'12/7/30
手製麦わら船、夢乗せて輝く
江田島市江田島町切串地区に伝わる行事「おかげんさん」が28日夜にあった。ろうそくをともした麦わら船が地域を流れる長谷川に並び、一帯を照らした。
住民たちは約70センチ〜1・5メートルの麦わら船を持ち寄り、午後6時すぎ川に次々と浮かべていった。願い事を書いた短冊や色紙で飾った「86隻」は、日没とともに水面で淡い光を放ち、住民たちを楽しませていた。
厳島神社(廿日市市)の管絃祭にちなんだ祭りで40回目。麦わら船は、地元の高齢者たちの指導で子どもたちが手作りした。
【写真説明】淡い光を放ち川面を彩る麦わら船