原燃、六ケ所再処理工場でガラス固化試験成功 ツイート
2012/07/30
日本原燃の川井吉彦社長は27日の定例会見で、六ケ所再処理工場のガラス固化試験が順調に進み、固化施設の安定運転に一定のメドが立ったことを明らかにした。 2系列あるガラス溶融設備のうちB系列での事前確認試験が同日昼すぎ、トラブルなく終了した。 最大の難所だった固化技術がほぼ確立されたことになり、工場の竣工に向けて大きく前進した。 ただ、東日本大震災に伴う試験中断などがあり、計画している10月竣工は不可能。 川井社長は、8月上旬にも始めるA系列での試験の状況を踏まえ、新たな竣工時期について表明する考えを示した。
原燃は6月18日、茨城県東海村のガラス溶融試験設備で得られた知見を六ケ所再処理にも適用可能か検証する事前確認試験をB系列で開始。 7月4日には実際の高レベル放射性廃液を用いた試験に入っていた。 (本紙1面より抜粋)
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