復興日記

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アクアマリンふくしまの産廃置き場にあったカエル君。
 
捨てられちゃうのかな?って思ってたら、きれいに塗り直されていました。
 
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本日、出陣。
 
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アクアマリンふくしまの外側の道路を通って、どこに?
 
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途中、こんな物があります。
 
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空気中の放射線を24時間連続で監視するモニタリングポストです。
 
最近、いわき市内のそこかしこで見かけるようになりました。
 
どうやら5kmメッシュでたてられているようです。
 
文部科学省のHPでリアルタイムな情報が手に入ります。
 
いわき市内に今420箇所あるようです。
 
このモニタリングポストの情報も見られるかなと思って見てみたら、なんか、アクアマリンふくしまのモニタリングポストだけ調整中になってましたね。
 
なんか建てるときにドタバタしてたからなぁ。
 
 
 
 
 
 
今日の数字は0.092マイクロシーベルト。
 
今日は風が強いせいか、いつもより高めです。
 
ちなみに震災前のいわき市の平均は0.06マイクロシ−ベルト位です。
 
通常はこのレベルなのでアクアマリンふくしまのある所は震災前とあんまり変わっていません。
 
海っぺりって実は線量低いんですよね。
 
風が吹くと上がって、雨が降ると下がるみたいです。
 
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モニタリングポストの脇を抜けてたどり着いたのは「蛇の目ビーチ」。
 
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釣り場にさしかかると、釣り場担当スタッフが懐かしそうにカエル君をお出迎え。
 
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アクアマリンえっぐの裏の小道を通って…
 
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たどり着いたのは…
 
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「Bio Bio かっぱの里」の田んぼ前。
 
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このカエル君、毎年、カエルの卵が孵化する頃、ここに登場します。
 
津波の時は冬ごもりして屋内にいたので無事でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
乗り心地をチェック(笑)
 
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このカエル君、以前、カエル企画展を開催したときに、子どもがのって記念撮影できる、でかいカエルが欲しい!ということで製作したものです。
 
企画展が終わった後も好評なので、春から秋は出動させてます。
 
 
 
 
 
 
 
今日は気持ちいいぐらい晴れていたので、塗り直した緑が映(は)えて、凛々(りり)しく見えます。
 
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さあ、みなさん。
 
春がやってきましたよ!
 
 
 
 
 
 
 
 

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久々に人がいっぱいです

春休みに入って、初めての週末のためか、今日のアクアマリンふくしまは再オープン後、一番の人手となり賑わいました。
 
アクアマリンふくしまは導線が一本道なのですが、一番混み合う場所はここ。
 
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エスカレーターで4階までのぼって、「ふくしまの川と沿岸」コーナーを抜ける辺りで、黒潮水槽のイワシの群れにお客様は釘付けになるところです。
 
ゴールデンウィークとかお盆休みとかは、ホントとんでもないことになりますので、入場制限がかかったりします。
 
 
 
 
 
 
 
 
ここがお目当てのお客様も多かったかな?
 
「北の海の海獣」コーナー。
 
トドのイチロー・フク夫妻が見ることができます。
 
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水槽の前は人でいっぱいでした。
 
子ども達は「でっかい!、でっかい!」って大興奮してましたね。
 
大きい生き物がいるとやっぱり良いですね〜
 
 
 
 
今日のイチローとフク。
 
私が見ているときはずっとシンクロして泳いでました。
 
ホント、仲が良い。
 
 
 
 
 
 
 
 
大水槽前は広いので、普段はそんなに混まないのですが、今は親潮水槽にゴマフアザラシのきー坊がいるので、人だかりができていました。
 
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館内を歩けば大体どれぐらいの入館者か分かるのですが、もうちょっと正確なのはこちら。
 
入館者管理システム。事務所の机の上にあります。
 
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毎日、この画面にうつる数字で一喜一憂しています。
 
再オープンしてしばらくの時は過去最低入館者数を記録したりして、画面見るのも辛い思いもしました。
 
徐々にお客様が戻ってきて、初めて前年よりも多くお客様が来てくださった日(再オープン日を除く)なんかは本当にうれしかったです。
 
現状では月に数日は…って感じですけどね。
 
 
 
 
 
今日は3時の時点でこれぐらい。
 
4000人に届くかな?
 
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釣り場もイベントも満員御礼でした。
 
釣り場担当していたスタッフ達がイキイキしてました。
 
ご来館いただいたみなさま、ありがとうございました。
 
 
 
 
 
ちなみに、アクアマリンふくしまが一番混み合うのはゴールデンウィークで、過去には1日18000人ぐらいご来館していただきました。
 
今は、「蛇の目ビーチ」や「アクアマリンえっぐ」などのお客様の滞留時間の長いコーナーができたため、駐車場が一杯になるので、1日12000人ぐらいが限度ですかね。
 
新コーナーを作ってお客様満足度を上げれば上げるほど、超繁忙期は入館者数が減ってしまうというジレンマがあったりします。
 
今年のゴールデンウィークは震災の影響もあるので、お客様的にはちょうどいい人出になるかもしれませんが、駐車場にも止められないほど混んで混んで仕方がないっていう状況になってほしいな〜って思ってます。
 
 
 
 
 
 
 
 

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見分け方の一つです

これ、なーんだ?
 
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正解は…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
トドのフクの耳(耳たぶ?)です。
 
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閉館後、ガラスの前でじっと眠っていたので思わず激写。
 
 
 
 
 
ときどき、セイウチとトドの見分け方を聞かれるのですが、この耳たぶが有るか無いかでも判別できます。
 
普通の人にはセイウチもトドもアザラシもオットセイも同じに見えるのかな?
 
福島県では年間、1頭ほど浜辺にオットセイがストランディング(打ち上がること)するのですが、第一発見者さんは、だいたいアザラシと間違います。
 
 
 
 
 
 
 
これ、何年か前に小名浜港内で保護したオットセイ。
 
立派な耳があります。
 
アシカの仲間にはあるんです。
 
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ゴマフアザラシのきー坊。
 
穴だけです。
 
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今はアクアマリンにはいないセイウチも穴だけ。
 
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当の海獣たちは「耳たぶなんかで見分けなくても分かるでしょ!」って呆れてるかも(笑)。
 
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あきれ顔のイチロー(笑)
 
トドの水槽って高いところにあるのでこんな風に見下ろされると、なんか切なくなります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
あ、フクは今日も美人さんでした。
 
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どちらもおっきいご支援です

昨日、3月22日は放送記念日らしいです。
 
1925年3月22日にNHKさんがラジオ放送を始めた日だそうです。
 
毎年3月22日になると全国のNHKでは式典を行うみたいで、昨日は福島のNHKさんの式典にお呼ばれしたので、行ってきました。
 
式典ではいろいろな賞の贈呈式なども組み込まれており、アクアマリンふくしまも何か頂けるというので出席しました。
 
NHKのエライ人たちがいっぱいいる中、金屏風の前で受け取ったのはこれ。
 
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東北ふるさと賞っていいます。
 
毎年、東北の県に1つづつだしている賞みたいですが、今年はアクアマリンふくしまが受賞しました。
 
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すいません、当日はアクアマリンふくしまの理事会でエライ人みんな捕まっていたので、平社員の私なんぞが出席する羽目になってしまいました。
 
背広のみなさんがたくさんいる中、私だけアクアマリンふくしまの制服(作業服)…
 
コメントなんか無いって言ってたのに直前になって「コメント下さい」って言われ、しどろもどろで、“ナンカイイコト”言ったような気が…
 
やっぱり、無理矢理、誰かエライさん連れて行くべきだった(泣)。
 
NHKさん、ありがとうございます。そして、すいません…。
 
 
 
 
 
 
折角、頂いた賞なのでここに飾ることにしました。
 
バックヤードツアーに参加すると通る従業員用通路です。
 
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立派な盾ですね。
 
ブロンズの彫刻は「月桂樹をもつ少女」という題名の作品で茂木弘行氏の作品です。
 
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盾の隣には受賞理由の書かれたパネルを配置しました。
 
 
 
 
 
 
シーラカンスの番組や先日放送されたクローズアップ東北の番組が評価されての受賞です。
 
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内容はバックヤードツアーに参加したときにでもご覧下さい。
 
クローズアップ東北の番組は編集されて、おはよう日本でも放送されました。
 
こちらから動画が見ることができます。
 
 
 
 
 
 
 
さて、このコーナーにはいろんなモノが飾られているのですが、大部分が館長が外国の水族館などから頂いたモノです。
 
 
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単に、館長室に置ききれなくなったから バックヤードツアーのお客様にご披露しようと考えて、設置してあります。
 
館長は他の水族館の館長さんに比べると、海外に出かけることが多いため、たくさんありますので見応えありますよ。
 
 
 
 
 
 
その中の一つ、クウェート科学研究所から贈り物が…
 
実はアクアマリンふくしまの館長は1968年〜1969年にここにいました。
 
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ということで、館長、こんな本まで書いてます。
 
日本語訳すると 「クウェートの魚」かな?
 
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超レアな本です。
 
私も初めて見ました(笑)。
 
 
 
 
 
中は図鑑みたいです。
 
学者としての館長が書いた本というのは珍しいかも…
 
最近の館長の本は難しくって…
 
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というわけで館長はクウェートにも繋がりがあるのですが、そのクウェート繋がりで、とんでもないニュースが飛び込んできました。
 
今日、新聞見るまで知りませんでいたが、
 
今、来日しているクウェートのサバーハ・アル・アハマド・アル・ジャービル・アル・サバーハ殿下からアクアマリンふくしまの復興に300万ドルの寄付をして頂けるとのこと。
 
え?
 
桁間違ってない?
 
首相官邸のHPには
 
サバーハ首長によるアクアマリンふくしまの復旧のための300万ドルの追加的な寄付
 
げ、本当だ!
 
 
 
 
クウェートの事を調べていたら在日クウェート国大使館のHPに館長の姿が!
 
そういえば、館長、理事会やら評議会やらで忙しいはずなのにどっか出かけてたな〜
 
福島県知事も知らなかったようで、表敬訪問での突然の申し入れにびっくりしていたと新聞に書いてありました(笑)。
 
館長サプライズが好きだから…
 
 
 
 
 
 
クウェート国は、今回の寄付とは別に、震災後、被災地全体に400億円の寄付をしていただいています。そのうち福島県に155億円が分配されました。
 
遠く離れた日本のために、ありがとうございました。
 
 
 

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トドのフクが帰ってきた

東日本大震災で避難していた動物で一番最後まで残っていたトドのフクが帰ってきました。
 
帰ってきたのは昨日(21日)の深夜、日付が変わる直前です。
 
避難先の鴨川シーワールドさまのところから、イチローの時と同じように平ボディーのトラックに乗って帰ってきました。
 
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そういえば、スポーツ新聞のスポニチさんにフクの帰館について取り上げて頂いたのですが、それを見た、他のマスコミさんが取材したいと殺到…。
 
結局、全国放送で何本流れたのかな?
 
生中継もあり、フクの帰館が全国に紹介されました。
 
スポニチさん、ありがとうございます。
 
スポニチさんは震災後、アクアマリンふくしまの復興状況をよく取り上げてくださっていて、特に海獣類はよく取り上げてくれました。
 
「なんかスポニチさんってトドとか好きだよねぇ〜」って他のスタッフと前から言ってました(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
さて、帰ってきたフクはというと、ちょっと、おとなしい?
 
いや、イチローと比べる方がおかしいか(笑)。
 
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しかし、ちょっと見ないうちに、さらに美人さんになったねぇ。
 
フクは水族館業界では美人トドと言われてるみたいです。
 
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震災時にフクを搬出したスタッフとの再会。
 
両方、うれしそうです。
 
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フクの帰館を待ちかねていたのはスタッフだけはありません。
 
フクの旦那さん、イチローです。
 
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檻ごしにいるフクが気になって仕方がない様子です。
 
どーやったらフクに会えるのかグルグル移動してました(笑)。
 
 
 
 
 
 
檻ごしのお見合いの結果、一緒にしても大丈夫そうだったので、フクを水槽に放ちました。
 
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ケンカしないかな? とドキドキしながら見守ります。
 
 
 
 
 
 
 
が…
 
 
 
心配するスタッフをよそに、フクとイチローは1年越しの再会を喜んでいるようです。
 
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ずっと、イチローとじゃれ合うフク。
 
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で、動画。
 
この、いちゃいちゃっぷりを見てください。
 
 
1年離れていても忘れないんですね〜。
 
よかったぁ〜
 
 
 
 
この姿を見て、震災前のアクアマリンふくしまが戻ってきたかのように思えました。
 
 
 
 
ようやく…
 
 
 
なにか、少し込み上げるものがありました。
 
 
 
 
鴨川シーワールドさま、長い間フクを元気に預かって頂きまして、ありがとうございました。
 
 
 
 
フクとイチローの2頭が戻ってきて、各地の動物園、水族館さまのところに避難していた動物たちもすべて帰ってきました。
 
 
 
動物たちの避難を受け入れてくださった動物園・水族館
 
鴨川シーワールドさま(フク・くらら・きぼう・ゴオ・ミル)
伊豆三津シーパラダイスさま(イチロー)
新江ノ島水族館さま(ユキナ)
上野動物園さま(チロル・ドナウ)
葛西臨海水族園さま(エトピリカ・ウミガラス・スポテッドラットフィッシュ他魚類多数)
井の頭自然文化園さま(オオサンショウウオ)
マリンピア日本海さま(メヒカリ・ポットベリードシーホース・ナメダンゴ他魚類多数)
 
 
 
 
 
アクアマリンふくしまの今があるのは、みなさまのお陰です。
 
そして、ようやく前に向けて進むことができます。
 
ありがとうございました。
 
 
 
皆様のご助力は決して忘れません。
 
 
 
 
 

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