アクアマリンふくしま3階の「北の海の海獣」コーナーが本日から改装工事のため閉鎖されました。
エトピリカとウミガラスはご覧いただけます。
工事の期間は3月16日までの予定です。
ということは伊豆・三津シーパラダイスさまの所と鴨川シ−ワールドさまの所に預かってもらっているトドが帰ってくるのはその頃かな?
今日はがっちりと足場が組まれていました。
この改修工事のおかげで大きな水槽に引っ越せたのはこちら。
ゴマフアザラシのきー坊。
広い親潮大水槽で悠々と泳いでいます。
お父さんのユキナとお母さんのくららはバックヤードの水槽にいます。
人気者のきー坊だけはなんとか見て頂きたいので親潮水槽にお引っ越しとなりました。
きー坊はまだ小さいので、広い親潮水槽だと何処にいるやら…
最初、きょろきょろと周りを探索していましたが…
落ち着くと広い親潮水槽いっぱいに泳ぎまくっています。
きー坊が入ったおかげで、今まで群れずに、のべっと広がっていたサケが群れを作るようになりました。
自然の海のように、緊張感のある水槽に変わりました。
自然界ではまず見ることがない、黒潮水槽のカラスエイとの遭遇。
親潮水槽の上部は黒潮水槽とガラス一枚で分けられているので、きー坊、大きなエイにびっくりです。
ゴマフアザラシを同居させることによって親潮の展示に締まりがでるのは良いことなのですが、心配事がひとつ。
きー坊が同居している魚を喰いまくらないかです。
以前、きー坊のお父さんユキナを親潮水槽に展示したときは1ヶ月も経たずに魚の見えない水槽になりました。
さて、今回はどうでしょうか?
まだ、きー坊は子どもだから加減してくれるとは思いますが。
でも自然界の食物連鎖を見せる、究極の環境展示となるかも。
他の水族館では、まず見ることのできないゴマフアザラシの姿ををぜひご覧下さい。
さて、今日は海獣ネタがもう一つ。
3階「オセアニック・ガレリア」の展望台。
アクアマリンふくしまのある2号埠頭といわき・ら・ら・ミュウのある1号埠頭の間の海が見ることができるのですが…
今日はこんな珍客が…
最初、オットセイかと思ったのですが、背中にあるキールとよばれる隆起が確認することが出来ましたのでスナメリと判断しました。
オットセイなら毎年この時期、近くのマリーナで確認できるので珍しくないのですが、スナメリはちょっと珍しいです。
スナメリは瀬戸内海など比較的、南の海の生き物ですが、宮城県の仙台湾にも生息していますので、冬の福島にもいないことはないんでしょうが…
震災の影響もあるのかな?
船が行き交う港の中なのでちょっと心配ですが、しばらく港内に留まってくれると人気者になりそうです。
明日にはいなくなるかもしれませんが、もし、見たい方はアクアマリンふくしまの3階から確認しやすいです。
埠頭工事で周辺は立ち入り禁止になっておりますので。
近くで見たいからといって、立ち入り禁止の場所にはくれぐれも立ち入らないようお願いします。