東北電、太陽光発電で新会社 9月めど、復興後押し ツイート
2012/07/30
東北電力は27日、太陽光発電事業を専門的に手掛ける新会社を、ユアテックと共同出資で設立すると発表した。 発電した電力の卸供給を行うとともに、発電所を運営する事業会社の設立も担う。 東日本大震災の被災地では、復興構想にメガソーラー (大規模太陽光発電所) 建設を盛り込む事例が多く、ユアテックが持つ豊富な受注実績とノウハウを活用しながら、幅広いニーズに応え、復興を後押しする。 海輪誠社長は同日開かれた会見の中で 「さらなる太陽光発電の導入拡大に貢献していきたい」 と述べた。
大規模太陽光発電事業を専門で行う新会社を設立するのは電力会社では初。 新会社の名称は 「東北ソーラーパワー」 で、今年9月をめどに設立する。 資本金は5億円、社員数は6人程度を予定している。 東北電力が70%、ユアテックが30%を出資し、太陽光発電によって発生した電力の卸供給を行うほか、発電所を運営する事業会社を設立する。
本社は仙台市内に置き、その傘下に事業会社を設置。 自治体や地元金融機関などの協力も得ながら事業を進める。 収益の一部は地域に還元し、環境・省エネ施策に役立ててもらう方針だ。 (本紙1面より抜粋)
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