鳥取東高が初優勝　書道パフォーマンス甲子園

　軽やかな音楽に合わせて踊りながら特大の紙に漢字や詩を書いて書とダンスを競う「第５回書道パフォーマンス甲子園」が２９日、愛媛県四国中央市の体育館で開かれ、鳥取市の県立鳥取東高と広島市の県立五日市高が同点、審議により鳥取東高が初優勝した。

　今年は、東日本大震災で被災した岩手と宮城の両県から計３校が予選免除の「被災地支援枠」から出場し、計１１都県１９校の高校生が腕を披露。

　優勝した鳥取東高は淡墨で「飛翔」と紙の中央に揮毫。同校書道部部長の２年田邨みずほさん（１７）は「淡墨はパフォーマンスに向いてないが、新しいことを始めてみようと思った」と話した。