松井、タンパで移籍先連絡を待つ

　レイズを戦力外となった松井秀喜外野手（３８）が、本拠地タンパで去就問題の決着を待つ可能性が高くなった。トレード、自由契約、マイナー降格などが決まる期限は、メジャー４０人枠を外されてから１０日後の８月３日（日本時間４日）で、それまで同地で調整を続ける見込みだ。

　球団側は本人の意思を最大限に尊重する意向だが、２８日の時点で結論は出ていない模様。松井自身は代理人のテレム氏と連絡を取りながら、最善の選択を模索している。

　２９日付の地元紙「タンパベイ・タイムズ」（電子版）は、レ軍でメジャーのキャリアを終えた有名選手の特集の中で、松井のことにも「最新の注目選手」として触れた。地元でも、多くの人が“大物”の行方に注視している。