NHK大分県のニュース 大分放送局
豪雨災害の廃棄物処理を検討
九州北部豪雨で大量に発生した流木などの廃棄物について、津久見市は、独自の焼却施設を持たない竹田市から廃棄物を受け入れ、市内のセメント工場での処理を想定して、今後、調整を進めることになりました。
九州北部豪雨で竹田市では、流木や水につかった家財道具などが大量に発生し、これまでに回収された廃棄物の量は、4500トンを超えるとみられています。竹田市は、独自のごみの焼却施設を持たないため、今回発生した廃棄物については、一部を大分市に処理を要請したほか、ほかの自治体にも協力を求めることも視野に検討を行っています。これについて津久見市の吉本幸司市長は「できることは応援していこうという気持ちはある」と述べて、竹田市の廃棄物の受け入れを検討する考えを示しました。また、吉本市長は、市内の太平洋セメントの工場で可燃物の焼却を行うことを想定しているとした上で、「太平洋セメントにも受け入れてもらえる状況かどうか問い合わせを行った。その中で、できるだけの協力は行うという回答をもらった」と述べ、すでに太平洋セメントに対して非公式の打診を行ったことを明らかにしました。津久見市では今後、竹田市から要請がありしだい、廃棄物の受け入れに向けた具体的な調整を進めることにしています。
07月29日 12時40分
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