晴天
昨日の雨から一転、本日はとてもいい天気です。
上下水道が未だに復旧していないので、なかなか本格的な掃除に取りかかることができない毎日です。
今日の作業の一コマ。水の運搬の様子です。
地震、津波で思わぬところに大きな段差があり、運搬も一苦労です。がんばれー!
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昨日の雨から一転、本日はとてもいい天気です。
上下水道が未だに復旧していないので、なかなか本格的な掃除に取りかかることができない毎日です。
今日の作業の一コマ。水の運搬の様子です。
地震、津波で思わぬところに大きな段差があり、運搬も一苦労です。がんばれー!
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昨日日本動物園水族館協会に所属している全国の動物園水族館から、さまざまな日用品や食料などの救援物資が届きました。
各園館のみなさま、本当にありがとうございました。
さて、アクアマリンふくしまの4階はたくさんの植物のなかに水槽を配置して水辺の環境全体を再現している展示スペースがあります。
こちらの木々は、オープンから10年が経過してしっかり根付いているため、多少の乾燥には耐えられますが、春の芽吹きのシーズンを迎えることもあり、散水作業が必要となってきました。
まだ水道が復旧していないので、水をコンテナにためて少しずつ運んできたものを、普段は液体肥料などを散布する機械を利用して散水しています。
いつもの何倍も時間がかかります。 |
館内の漏電箇所等確認しつつ少しずつ電気を復帰させている本館ですが、昨日、3階ガレリア付近の電気が復帰しました。
ガレリアは水槽がほとんどなく、解説展示物が多かったので、こうしてここだけ見てみると、地震、津波の影響はほとんど見られず、展示解説の放送も通常通り流れていました。
ここは津波が押し寄せていた11日夜、職員、ボランティア一同が一晩を過ごした場所でもあります。
本館はバックヤードの照明の点灯するところが増え、作業がしやすくなってきました。 |
今回の地震で一番被害が大きかった水生生物保全センターです。
水族館と別棟で、少し低い位置にあるため、津波により中のものがすべて浸水しました。
津波が流れ込み、30トン水槽まで押し流しました。
危険なのでしばらく立ち入り禁止にしていましたが、ようやく泥や瓦礫の撤去を始めることになりました。
照明もつかないため、懐中電灯を持っての作業です。
水道も復帰していないため、とりあえず中のものを出しています。
作業には以前、アクアマリンで働いていた方もお手伝いに来てくれて助かっています。
水生生物保全センターは水族館の予備蓄養水槽としても重要な役割を果たしていました。
水族館を復興するにはまず、水生生物保全センターを復興しなくてはなりません。
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昨日、4月1日に生き残っていた魚類の一部を県外の水族館に搬出することができました。
地震から3週間、生き延びてくれた魚たちです。
チョウザメや肺魚などの古代魚や、メヒカリなどです。
ネオケラトドス(肺魚の仲間)を避難所まで一緒に連れて行った担当職員もいます。
水族館で生まれたナメダンゴの幼魚を自宅に持ち帰り、世話をしていた担当職員もいます。
なんとか生き延びてくれた魚たちを送り出せました。
地震で停電していた水族館事務所も明かりだけは点くようになりました。
散り散りに避難していた職員も戻ってきました。
テレビでは福島原発からの放射能が連日流れていますが、あまり、アクアマリンの職員は気にしていません。
アクアマリンには実はこんなものもあったりします。
線量計です。飼育生物診療用のレントゲン機器があるため、こんなものもあります。
ちなみに数値は124マイクロシーベルトです。
福島原発の事故日からの積算です。
電源入れっぱなしのせいで液晶がそろそろ限界です。
事務所の机の上に放置してあります。 |
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