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【芸能・社会】

堂本剛 神鳴りギター 故郷・奈良で単独ライブ

2012年7月30日 紙面から

 KinKi Kidsの堂本剛(33)が故郷の奈良市で開いていた単独ライブ「shamanippon(シャーマニッポン)−ラカチノトヒ−」が29日、ファイナルを迎え、公演で剛は、9月14、15、16日に京都・平安神宮でライブ行うことを発表した。

 奈良で生まれ育ち、子どものころから神社仏閣に興味を持っていた剛は「日本のルーツに興味がある」と、2009年から奈良・薬師寺、京都・平安神宮で単独ライブを開催。

 今回は奈良の歴史的建造物である平城京跡、唐招提寺、垂仁天皇陵の中間にある野球場に600人収容の特設テントを建て、5月29日からライブをスタート。2カ月間で41公演をこなし、約2万5000人を動員した。

 うだるような暑さの中、剛が雅楽をバックにギターを持ってステージに登場すると一転、会場の外は激しい雷鳴とともに猛烈な夕立に。うつむき加減で剛がギターをかき鳴らすと、満員の600人のファンは総立ちとなり、興奮は最高潮に達した。

 「シャーマン(超自然的存在と交信できるとされる人)は特別な人じゃない。人を信じ、自分を信じる想像力のある人がシャーマン。そういう人が日本に増えていけば」と剛。神社仏閣でライブを始めたのは、音楽で盛り上がるだけではなく、精神世界も大切にしたいとの思いからだった。

 今回のライブ中に作った新曲「eni groovin’」は激しいロックのメロディーに「縁を結んで、過去から未来へと生きていきたい」というメッセージが込められているという。

 ライブは4時間に及び、剛は歓声の中、約20曲を熱唱。アンコールでは、集まった場外のファン約1000人のため、音楽が聞こえるよう、入り口の扉を開けるサプライズもあった。

 剛が最後に「また平安神宮で3日間ライブやります。トークライブも計画してます。ざっくり言うと、また会えるねということです」と発表すると、ファンから一層の絶叫がわき起こった。

 

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