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【大リーグ】

イチロー 華麗な守備でNY沸かす 移籍後の連続試合安打も5に

2012年7月30日 紙面から

◇レッドソックス8−6ヤンキース

試合前の練習で、ヤンキースのイチロー(右)のユニホームに触れるレッドソックス・松坂(共同)

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 【ニューヨーク穐村賢】本拠地2戦目は守備で魅せた。ヤンキースのイチロー外野手(38)は28日、レッドソックス戦に8番右翼で出場。降雨のため2時間4分遅れで試合は始まったが、集中力を切らすことなく3打数1安打をマークし、移籍初戦からの連続試合安打を5に伸ばした。守備では7回、右中間の打球を好捕するなど、この日も本拠地のファンを沸かせた。

 イチローにはヤンキースタジアムの右中間は狭すぎる? 7回、右中間へのライナーを逆シングルでランニングキャッチ。捕球後に滑り込んでグラブに確保すると、満員のスタンドから拍手が巻き起こり「追いつくには目を離す時間が必要だった。最初は無理かなって思ったけど、イメージと違って思ったより届いちゃった」とおどけてみせた。

 打撃では5回の第2打席に過去の対戦打率が2割3分5厘と相性の悪い左腕レスターから左前にライナー性の安打を放ち、周囲を安心させた。

 試合前には松坂大輔投手(31)からあいさつを受けた。3連戦カードの初日にあいさつに来なかったため「今度説教ですね」と話していたが、この日はその言葉どおり「おせえ。まあ遅いわね」といじり倒した。打撃練習中に左翼の守備位置で10分ほど話し込み、「俺のこと好きなんでしょ、アイツ」とかわいい後輩をからかった。

 

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