日着工予定」の標識が挙げられた、ポレスター南蔵王も15階建て44.5ｍ56戸。近隣より数階大きい2つの建物で、私たちが愛する、この地域の景観が吹き飛びます。
春日町でも南蔵王町でも、マリモに巨額を融資するのが広島銀行(ひろぎん)。バブル経済に踊って経営破たんしたあげくに公的資金(税金)で救済され、以来20年間の超低金利政策で庶民には利子を払わず、金余りです。ポレスター春日町と広島市内の3棟の計4棟に限度額27億1800万円、「ポレスター南蔵王」には同6億2600万円の根抵当をつけています。
不良債権３兄弟は、不良債権を公的資金で処理されて身軽になりました。彼らがバブルの再来のようにうごめいているのが、今日の春日町や南蔵王町です。
不良債権３兄弟は、「恩をあだで返す」不道徳極まりない存在。税金で救われたという、国民への大恩を忘れて、「入居者の利便性」を振りかざして、近隣住民の利便性や快適性を蹴散らして恥じません。
マリモ＝「建築基準法や条例はクリア。どんな建物を建てようが自由」
実態は 憲法・民法・建築基準法、福山市の条例･要綱違反のオンパレード
マリモは福山市への届出を撤回し、工事を中止し、計画を出直せ！
2005年9月 水戸市議会でも、マリモの建設強行、市の無策で一般質問
マリモ「水戸市の全市民が反対署名をしても建設する」と強弁し工事を強行
http://homepage3.nifty.com/jcpmito/old/Gikai/gikai2005/nakaniwa2005_9.htm参照。
7月16日 マリモ代理の弁護士の通知書が近隣代表に届く
マリモ代理人の安村和幸弁護士は、広島銀行(ひろぎん)の社外監査役の娘婿で、広島銀行より平成21年度に3100万円の弁護士報酬を受け取っています。また、広島銀行100％出資の「しまなみ債権回収株式会社」(いわゆる「取り立て屋」)の取締役弁護士です。
「ひろぎん」で、またつながりました。
今年6月23日に会が社長に宛てて出した公開質問状には回答せず、こうした「通知書」を寄こすのは、マリモが公開質問状に回答できない証し。
「ウソも方便」が行き詰れば「問答無用」の居直り――これがマリモの基本姿勢です。
以下は、昨年(2011年)4・5月中の書き込みです。
福山市への届出書に、虚偽記載や近隣住民の意思の歪曲
こうした無法が許されて良いのでしょうか？
こんなディベロッパーに、新築分譲マンションの入居者の権利が守られるのでしょうか？
2010年9月下旬に、マリモ(本社＝広島市)が広島県福山市春日町5丁目に説明資料を配布し、最高7階建ての近隣に不調和な11階建ての分譲マンション(ポレスター春日町)を新築する計画が明らかになりました。
マリモは「福山市中高層建築物に関する指導要綱」(以下「要綱」)に基づくと謳っていますが、要綱が建築主に「近隣の住民等に対し説明会を開くなど、建築計画等について十分な説明を行う」ことを求めていることも、近隣住民が要綱に基づいて説明会の開催を要求していることも顧みることなく、2010年11月19日に福山市長に「計画建築物の届出書」(以下「届出書」)を提出し、11月30日に福山市長が受理したことを「錦の御旗」にして、2011年2月以来建築工事を強行しています。
しかし、マリモは届出書で、建築物より20m以内の近隣32軒に説明資料(以下、「資料」)を配布され、全軒が建築を「承諾」したと報告されました。しかし、
�〇駑舛蓮�近隣の1軒が
１＝建築開始を、資料配布の半年以上前の「2010年2月(予定)」と誤記し
２＝「止むを得ない事情により作業する場合は、事前に近隣代表の方にご連絡」とされながら、近隣代表の案内が無く
３＝使用された地図が、10数年以前のものと思われるほど古いものであり
４＝2つの図面は「ポレスター緑町公園」と題されている
など12項目を指摘し照会するなど、ずさん極まりないものでした。
�▲泪螢發涼甘�者は、13時〜14時40分まで、27軒を資料を持って訪問され、僅かに3軒で面談･説明されたと報告されましたが、面談したお宅では「世間話ばかりで、説明などは無かった」と申し立てておられます。
4階建て(17軒)と3階建て(7軒)の2棟の賃貸マンションの全24軒が不在だったので、資料をポストに投函したと報告されましたが、21軒が資料は１階の集合ポストに投函してあったと証言され、残る3軒の記憶もあいまいで、自宅ポストへの投函を記憶している方は有りません。マリモが訪問した形跡が全く無いにとどまらず、マリモの担当者が行動を捏造し、虚偽を報告していることは明白です。
残る5軒(近隣に居住していない土地や建物の所有者)には、10日後に資料を郵送されたと報告されましたが、1軒はこの時期には受け取っていないと証言しておられます。また、4軒が工事現場から最短で80m〜最長で1000m離れているだけなのに、「このような大事な書類を郵送するとは、非常識・非礼にもほどがある」と憤っています。
��マリモは、資料に「本件に関するご質問等がございましたら下記までご連絡ください」と記していたに過ぎません。
それなのに、31軒からは建築計画への問い合わせが無かったことをもって、また上記の通り1軒よりの問い合せも計画に対する要望では無かったことをもって(この問い合せの末尾で要望していた、説明会の開催を拒否したことには全く触れずに)、全32軒が建築計画を「承諾した」と報告されました。
そのため、全軒が「マリモは、私の意思を曲解し歪曲して、虚偽を記載している」と申し立てています。
ポレスター春日町近隣住民の会は、2011年3月28日に、各自が記名・捺印した福山市長宛の申立･要望書21通を提出しました(4月13日現在、マリモが近隣とされた32軒の90％以上の29通に達しており、近々再度提出する予定です)。
この申立･要望書で、近隣住民の一人一人が、賃貸マンションの居住者であったり、土地や建物の所有者であったりというそれぞれの立場や経験から、上記�◆Ν�を福山市長に申し立てています。
そして、
� ．泪螢發�、福山市への公式の届出書に、作文をして行動を捏造し、住民の意思を歪曲して、虚偽を記載している以上、届出書が要綱の�靴裡韻肪佑靴覆い海箸鰐税鬚任△襪海箸鮨修稽�て、
�◆〕弭砲劉靴裡韻�指定した書類が整わない以上、福山市長は要綱の�靴裡欧亡陲鼎�マリモに交付した受理書を撤回されるよう要望し、
�� 受理書撤回の帰結としても、また「近隣住民との協議が整わないもの」としても、「十分な説明」を行うまで工事を差し止めることなど、マリモを強く指導するよう福山市長に要望しています。
ポレスター春日町近隣住民の会は、また2011年4月3日から、深川真マリモ社長宛の各自が記名・捺印した申立･要望書27通を集約しました(近々に福山市長宛を上回って集約し、提出する予定です)。
マリモ社長宛の要望書は、
� ．泪螢發�、福山市への公式の届出書に、作文して担当者の行動を捏造し、住民の意思を歪曲して、虚偽を記載したことを、「偽計による公務妨害」というべき「犯罪的」な事態だと糾弾し、こうした事態を生み出した原因と責任を明らかにして住民に謝罪し、再発防止を宣言・実行することを断固として求めています。
�◆，泙拭⊂綉�の事態が生み出した届出書が、要綱の�靴裡韻肪佑靴覆い海箸鰐税鬚任△蝓⇒弭砲劉靴裡韻�指定した書類が整わない以上、マリモが届出書の受理書を潔く福山市長に返納されることを求めています。
�� そして、受理書返納の当然の帰結として、また�靴裡欧痢峩疥拿嗣韻箸龍┻弔�整わないもの」として、私たち住民に「十分な説明」をされ工事協定書を締結するまで、工事を中断されるよう求めています。
4月15日 福山市長宛に申立･要望書第2次分12通を提出
3月28日提出の第1次分と合わせて、29軒(マリモが近隣とした32軒の90.6％！)に
住民8名(5軒)が福山市建築指導課と交渉しました。
村井あけみ福山市議会議員が同席してくださいました。
会が提出した市長への申立･要望書は以下の通りです。(一部編集して紹介します)
「ポレスター春日町近隣住民の申立・要望書
福山市長 羽田 皓 様
私たちは、本年3月28日に貴職に21通(マリモが近隣とし17軒と私どもが近隣と判断する4軒)の申立･要望書を提出しましたが、その際にお約束いたしました通り、本日第2次分として13通(同前12通と1通)を提出し、以下の通り申し立て・要望します。
3月28日と本日の提出分で、マリモが近隣とした32軒の中の29軒(実に90.6％)が次の通り申し立てています。
１＝マリモは、昨年11月19日に貴職に届出し、貴職が昨年11月30日に受理された「計画建築物の届出書」の「説明報告書」・「話し合い経過書」で、
� ．泪螢發�近隣と判断した32軒中の27軒に、9月24日の13時から14時40分まで100分を掛けて説明資料(以下「資料」)を配布した
�◆，修虜檗¬銘未�成立したのは3軒で、2軒には10分間ずつ、1軒では15分間説明した
�� その際、4階建て賃貸マンションの入居者17軒と3階建て賃貸マンションの入居者7軒の計24軒は、全軒が不在だったので資料をポストへ投函した
�ぁ〇弔蠅�5軒は近隣に居住していないため、10月4日に郵送した
�ァ．泪螢發六駑舛法嵋楫錣亡悗垢襪桓遡篥�がございましたら下記までご連絡ください」と記していたが、31軒は問い合わせが無かったので、また1件は問合せがあったが計画に対する要望ではなかったので(問い合わせ中の説明会開催の要望を拒否したことには言及せず)、32軒すべてが建築計画を「承諾した」
と報告されました。
しかし、貴職宛に私たちが提出した29通の申立･要望書は、
�△�3軒中の2軒が、面談は世間話に過ぎず、説明というものではなかったと申し立てています。
��の24軒中の21軒が「資料は1階の集合ポストに投函されており、マリモが私宅に来られた記憶も形跡も無い」と申し立て、残る3軒は記憶が曖昧なため申し立てにはいたりませんでした。
結局、「自宅ドアのポストに投函」というマリモの報告を裏付けた人は1軒も有りません。
�い�5軒中の1軒は「2月3日の説明会の案内に同封されたもので、資料を初めて見た」と申し立て、大阪市在住の方を除く4人全員が「建築現場から僅かしか離れていないのに、これほど大事なことを郵送で説明に代えること自体が非常識で非礼な態度だと思う」と申し立てています。
�イ砲弔い討蓮∩�29軒が「これはマリモ様の曲解であり、承諾などしていない」と申し立てています。
２＝別紙(第3回会合−3･4)の赤丸の箇所或いは地図中の��･�韻�示す通り、届出に際して、マリモ様は居住者(たぶん店舗での営業者)2名の記載を欠落させているはずであり、そのずさんさに呆れるばかりです。
以上に加えて、私たちは以下の通り貴職に申し立て・要望します。
３＝上記�◆銑イ茲蝓▲泪螢發�福山市長への公式の届出書にまで、自らの行動と住民の意思を捏造した虚偽の記載を故意に行っていることは明白です。
こうした行為は、公正の点から許されないばかりでなく、「偽計による公務妨害」(※刑法第233条＝虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の･･･業務を妨害した者は3年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する)という明白な犯罪です。
従って、貴職がマリモを告発することを辞さない態度で、マリモにこの事態の原因と責任を明らかにし、貴職と住民に陳謝し再発防止を宣言・実行するよう指導されることを要望します。
また、こうした違法行為に欺かれて受理書を交付させられた以上、受理書を撤回されますよう要望します。」
マリモ 市役所届出書への虚偽記載を認める！
市役所に市長宛の申立･要望書第2次分を差し立てて交渉した、15日にマリモの回答(20：19付)が会代表に寄せられました。(一部編集)
「メール質問への回答書
ポレスター春日町近隣住民の会代表 神原澄三様
平成23年4月15日 株式会社マリモ技術本部 出海
お世話になります。確認中でした件について回答致します。
＝＝4階建て賃貸マンション・3階建て賃貸マンションで、9月24日に1階の集合ポストに資料が投函されていたという人は21人となり、判らない人が残りの3人で、貴社社員が主張する「訪問して不在のため、ポストに投函」を裏付ける人はいません。端的に言って、貴社社員が行動を作文して捏造し、虚偽の申請をしたことが明らかになりました。市への公式の届出書にまで、虚偽を記載した責任は極めて重大です。
上記についての回答
回答を行うまで、時間が掛かり申し訳ございません。
時間を必要とした要因は本事象が極めて重大である為、再度、担当社員から経緯・経過・状況について詳細の確認を行った為になります。
確認した結果として、3階建て賃貸マンションについては、各戸玄関扉前まで訪問し不在を確認後、ポストへ投函していますが、4階建て賃貸マンションについては、各戸玄関扉前での不在確認を行わずに、ポストへ投函した事実を確認する事ができました。
弊社が行った福山市建築指導課への届出資料および工事説明会での弊社社員の発言に、誤りがあった事を認め謝罪致します。
改めて、経緯について報告致します。昨年9月24日に行った近隣の皆様への説明には、弊社社員である稲冨と弊社から説明業務を業務委託した宮本氏（弊社退職済）の2名で行いました。3階建て賃貸マンション入居者への説明は、稲冨が各戸玄関扉前まで訪問し不在確認後ポストに投函しましたが、4階建て賃貸マンション入居者への説明は、説明業務を業務委託した宮本氏が各戸玄関前での不在確認を行わずにポストへ投函した事実を確認する事ができました。
弊社における近隣の皆様への説明は、各戸玄関扉前まで訪問し説明を行う事を基本とし、ポストへの投函は不在確認を行った上で行う事にしておりますが、本事象では、行えていなかった事になります。また、稲冨と宮本氏両者間の確認不足があり、稲冨は、宮本氏が各戸玄関扉前まで訪問し不在確認後、ポストに投函したと思い込んでいた為、福山市建築指導課への届出資料および工事説明会では、不在確認を行った上での投函の記載および発言になりました。
弊社と致しましては、近隣の皆様、福山市建築指導課に対して、心からお詫び致します。
今後の対応につきましては、ポレスター春日町近隣住民の会代表 神原澄三様に直接お会いさせて頂き、正式に謝罪をさせていただきたく考えております。また、金銭補償等も含め、今後のことについて前向きに話し合いをさせていただく機会をいただけたら幸いと考えております。
福山市建築指導課には、本事象の顛末を報告し今後のご指導を頂く予定になります。
弊社の対応不備により、神原様および近隣の皆様に対して、改めてお詫び致します。 以上」
マリモより会代表へ面談の希望(16日7：20付)。(一部編集)
今後の対応について、神原様との面談を希望いたします。御都合の良い、日時の選定およびご指示を御願いします。
昨日、福山市役所に訪問しています。訪問の際に、工事に係わる指導を3項目頂いています。
�．肇薀奪�等工事車両の出入口の段差
��現場付近の道路にヒビが発生
�Ｍ尭外�（ガードマン）の有効配置
上記については、現場に確認後、是正していきます。
会代表よりマリモへ返書(16日16：29付)。 (一部編集)
本日7：20の貴メール受領しました。
「今後の対応について、神原様との面談を希望いたします。御都合の良い、日時の選定およびご指示を御願いします。」
＝とのご希望ですが、何度も申し上げているつもりなのですが、個別にお会いするつもりはござません。
当方の希望は、十分な説明会の開催です。
貴社の「メール質問への回答書第2版」(昨日20：19付け)に関しては、
�ゝ�社は、あくまで「虚偽の申請はしておらず、近隣住民への対応に関しては説明責任とコンプライアンスは重視しているが、結果として業務委託している外部社員が過ちを犯した」と説明なさりたいようですが･･･。
稲冨氏のご担当だった、3階建て賃貸マンションの最上階の3軒の全てが「訪問は無かった」と申し立てておられることを、貴社はどう評価されるのでしょうか?
なぜ稲冨氏がまだ隠しているとお考えにならないのが、私たちには不思議でなりません。
�◆峪笋燭舛狼�社の建築工事を『承諾した』ことなどありませんが、私たちが『承諾した』と福山市に勝手に届け出ているいること自体が、虚偽の申請だ！」という、私たちの主張にはどうご返事いただけるのでしょうか？
これ自身が、偽計による公務妨害(刑法第233条違反)であるとともに、憲法13条(すべて国民は、個人として尊重される)に違反した、プライバシー・個人情報の捏造です。
従って、当方の要求は、
1＝上記� Ν△猟未蝓�貴社が重大な犯罪を犯している以上、潔く届出書の「受理書」を福山市に返納され、工事を一時中止された上で、私たち近隣住民への説明を尽くされることです。
2＝深川真社長の回答書(3月30日付)中でも、当方の垂れ幕の設置を3月15日とされたり11日とされたり、ノボリの設置は25日されたりと、貴社のご言明には齟齬やごまかし、ミスが多すぎます。
よくよく貴社内で整理されまして、また貴社ホームページの言明通り、相手の立場に立ってよくお考えになられまして、ご提案ください。
関連して、宮本氏や稲冨氏の明確な謝罪(稲冨氏を隠して(庇いだてされて)はなりません)や、原因の究明・再発防止の宣言と実行に真摯に取り組まれることです。
3＝1・2のクリアに務められまして、説明会を開いていただけますよう、お願いします。
その際は、年配者も少なくないことゆえ、近隣住民の集まりやすい場所で、集まりやすい時間に開いてください。
一番最短では、5月8日か15日の日曜日は19時〜、9日以降の平日は19時半〜を希望します。
会場は前回の会場がご希望でしたら、貴社に代わって会場を借りる程度の勤めを果たすことはやぶさかではございません。
いまは以上をご返事とします。
マリモより会代表にメールが来ました(18日7：24付)。 (一部編集)
神原様。おはようございます。受信を確認しました。
頂いた内容を社内で検討致します。
説明会の開催は、5月8日か15日で調整を御願いします。
ありがとうございました。出海
会代表よりマリモへ返書(18日7：52付)。 (一部編集)
出海様。おはようございます。神原です。本(18)日7：24付の、貴メール受領しました。
「説明会の開催は、5月8日か15日で調整をお願いします」＝承知しました。
なお。
１＝今回のメールでは貴殿よりご言及がございませんでしたが、前回の会場の申し込みを当方が行う必要がございますか？
必要でしたら、その旨ご連絡ください。
申し訳ございませんが、神原は1週間ほど出張します。留守中に、家族に電話なさらないでください。もし貴殿よりメールを頂戴いたしましても、当方よりのご返事は26日以降にさせていただきます。ご了承ください。
２＝緑丘学区と学区８区(春日町5・6・7丁目。南吉田町内会)など、学区内の各種団体が貴社の工事に不安を感じておられます。
やっと開いていただける説明会ですので、当方より学区内の各種団体にご案内します。
ご了承ください。
急ぎにて、以上をご返事とします。
マリモより会代表へ返事(18日8：34付)。 (一部編集)
改めて、おはようございます。
お手数ですが、前回の会場の申込みを神原様にて御願いいたします。
また、出張のスケジュールを確認しました。御自宅への電話連絡は、差し控えます。
今後共、よろしく、御願いします。出海
会代表よりマリモへ返書(18日9：41付)。 (一部編集)
出海様。おはようございます。神原です。本(18)日8：34付の、貴メール受領しました。
5月8日-15日の18時から22時までの会場の使用を申し込みました。
１＝19時から開会としてください。
２＝8日と15日のいずれかになったことを、貴社よりメールでご連絡ください。
３＝会場は、土曜日の午後と日曜日は事務を執っておりません。
2月3日の説明会と同様、5月7日か14日の土曜日の正午までに、カギを預かりに行ってください。また、18時以降の会場設営をお願いします。
閉会後の施錠は、使用申込の関係により、当方で行います。
４＝村井明美福山市議会議員が同席される予定です。
以上、急ぎにてご返事します。
マリモより会代表への返事(18日11：50付)。 (一部編集)
神原様。お世話になります。引き続きの対応、ありがとうございます。
頂いたメールについて、御報告いたします。
1＝了解しました。
2＝5月8日で御願いします。
3＝前回同様、山陽工業にてカギの預かりを行います。
4＝了解しました。
以上を返信致します。出海
マリモ 5月8日(日)19時からの説明会開催を承諾
いよいよ正念場です！ 大勢のご参加をお願いします
ポレスター春日町近隣住民の会へのご支援を心よりお願いします。
メールの宛先：shiawase@fkym.enjoy.ne.jp
管理者の住所：721-0907 広島県福山市春日町5-13-10 ポレスター春日町近隣住民の会
管理者の体調が万全でありませんので、直ちにご返事できないことがございますこと、
管理者を慢罵されるだけの内容の場合など、ご返事をご遠慮させていただくことがございますことを、
どうぞお許しください。
このサイトについて
--------------------------------------------------------------------------------
※このページは、Internet Explorer Ver9.0、Mozilla Ver4.0で確認しています。
このHPで使われてる画像は、各作者さんに著作権があります。
無断で使用・転載することを固く禁じます。
since 2011
更新日時:2012年07月30日 12時34分38秒
CPUプロセス:0.35