高気温で電力需要が大幅増 東電、5千万kw突破 ツイート
2012/07/30
全国的に猛暑となった27日、全国的に電力需要が増大。西日本では電力使用率が90%を超えた(写真は東京・銀座)
各地で最高気温35度超の猛暑日を記録し全国的に厳しい暑さとなった27日、冷房需要の伸びにより電力各社の需要も大幅に増加した。東京電力は、東日本大震災後初めて最大電力が5千万キロワットを突破。午後2時台に5088万キロワットとなり今夏最大を更新、使用率も91.2%に達した。東電以外で使用率が90%を超えたのは、中部、中国、九州の3電力。中部電力は午後2時台に2478万キロワット、中国電力は午後2時台に1066万キロワット、九州電力は午前11時台に1506万キロワットを記録し、中部、中国は今夏最大を更新した。
23~27日は各地で気温が連日上昇。27日は全国927地点中123地点で猛暑日となり、111地点で記録した26日を上回った。暑さの累積効果で冷房需要が急増したものとみられる。同日は各社の最大電力、ピーク時供給力を合成して算出した使用率が9社計で午後2時台に89.9%に。60ヘルツ地域の6社計では午後2時台に90.4%となった。 (本紙1面より)
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