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◆ロンドン五輪体操(28日・ノースグリニッジ・アリーナ) 男子団体総合の予選を行い、04年アテネ五輪以来の金メダルを目指す日本はエースの内村航平(23)=コナミ=が鉄棒、あん馬で落下し、合計270・503点の5位となり、8位までの決勝進出を決めた。米国が275・342点で首位。個人総合は内村が9位、山室光史(23)=コナミ=が18位で予選を突破。種目別は床運動で内村が2位、平行棒で田中佑典(22)=コナミ=が1位、兄の和仁(27)=徳洲会=が2位で決勝に進んだ。
最強王者・内村も”五輪の魔物”にのみ込まれた。世界選手権3連覇中で近年負けなしだった個人総合で予選9位。首位通過を狙った団体も予想外の5位となり、金メダルを期待された種目別鉄棒では上位8人による決勝にも進めなかった。内村は「今まで何をやってきたのか。五輪は何が起こるか分からない」と苦笑いで首をかしげた。
1種目めの鉄棒から歯車が狂った。F難度の離れ技を決めた内村は波に乗ったかに見えたが、最後の「コールマン(後方かかえ込み2回宙返り1回ひねり)」でバーをつかみ損ねマットに落ちた。今大会は日本製より硬さのあるフランス・ジムノバ社の器具を使用し、練習でも鉄棒で落下する場面があった。「原因は分からない」と内村。さらに3種目めのあん馬でも落下。
種目別は5種目で決勝を狙っていたが、予選を通過したのは得意の床だけ。団体、個人と種目別で5つと最大7個のメダルを獲得できる可能性もあったが、団体、個人、床運動の最大3個に減った。優勝が絶対視されていた個人総合も現状では“黄信号”だ。予選の得点は1位のダネル・レイバ(米国)と1・501点の開きがあった。内村は「練習では調子が良かったが、鉄棒でミスをして流れに乗りきれなかった」と悔やんだ。
決勝に予選の得点は持ち越さないため、仕切り直しできることがせめてもの救い。まずは最大目標の団体金を目指し、30日の決勝に挑む。立花泰則監督(48)は「修正は難しくない」と冷静に話した。「この失敗を失敗のままで終わらせない。次に生かしていけば成功への鍵もつかめてくる」と内村。4年に1度の大舞台で世界王者の真価が問われる。
(2012年7月30日06時01分 スポーツ報知)
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