復興日記

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全46ページ

[40] [41] [42] [43] [44] [45] [46]

[ 前のページ | 次のページ ]

いろんな所に出没中

7月30〜31日に移動水族館に行ってきました。
 
復活した移動水族館専用車「アクアラバン」で出動です。
 
イメージ 2
 
津波で水没して修理が必要でしたので、しばらく使用できませんでしたが、修理も終わり、震災後初出動です。
 
 
 
 
 
場所はここ
 
イメージ 4
 
羽田空港です。
 
 
 
 
 
なぜに空港?
 
 
 
 
 
じつは…
 
 
 
 
観光振興・東日本大震災復興支援イベント
『はねだ夏まつり』に参加しています。
 
 
 
その中で
 
企画展「アクアマリンふくしまのなかまたち」
 
7月30日〜8月5日まで
 
羽田空港第1旅客ターミナル マーケットプレイス 6F「ギャラクシーホール」にて開催中です。
 
 
イメージ 1
 
このイベントのオープニングイベントとしてアクアラバン出動しました。
 
さすがにこの企画展会場ではアクアラバンを展開出来ませんので、移動水族館は外の駐車場で展開です。
 
 
 
 
 
 
会場内では
 
アクアマリンふくしまオリジナルでおなじみのシーラカンスカブトもつくれます
 
イメージ 5
 
 
 
 
 
こちらはハンズオン。剥製コーナーです。
 
イメージ 6
 
 
 
 
 
 
 
 
 
シーラカンスコーナーもあり。
 
イメージ 8
 
 
 
 
 
 
ライブカメラで“キー坊”も覗けます。 
 
イメージ 3
 
まあ、昼間はずっと泳いでいるので、もし、このライブカメラで“キー坊”を見たい人は、餌の時間がお勧めです。
 
“キー坊”の餌は10:30、13:30、15:30に始まります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ありゃ?
 
こんな所にも「アクアマリンふくしまの復興日記」が…
 
イメージ 7
 
「アクアマリンふくしまの復興ブログ」は、いろんなところで増殖中。
 
みなさまの応援のおかけです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

開く トラックバック

弱と強では…

夜も明けぬ午前4時前。
 
アクアマリンふくしまのある、いわき市は震度5弱の地震に襲われました。
 
4月12日にあった震度6弱の余震以来、久々の大きな余震です。
 
 
 
 
 
震度4以上だとこぼれるのが、この水槽。
 
1階にある金魚の水槽です。 
 
 
イメージ 2
 
水浸しです。
 
本日は空気が乾燥していたせいか、開館時間までには乾いていました。
 
 
 
 
 
 
 
乾きそうじゃないぐらいの大惨事はここ。
 
「ふくしまの海」コーナーです。 
 
イメージ 1
 
新聞紙で海水を吸い取り続ける担当スタッフ。
 
扇風機で風も送りますがちょっと乾かなそうですね。
 
まあ、暗いコーナーですので気づくお客様はいなかったと思いますが…
 
 
 
 
 
原因はこれ
 
イメージ 3
 
水槽の裏にある、このホースが抜けて漏水です。
 
ちゃんと、ホース止めとかないからぁ〜。
 
 
 
 
 
今日の地震は震度5弱でしたが、これぐらいだと、あの震災後の余震に比べたら何ともないですね。
 
個人的には震度5強から“いやぁ〜な気分”になります。
 
弱と強の差は大きいです。
 
ちなみに、アクアマリンふくしまの建物は震度5ぐらいではびくともしないので安心です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本日は会津地方から子ども達がたくさんやってきてくれました。
 
イメージ 4
 
 
起き上がりこぼし(起き上がり小法師が本当だったのね…)頂きました。
 
イメージ 5
 
ありがとうございました。
 

開く トラックバック

真摯な気持ちで

2011年3月11日に発生した東日本大震災は、翌3月12日、東京電力福島第一原子力発電所の事故を引き起こし、放射性物質の拡散による放射能汚染を各地に引き起こしました。
 
 
主に放射性ヨウ素、放射性セシウムといった放射性物質が福島県内外に飛び散り、さらに風に乗って遠方の地域まで広がりました。
 
 
放出された放射性物質は雨によって河川に集まり、そして海に流れ出しています。
その一部は河川や海底の底土として残留し、規制値を越える値を示す地点も見られます。

アクアマリンふくしまではその放射性物質による環境汚染が野生動植物どのような影響を与えるのか、今後、継続的に調査することを決定しました。
 
 
その一環として、まず、福島県内を流れる河川の放射性物質量を測定することとしました。
 
河川の放射線測定の専門的機関である金沢大学、アクアマリンふくしまのある、いわき市にあるいわき明星大学と共同で、福島県内の5河川6地点の放射性物質量を計測することにしました。
 
現在、東京電力福島第一原子力発電所付近を除く、ほとんど河川は、放射性物質の環境放射線は不検出となっていますが、河川水に含まれる極微量の放射性物質の量を継続的に調査することによって、河川における放射性物質の動態が分かってくるのではないかと思われます。
 
今後、何年あるいは数十年かけて調査を続けることによって、河川の放射性物質が徐々に無くなっていき、原発事故以前の環境に戻るのにどれほどの期間が必要なのか調査していきます。
 
アクアマリンふくしまは開館以来、福島県内の河川・海洋の生物調査を継続して行っています。
事故以前の動植物のデータを多く持っている利点を十分に生かし、今後の調査に役立てていきたいと考えています。
 
以上、企画展「よみがえれ!私たちの海。」より
 
 
 
ということで、金沢大学さんといわき明星大学さんと一緒にいわき市内の河川の放射線調査に出かけました。
 
まずはいわき市南部を流れる鮫川。
 
イメージ 2
 
 
 
橋の上から、流芯の表層水を採取します。
 
イメージ 1
 
 
 
調査には25リットル以上の水が必要なため、何度もバケツを上げ下ろしします。
 
イメージ 9
 
 
 
小さなバケツですが、水で濡れたロープが結構辛い。
 
イメージ 11
 
 
 
空気中の放射性物質が間違って混入しないように水を入れたら素早くフタをします。
 
イメージ 10
 
 
 
 
さらに、現場でしか計れない水温、濁度を計ります。
 
雨の日とか、放射線量が変わってきますので重要です。
 
イメージ 3
 
他にも電気伝導度やpHなんかも計ります。
 
 
 
 
 
 
続いて、いわき市の中央を流れる夏井川へ。
 
イメージ 4
 
 
 
 
いわき明星大学の学生さんも参加です。
 
イメージ 5
 
卒論にするそうです。
 
頑張って!
 
 
 
 
 
 
調査の後は、アクアマリンふくしまの会議室にて放射線の講習会を含めた、調査結果報告会です。
 
まずは金沢大学 環日本海域環境研究センター 長尾教授が 河川の放射性物質について講演です。
 
イメージ 6
 
 
 
 
つづいて、いわき明星大学 科学技術学科 佐藤教授の いわき市の放射線・放射能についての講演が行われました。
 
イメージ 7
 
 
 
 
今回はアクアマリンふくしまのスタッフのみの講演会となりましたが、多くのスタッフが忙しい業務の中、参加していました。
 
本日、休みのスタッフも多く参加していたところをみると、それぞれ、放射線問題の知識を高めなくてはならないと自覚しているようです。
 
イメージ 8
 
今回はアクアマリンふくしまスタッフのみの講演会でしたが、今後は一般の方々に開放して、定期的に講演会を開いていければ良いなと思います。

開く トラックバック

小名浜の海はいま…

アクアマリンふくしまのある2号埠頭の先端の海面から泡が…
 
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
 
あがってきたのは潜水具に身を包んだダイバー。
 
イメージ 2
 
 
 
 
 
陸上に待機しているスタッフが引き上げたものは…
 
イメージ 10
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ヒトデとナマコいっぱい〜。
 
イメージ 11
 
屋外の蛇の目ビーチに展示するヒトデ・ナマコ・ウニを採集しています。
 
アクアマリンふくしまでは時折、海に潜って、こういった生物を採集してきます。
 
こういった採集には特別採捕許可が必要ですので、一般の方は採集できません。
 
あしからず…
 
 
 
 
 
 
 
海の中は…
 
 
 
 
 
 
ヒトデとナマコがいっぱい!
 
イメージ 6
 
 
 
 
 
動画はこちら
 
 
結構、魚もいます。
 
 
 
 
岸壁にはユウレイボヤの仲間がぎっちり。
 
大発生中です。
 
イメージ 5
 
 
 
 
アクアマリン周辺はまだ地割れもひどくて…
 
イメージ 7
 
 
 
 
 
生物を移動する容器も足止め。
 
いつもなら海のすぐ近くまで行けるのに…
 
イメージ 8
 
 
 
 
これ、10分ぐらいで採ってきました。
 
海の中はナマコだらけみたい…
 
イメージ 9
 
 
 
 
 
採ったヒトデやナマコは蛇の目ビーチや釣り堀に。 
 
イメージ 3
 
ナマコは海底の砂をきれいにしてくれるので重宝しています。
 
 
 
 
 
 
 
蛇の目ビーチにたくさんのヒトデやナマコが入りました。 
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最近よく聞かれること…
 
「再オープンしたから復興ブログやめちゃうの?」
 
当初は再オープンした7月15日に公式ホームページに移行して終了と考えていましたが、思いのほか、反響が大きく、やめるにやめられない状態と申しましょうか…
 
というよりは、再オープンしたら復興が終わり! ではありませんので、もうしばらく、おつきあい願えれば幸いかと思います。
 
本当はただ単に、この「アクアマリンふくしまの復興ブログ」で、つながっている人々の絆を終わりにしたくないなぁ〜って思っているだけですけどね。
  

開く トラックバック

もう一つのアクアマリン

アクアマリンふくしまから2kmほど離れたところに小名浜港漁港区があります。
 
そこにはアクアマリンふくしまの別館、「アクアマリンうおのぞき 〜子ども漁業博物館〜」があります。
 
3月11日に5.4mの津波に襲われ、館内の展示物のほとんどが瓦礫と化しました。
 
7月15日に、こちらも実は再オープンしていました。
 
イメージ 1
 
震災前は、塩作りや鰹節削りを体験することができ、アクアマリンふくしまに通い飽きたコアな子ども達の穴場となっていました。
 
中身はすべて流されてしまったので、この機にリニューアルしました。
 
 
 
 
コンセプトは屋内で遊べる子どもの遊び場。
 
 
 
 
原発事故以降、屋外の公園などで子ども達を遊ばせることに抵抗感のある、お母さん達がたくさんいます。
 
特に、砂場で遊べなくなったと悲しんでいる子ども達がたくさんいます。
 
 
ということで…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
おっきい屋内砂場作っちゃいましたぁ〜。
 
イメージ 12
 
砂は新潟県から運んできた海砂。洗浄済みです。
 
5トン入ってます。
 
再オープン前日に、人力で搬入しました。
 
担当者「死ぬかと思った…」
 
おかげで大人気コーナーです。
 
 
 
 
 
砂遊びが終わった後は水で手足を洗えます。
 
タオルを忘れないでくださいね。
 
イメージ 14
 
 
 
 
 
 
他にも、小さなお子様向けの子ども広場なんかも作っちゃいました。
 
イメージ 8
 
もう、子ども達夢中です。
 
5時間以上滞在されるご家族もいます。
 
 
 
 
 
 
震災前から行っていた鰹節削り体験も再開しました。
 
イメージ 15
 
使っている鰹節は、地元いわきで唯一作られていた鰹節屋さんの鰹節です。
 
津波に流されずに残っていた真空パックの鰹節が無事でしたので使用しています。
 
鰹節屋さんは津波で流されてしまい、もう作ることが出来なくなっていますので、希少な鰹節です。
 
イメージ 3
 
 
 
 
 
 
タッチプールも復活
 
イメージ 9
 
 
 
魚の餌やり体験もできます。
 
イメージ 10
 
 
 
 
震災前はなかった新しい体験プログラムも
 
イメージ 2
 
 
 
 
イメージ 11
 
 
 
 
 
 
こちらの伝馬船シミュレーターだけは修理中です。
 
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
遊んでいる子どもを見ているだけだと、大人は退屈なのでギャラリーもつくりました。
 
イメージ 13
 
イメージ 7
 
思ったより好評です。
 
 
 
 
 
 
 
 
伝馬船工房も復活。
 
ここでは伝馬船製造の文化を継承していく場にしようと震災前は考えていました。 
 
イメージ 5
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6
 
あれ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
しまった、飲み損ねた…。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

開く トラックバック

全46ページ

[40] [41] [42] [43] [44] [45] [46]

[ 前のページ | 次のページ ]


.

ブログバナー

アクアマリンふくしま
人気度

ヘルプ

Yahoo Image

ケータイで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

URLをケータイに送信
(Yahoo! JAPAN IDでのログインが必要です)

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
  今日 全体
訪問者 419 1092738
ブログリンク 0 85
コメント 2 465
トラックバック 0 0

PR


プライバシーポリシー -  利用規約 -  ガイドライン -  順守事項 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2012 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.