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小沢、鳩山両氏が政権批判 他党の会合で異例の同席 仙台
 | 同席した会合で、そろって民主党批判を展開した小沢氏(左)と鳩山氏=29日、仙台市宮城野区 |
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新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表は29日、仙台市内での会合で「今の政治状況は国民の期待に反している。約束をほごにしてでも消費税増税を強権的に行おうとしている」と述べ、民主党政権を批判した。民主党の鳩山由紀夫元首相も同席し、党運営に対して「マニフェストが死語になる」と反発を強めた。 新党きづなの斎藤恭紀政調会長(衆院宮城2区)の政治資金パーティーに出席した。両氏が他党議員の会合で同席するのは異例。 小沢氏は「いつ選挙があるか分からないが、ことしか遅くとも年明けとも言われている。半年以内に選挙となるだろう。民主党は変質してしまった。あらためて国民の信を問うべきだ」と早期の解散・総選挙を訴えた。 鳩山氏は「東日本大震災からの復興が政権の最大の仕事なのに、増税に前のめりになっている」と党の消費税増税方針を批判。「(反増税の)自分たちの考え方が世論だと思っている」と強調した。
2012年07月30日月曜日
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