'12/7/30
神楽勇壮 神話博盛り上げ
開催中の「神話博しまね」で島根県邑南町の団体が28、29日、出雲大社(出雲市)近くの特設会場で、石見神楽の上演や特産品を販売し来場者を楽しませた。11月4日まで毎週末を市町村デーとして、県内19市町村のほか広島、鳥取県などの団体が交代で神話博を盛り上げる。
おもてなし劇場と名付けたステージで、4団体が神話にまつわる神楽を舞った。29日の美穂神楽団は八岐大蛇(やまたのおろち)退治の物語「大蛇」を約200人に披露。須佐之男命(すさのおのみこと)が大蛇を切り裂くと、大きな拍手がわき起こった。
家族4人で訪れた出雲市職員板倉庸介さん(38)は「迫力ある動きに圧倒された」と笑顔だった。
8月は益田、大田市と美郷、吉賀、津和野、西ノ島町、知夫村が登場する。
【写真説明】美穂神楽団の神楽「大蛇」に見入る来場者