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でっかいなぁー
アクアマリン前に入港してきたクレーン船です。
観光遊覧船「フェニックス号」が小さく見えます。
津波のため、小名浜港人工島工事に使用していたバージ(艀・はしけ)がアクアマリン向かい側の観光物産所「いわき・ら・ら・ミュー」の岸壁に乗り上げていたものを引き下ろすためにやってきました。
引き下ろされるバージは非常に大きいので、陸上で解体してスクラップにするのかと思っていましたが、こんな大きな物を釣り上げる船があるとはびっくりです。
震災、翌々日のバージです。
歩いている人と比べると大きさが分かります。
ちなみに、津波に流されているバージ動画も。
アクアマリン3階からの撮影です。
艀にフックをかけたと思ったら、ものの30分ほどで海に浮かんでいました。
アクアマリンふくしま前の震災復興の一コマでした。
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ビオビオの春
今回の津波で、館外にある蛇の目ビーチ、ビオビオかっぱの里は大きな被害を受けました。
ビオビオかっぱの里は川辺や田んぼなど里山の水辺の風景を再現した施設で、もともとはもちろん淡水です。
こちらが完全に津波にのみこまれてしまったので、中にいたたくさんのメダカやフナ、カエルなどの動物、そして植物も、津波に流されてしまったり、塩分が入ってしまった水中、地中では生きられず、ほぼ全滅したものと思っていました。
ところが、、、
暖かい日が続くようになると、植物からは新芽が芽吹き、春の花々が咲き始めました。
そして昨日、大雨が止んで暖かな日差しが注ぐ中、ビオビオを歩いてみると
トウキョウダルマガエルやシュレーゲルアオガエルの鳴き声が聞こえてきました!
残念ながら姿を見ることはできませんでしたが、例年と比較してもそれほど遜色ないほどのカエルの合唱です。
遅い春の訪れを実感することができました。
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鯉のぼり
アクアマリン入り口に鯉のぼりが立ちました。
アクアマリンの復興のシンボルとして、また、いわきの町を元気づけたいとの思いで飾りました。
水族館前まで、アクアマリンがどうなっているのか心配で見にきていただけるお客様がたくさんいます。
今は復興工事で危険箇所も多く、来館していただいても、敷地内には立ち入ることができませんので、鯉のぼりだけでも見て頂ければ幸いです。
道路標識の右下は津波の際に何かがぶつかった跡です。
改めて、津波の恐怖がよみがえります。
館内の職員連絡用掲示板にこんな張り紙を見つけました。
飼育現場からのメッセージです。
がんばります。
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水が。。
設備担当の方、業者さんのたいへんな努力により、上水道が使えるところが徐々に増えてきました。
早速津波等々で汚れた容器をゴシゴシしています。
水道をひねると水が出るってすばらしいです。 |