復興日記

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サクラサク

本日、アクアマリンふくしまのある、いわき市小名浜の桜が開花したそうです。
 
といっても、咲いたのは標準木の桜で、アクアマリンふくしまの桜は数日前には咲いていました。
 
STAFF ONLYの裏口へと続く道には数本、オオシマザクラが植えられています。
 
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津波で海水にどっぷりと浸かったのですが、今年も力一杯咲いています。
 
昨年の春もちゃんと咲いてくれて、震災で荒(すさ)んだ心を癒してくれました。
 
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アクアマリンふくしまのイベントカレンダー
 
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ここには阿武隈の生物カレンダーが付いています。
 
環境水族館らしいイベントカレンダーです。
 
これによると、ソメイヨシノの開花は4/12。
 
今年は1日遅れですね。
 
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そういえば、ツバメも、もう、飛んでたなぁー。
 
 
 
 
去年はいろいろあって、花見もなにもできませんでしたので、今年はなにも考えないで、花見でどんちゃん騒ぎすんぞ〜!
 
満開の日が待ち遠しいです。
 
 
 
 

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恋の季節です

「北の海の海獣と海鳥」コーナーのエトピリカが、ド派手な夏羽になってきました。
 
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エトピリカは北海道など北太平洋に生息する海鳥です。
 
名前は、アイヌ語で「くちばし(etu)が美しい(pirka)」の意味です。
 
オレンジ色の立派なくちばしを持っています。
 
 
 
 
 
花魁(おいらん)鳥の別名もあります。
 
華やかですね〜。
 
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雄も雌も“花魁”になっちゃいますけど…
 
4〜8月に繁殖期を迎えます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
派手なエトピリカと違って地味な模様のゴマフアザラシの“ユキナ”と“くらら”。
 
ラブラブ、真っ最中です。
 
人間と一緒で抱き合うんですね〜。
 
見ているこっちが照れてしまいます。
 
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こんなに“やる気満々”のゴマフアザラシは今しか見られません。
 
このラブラブっぷりを冷やかしに是非、ご来館下さい(笑)。
 
 

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グラム単価では一番の高級餌

「熱帯アジアの水辺」をふらふら歩いていると、こんなモノが水槽前に置かれていました。
 
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ボウルの中に入っていたのはタツノオトシゴの仲間のオオウミウマ。
 
どうやら給餌の最中だったようです。
 
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タツノオトシゴって生きた餌しか食べないことが多いので、活きたイサザアミという小さなエビの仲間を与えています。
 
 
 
 
 
 
これがイサザアミ。
 
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買うと結構、高価です。
 
50g7000円ぐらいかな?
 
都会のペットショップでは1匹10円とかで売ってたりします。
 
水槽にブチ撒けば楽なのですが、そうしちゃうと、タツノオトシゴ以外の魚にも高い餌を食べられちゃうのでやりません。
 
 
 
 
 
イサザアミは高いので、担当だった若い頃は夜な夜な近くの港に行って、胴長履いて、採集したなぁ。
 
イサザアミは夜行性なので夜、採集します。
 
何時でも採れるわけじゃないので、たくさん採れるときもあれば、一匹もいないこともあります。
 
過去に一度だけ、海面一面にイサザアミがいたことがあって、「ひとすくい1万円だ!」ってうひゃうひゃ言いながら、一人、暗い海の中に入って網を振り回してました。
 
端から見てると、相当、危ない人ですね。
 
その夜は100万円分以上採集しましたが、お給料には反映されませんでした(笑)。
 
 
 
生物採集って採るだけなら楽なんですが、生かして水族館に搬入するのは重労働なんですよ。
 
大きなバケツやタルを車に積んで、海水汲んで、エアレーションかけて運びます。
 
 
 
 
最近は釣り竿しか握ってないので、久々にイサザアミ採集に行ってみようかな〜。
 
時々、変な生き物も採れるので、大変ですけど楽しい採集です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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ソーシャーク

「ふくしまの海」コーナーにノコギリザメが展示されました。(4/17に死亡しました)
 
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温帯域の魚なので、福島県では滅多にお目にかかれません。
 
実は結構、前に展示を始めていたのですが、私が水槽の前に行くといつもそっぽを向いていて写真が撮れなかったんですよね。
 
あまり動き回る魚ではないので仕方がないのですが、1週間かかりました(泣)。
 
今日、たまたま通りかかったときに良いところにいたので、「カメラを持ってくるまで動くなよ!」って念じながら、急いでカメラを取りに行きました(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
体長170㎝ほどになるノコギリザメですが、展示したのは100㎝ほどの個体です。
 
名前の由来は鼻先がノコギリのようになっているからで、これで餌となるカニやエビなどを掘り起こすのではないかといわれています。
 
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ただ、個人的には砂を掘り起こせるほど丈夫なものではないと思っています。
 
ノコギリの下に付いている1対の触角(ヒゲ)のほうが餌を捕る際に重要な役割を果たしていると思われます。
 
以前、ノコギリザメを飼育していた人たちに聞いてみても、あのノコギリを使って餌をとる様子などは観察されていませんので。
 
ノコギリザメの飼育はすごく難しいので、なかなか水族館では見ることが出来ません。
 
ノコギリエイなら簡単なんですけどね〜。
 
ノコギリザメは餌付くまでが大変なんです。
 
まだまだ、生態が分かっていない魚ですので、長生きさせて、あのノコギリをどうやって使うのか観察してみたいですね。
 
ひょっとしたら、とんでもない使い方をしていたりするのかもしれません。
 
 
 
 
 
 

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見分けられるかな?

「サンゴ礁の海」コーナー
 
ソフトコーラルやハードコーラル、そして熱帯の小さな魚たちが、種名板にも載せられないぐらい、たくさん展示されています。
 
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一番、目をひくのはこちら。
 
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ヘコアユです。
 
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いつも逆さまになって泳いでいる薄っぺらな魚です。
 
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ちょうど水槽の前にいた小学生のお子様に質問されました。
 
「このヘコアユの中に白くなっているヤツがいるのはなんで?」
 
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よく見ると、何尾か白い個体がいます。
 
アルビノ個体とは違うなぁとか思いながら、
 
「まだ、若い個体だから、あんまり色が付いてないのかな?」
 
って答えようとしたのですが、なんか、おかしい…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
よく見ると、白いヤツは違う種類の魚でした。
 
ヨロイウオっていいます。
 
左の個体がヨロイウオです。
 
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ヘコアユとそっくりな魚ですが、あるところを見れば、簡単に見分けることができます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここです。
 
尻尾(背びれなんですけどね)の先端が曲がるか曲がらないかで見分けられます。
 
ヨロイウオは曲がりません。
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子ども達に「この白い魚は種類が違うんだよ!」って教えてあげると、みんな食い入るように観察しだします。
 
アクアマリンふくしまには水槽の説明がほとんど無いので、お客様に、こういったことをお伝えできないのがもったいないです。
 
改善したいですね。
 
今、流行のスマートフォンを使って、なんか作ってみようかな?
 
 
 
 
 

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