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【ゴルフ】

松山英樹は2位

2012年7月30日 紙面から

◇サン・クロレラC <最終日>

▽29日、北海道・小樽CC(7471ヤード、パー72)▽曇り、気温24度、風速3メートル▽賞金総額1億5000万円、優勝3000万円▽63選手(うちアマ1人)▽観衆5737人

  4打差を追って逆転Vを狙ったアマチュアの松山英樹(20)=東北福祉大3年=が、7バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの69をマークし、通算13アンダーまで伸ばしたが、2打及ばなかった。とはいえ、一時はV争いから遠ざかりながらも終盤の反撃で2位に。8月に行われる全米アマチュア選手権で、来年のメジャー戦出場切符を狙う。優勝は通算15アンダーに伸ばしたブレンダン・ジョーンズ(オーストラリア)で、開幕戦に次いで今季2勝目。前日首位の塚田好宣(42)は松山と並んで2位だった。

 一時はV争いから脱落した松山が、13番からの6ホールで5バーディーを奪い、怒濤(どとう)の追い上げ。優勝のジョーンズには及ばなかったが「最後だけいいプレーができた」と、満足そうに振り返った。

 一時は7アンダーまで後退。だが、あきらめなかった。「1個ずつ戻せばチャンスあるかも」と強い精神力で、ショットが回復した13番から反撃のノロシ。「(ショットは)自信を持って振り切らないとフェアウエーに行かない。13番から良くなったのは自信を持って打ったから」という。

 4日間で合計23個のバーディーを奪い、プロを抑えて“最多バーディー賞”を獲得。全米アマチュア選手権(8月13〜19日。米コロラド州)は、来年のマスターズ、全米オープン、全英オープン出場につながる。「4日間、いいスコアで回れたけれど、今の内容なら確実に負ける。今日の最後のようなスイングをしっかりやって、パットも仕上げたい」。アマチュアの世界最高峰大会に向け、気を引き締めた。 (櫛谷和夫)

 

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