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エボラ出血熱か ウガンダで14人死亡7月29日 12時2分
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アフリカ東部のウガンダで、致死率が極めて高いことで知られるエボラ出血熱によるとみられる症状が出て死亡する人が相次ぎ、WHO=世界保健機関は、詳しく調べるとともに、集団感染につながらないか警戒を強めています。
ウガンダ保健省によりますと、西部の町・キバレで、今月に入っておよそ20人に相次いで、急な高熱や内出血、それに肝機能障害などの症状が出て、これまでに14人が死亡したということです。
症状が出た人たちは、家族であったり、近所にいたりしたことから、WHOは高い熱が出て全身の出血が止まらなくなる感染症のエボラ出血熱が原因である可能性が高いとみて詳しく調べています。
エボラ出血熱は、有効な治療法がなく、致死率が50%から90%に達し、アフリカのウガンダやコンゴなどでは、たびたび集団感染が起きて多数の死者が出ています。このためWHOでは、緊急の特別調査団を現地に派遣して、ウガンダ政府と協力して集団感染につながらないか警戒を強めています。
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