全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

生き物搬入

NEWトラックを使った生き物の搬入がありました!
 
採集場所は北海道。親潮水槽とオホーツク海水槽に展示する生き物の採集です。
 
親潮水槽に入れる予定の生き物は、定置網で採集されましたが、数が多い上にまだ水槽の準備ができていないため、北海道で預かってもらうことになりました。オホーツク海水槽の生き物は、それほど大きくなく予備水槽もあるので、本日はこちらを搬入しました。
 
イメージ 1
 
クーラーボックスをトラックの後ろに積んで運んできました。中には、氷や保冷剤がいっぱい入っています。
 
 
 
運んできたのは、アツモリウオ、クマガイウオ、オニシャチウオ、ハダカカメガイ(クリオネ)等、9種63点。中には・・・
 
イメージ 2
 
レア生物、アバチャン、水深47mから採集!
 
イメージ 3
ラウスカジカもいます。(マニアック生物?)
 
 
担当飼育員もうれしそうに水槽をのぞいています。
みんな裏側の水槽で、出番を待っています。まだまだ、道のりはありますが、また一歩前進です。
 
 
イメージ 4
 

開く トラックバック

作業支援3

本日は、写真展などでお世話になりました「海の環境NPO OWS」の皆様がお手伝いに来て下さっています。
 
小雨の降る中、屋外での作業、本当にありがとうございます。
 
イメージ 1
 
OWSは、海での様々な活動を通して、たくさんの人々に海の大切さを知ってもらい、自然を守ろうとする心を育てようと活動されている団体で、震災後は海での活動がなかなかできていないとのこと。
 
今回の震災ではたくさんの海岸が失われてしまったと聞いています。
 
なにか少しずつでも環境回復の手助けができればと思います。
 

開く トラックバック

頭が上がりません

黒潮水槽の壁面塗装が終わりました。
 
イメージ 1
 
色は、前の明るい青よりも黒に近い青です。
 
さて、この色の変化でこの大水槽がどう見えるかは、海水を張ってみなくては分かりません。
 
イワシやカツオの群れがきれいに見えると良いのですが。
 
 
 
 
 
この塗装をやって頂いたのはこの方々。
 
イメージ 2
 
福島から遠く離れた九州の業者さんです。
 
上司に「スカイツリーを見に行こう」と騙され、連れてこられた方々です。
 
※冗談です。  冗談ですよね?
 
東京抜けて、福島までありがとうございます。
 
ほとんど手弁当でやってくれました。5日間ありがとうございました。
 
 
 
アクアマリンには復興のために、いろいろな業者さんが全国からやってきています。
 
お仕事だけではなく、ボランティアとしてもやってきてくれます。
 
蛇の目ビーチの瓦礫撤去の作業をやってくれた、東京の業者さん 
 
以下のリンクでボランティア活動の詳細が!
 
イメージ 3
 
 
 
 
 
 
アクアマリンの復興が比較的早いのは、運営しているのが財団法人という利点でしょうか。
 
アクアマリンを運営する我々の会社、財団法人ふくしま海洋科学館は県の出資する団体ですが、半ば民間企業のようなスタンスで働ける職場です(私が思っているだけかもしれませんが…)。
 
アクアマリンの建物、敷地は県の所有で、運営団体は指定管理者制度の下、入札で決まります。
 
ですから、5年に一度行われる入札に負けちゃうと倒産となり、我々職員は路頭に迷うことになります。
 
入札は、“できレースでしょ!” と、思われがちですが、案外そうでもありませんので、入札に負けないように対策するのは民間企業並みです。 
 
 
 
 
 
ですから、今回の復興のためのお金は、実は福島県からはまだ頂いていません。
 
福島県は原発の影響もあり、水族館に復興費を回す余裕はまだなさそうです。
 
福島県から復興費がくるのを待っていたら、アクアマリンふくしまはいつまでたっても再開できないで、我々の会社は倒産しちゃいます。
 
 
 
というわけで、財団の自前の財源で復興しているのですが、限度があります。
 
その辺は、復興作業に携わって頂いている業者さんたちも理解して頂けていて、大変、“勉強” してもらってます。
 
ありがたいことです。
 
 
 
アクアマリンふくしまの復興はいろいろ方々の協力で成り立っています。
 
頭が上がりません。 
  

開く トラックバック

大水槽補修

今日はアクアマリン復活にむけて大きな一歩となる作業がありました。
地震で壊れてしまった大水槽の補修作業です。
 
新しく使うアクリルの板をクレーンで持ち上げ、大水槽の上部に運びます。
このアクリル板は重さ約400kgもあります。
 
イメージ 1
 
普段は大水槽の魚(マグロ、カツオ、イワシなど)の搬入などに使用しているクレーンがこんな形で大活躍。
 
イメージ 2
 
イメージ 3
 
館に備え付けの天井クレーンから、小型のクレーンにつけかえて
 
イメージ 4
 
慎重に慎重に、割れてなくなってしまった場所にはめこみます。
 
イメージ 5
 
これだけの厚さの大きなアクリルの入手は大変困難です。
少しでも壊してしまったら、大変なことに。
 
大変な気を遣いながらの、この作業を終えるのに、約2時間かかりました。
 
アクリルの仮固定が終わって一安心。
今回この大変な作業を無事に終えられた勇者の皆様で記念写真。
経験豊かな業者の皆様、本当にありがとうございました。
 
イメージ 6
 
 
イメージ 7
 
仮固定後、接着作業をして今は乾燥待ちです。
早くしっかりくっつきますように。
 

開く トラックバック

移動水族館

本日はアクアマリンの教育部門担当のスタッフたちが近隣の小学校に移動水族館に行っていました。
 
イメージ 1
 
 
 
今回の移動水族館のメニューは
 
タッチプール、シーラカンスカブト作り、生き物実験コーナー、ハンズオンでした。
 
 
 
 
一番人気は、このタッチプールです。
 
イメージ 3
 
ヒトデ・ウニ・ナマコなど実際に触れられる体験ができます。
 
いわき市の海水は行政の検査で全く問題がないぐらい、放射能の数値は低いのですが、念のため人工海水を使っています。
 
まあ、海水をわざわざ水族館から運ぶよりも楽だからでもありますが。
 
 
 
 
 
ハンズオンは生き物の剥製や標本に触れたり、観察したりできます。
 
アンモナイトの化石なんかもあります。
 
イメージ 2
 
 
 
シーラカンス兜作りはアクアマリンふくしまの工作コーナーで行っていたもので、アクアマリンオリジナルです。
 
イメージ 4
 
 
 
教育部門担当スタッフたちもこのところ、瓦礫の撤去などのドカタ仕事が続いており、疲れが見えていましたが、久方ぶりの教育の現場に、いつも以上に張り切っていたようです。
 
水族館に帰ってきたときの見せた顔は皆、誇らしげで、非常に満足したようでした。
 
 
 
 
 
今回、訪問した小学校には、いわき市の最北にある久ノ浜第二小学校の子ども達が避難しています。
 
いわき市の最北部は原発から30km圏内にかかり、久ノ浜第二小学校のある地域は4月上旬までは屋内待避圏内になっていました。
 
そのため、20kmほど離れたいわき市中心部の小学校に身を寄せています。
 
全校児童22名の小さな小学校ですが、個人的には非常に思い入れのある小学校です。
 
 
 
 
久ノ浜第二小学校の近くには大久川という川が流れており、非常に自然豊かな場所です。
 
数年前に水族館の出張授業として何回も通った、思い出深い小学校です。
 
何回も通ったおかげで生徒達に名前を覚えてもらい、非常にうれしい思いをしました。
 
びっくりするぐらい素直な子ども達でした。
 
その子ども達が、目に見えない放射能という恐怖のために、通い慣れた小学校から避難してきている現実は、胸に突き刺さるような哀しみをおぼえます。
 
 
 
 
数年前の大久川で活動する久ノ浜第二小学校の子ども達です。
 
イメージ 5
 
 
この美しい大久の自然の中で、子ども達が自由に遊べるような日がくるのは何時になるのでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
移動水族館は明日以降も場所を変えながら続けて行います。
 
少しでも、避難先の子ども達が笑顔になるように頑張ります。
 

開く トラックバック


.

ブログバナー

アクアマリンふくしま
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
  今日 全体
訪問者 554 1092873
ブログリンク 0 85
コメント 2 465
トラックバック 0 0

PR


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.