復興日記

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黄色い花畑

今、ブロッコリーの花が見頃です。
 
 
 
 
 
?????
 
 
 
 
 
 
ブロッコリーってあの野菜の?
 
 
 
 
 
 
 
 
はい。
 
 
 
 
 
 
これがブロッコリーの花です。
 
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黄色の小さな花が無数に付いています。
 
 
 
 
 
 
 
 
株元を見るとブロッコリーらしさが…
 
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アクアマリンふくしまの入口には「アクアマリンアグリ」という農園があります。
 
ここでは収穫が目的ではなく、野菜という植物を育てて、野菜本来の姿を見て頂くために育てています。
 
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こちらの白い花は大根の花です。
 
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「大根の花ってこんな花なんだぁ」ってお客さんがよく言います。
 
 
 
 
 
 
よく見ると結構、品があります。
 
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こちらも根本を見るとちゃんと大根が生えています。
 
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こちらはチンゲンサイの花です。
 
スーパーじゃー見ることはできません。
 
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これも根本はちゃんとチンゲンサイしています。
 
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こちらはミズナの花。
 
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これは白菜です。
 
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みんなアブラナ科の野菜です。
 
アブラナといえば菜の花のことですから、きれいな花が咲いて当たり前ですよね。
 
遠くから見るとみんな菜の花に見えますが、いろいろ違いがあるので、探してみてください。
 
ホントはこんなにきれいな花を咲かせられるんだぞ!って野菜たちが言ってるように思えてきます。
 
 

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わらで焼くと美味しいんです

ゴールデンウィークイベントの一環でカツオわら焼き実演・試食が行われました。
 
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例年、初鰹の旬が来る、この時期に、館長のカツオ解体ショー(ショーがない水族館なのに…)を行うのですが、今年は原発事故の風評被害払拭のために、小名浜の漁業協同組合さん、(株)オーシャン物産さんと協力して、試食会を行いました。
 
 
 
 
 
 
試食会場の「エッグの森」は長蛇の列!
 
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おお、かなり長い…
 
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でも、大丈夫。
 
1000食分ご用意させて頂きましたので、ちゃんと行き渡りました。
 
 
 
 
 
 
 
 
わら焼きはこんな道具で焼かれます。
 
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「これ、なんて名前の道具なんですか?」って焼いている人に聞いたら、20年も前に自作された道具だそうで、名前なんかないそうです。
 
「“カツオのわら焼き機”かなぁ」って言ってました(笑)。
 
カツオの産地ではわら焼きは、結構行われるのですが、大抵、串打ちして焼いています。
 
これなら串打ちする必要がないので、身も崩れにくそうで良さそうです。
 
 
 
 
 
 
 
 
傍らに置いてあったボウル。
 
これって、塩ですか?
 
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聞くと、塩をふって焼くと美味しくなるんだそうです。
 
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個人的に“鰹のタタキ”は大好きで、カツオの季節になると丸ごと1本買ってきて、自分で捌いて(魚は丸ごと買った方が安い!)、フライパンで作るんですが、今度、塩ふり、試してみよう!
 
 
 
 
 
 
 
わらの火力って強力なんですね。
 
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取材に来ていたテレビカメラの人も熱そうです。
 
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ま、試食なのでお腹一杯には食べられませんが、特製のタレがすごく美味しくてびっくりしました。
 
日本酒があれば…
 
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お腹いっぱい食べたい方は通販がオススメです。
 
復興支援とかじゃなくて、美味しくてオススメですので、ぜひ、ご利用下さい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
こちらはアクアマリンふくしまのエントランスに飾ってある“かつおのぼり”。
 
鹿児島県枕崎市が発祥かな?
 
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「潮目の海」をテーマにしているアクアマリンふくしまでは“鯉のぼり”よりも“鰹のぼり”のほうが似つかわしいです。
 
震災前のいわき市は全国でも屈指のカツオの水揚げ量を誇っていました。
 
しかし、原発事故の風評被害で、福島県から遠く離れた漁場の、汚染されていないカツオでも、福島県で水揚げすると、まったく値段がつかない状況になってしまいました。
 
築地に持って行ってもキロ100円じゃあ、獲っている漁師さんがかわいそうです。
 
 
カツオのわら焼き実演は5月4日も行われます。
 
ぜひ、皆さん福島県のカツオを応援してください。
 
 
 

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黄金週間突入

本日から世の中でいう「ゴールデンウィーク」なるものが始まりました。
 
水族館業界とりわけ飼育スタッフは、ゴールデンウィークもお盆もお正月も、みんながみんな休めるわけではないので、世の中の人と感覚がずれてたりします。
 
年間何日休みを取ればOK!って世界なので、夏の忙しい時期は休みが少なくて、冬の閑散期に休みを消化するような感じになっています。
 
年度末に休みを消化できなくてヒイヒイ言ってるスタッフが多いんですけどね(笑)。
 
あ、有給休暇の話じゃないですよ。
 
こちらは無理に消化しなくても良いので使っていない職員がほとんどです。
 
大学時代の同期の公務員が「有給休暇が消化できなくって」って嘆いているのを聞いて、一回ぐらい言ってみたいもんだなぁって思ったこともありましたけどね〜。
 
 
 
 
以上、お祭り騒ぎに混ざれない、水族館業界人のひがみです(笑)。
 
 
 
 
 
 
ともあれ、黄金週間(ちょっと古いか?)の始まりです。
 
震災や原発事故もあり、今回のゴールデンウィークにどれぐらいのお客様が来てくださるのか心配していましたが、私が出社した時間にはすでに駐車場にお客様がいて、うれしかったです。
 
開館時間にはこんな感じに…
 
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ゴールデンウィーク初日だというのにたくさんのお客様に並んで頂いてホットしました。
 
 
 
 
イベントも盛りだくさん!
 
こちらはアクアマリンオリジナルグッズがあたるクイズです。
 
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ガチなクイズですので、ヒントはありません(笑)
 
このブログの読者さんなら楽勝です♪
 
ぜひ、ご参加下さい。
 
 
 
 
 
 
恒例の大人気イベント「さがせ!ほり出せ!タカラガイ」。
 
「蛇の目ビーチ」に埋められた貝殻(タカラガイ)を見つけ出すと景品がもらえます。
 
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これがタカラガイ。
 
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一つだけある白い貝はウミウサギって言います。
 
ウミウサギを見つけると特賞です。
 
今日は大きなカメのぬいぐるみでした。
 
明日は何かな?
 
このイベントの勝利の秘訣は「朝、一番に来ること!」に尽きます。
 
最初の2時間であらかた掘り尽くされてしまいますので…
 
イベント期間中は毎日開催していますので、皆さん朝イチに「蛇の目ビーチ」へGO!
 
 
 
 
 
 
 
 
残り3個となったタカラガイを子供に交ざって探していると、見慣れた船が走ってる…
 
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おお、フェニックス号じゃないですか!
 
震災後、ずっと営業中止していたのですが、先日、復活しました。
 
いわき・ら・ら・ミュウから発着する、小名浜周辺の遊覧観光を行う船でオススメです。
 
ウミネコの餌やりは人気があります。
 
かっぱえびせんですけどね(笑)。
 
直接、手から餌を食べに来る強者ウミネコもいます。
 
でも、油断していると指ごと持って行かれます…
 
以前、友人が大流血してました(怖!)
 
皆さんお気を付けてください。
 
鳩の餌付けもそうですが、こういったのは餌付けというのは、野生動物にはあまり良い影響を与えないので、水族館業界人としてはよろしくないこととは思うのですが、「ウミネコなんか、元々、人の漁業の営みと深い関わりある鳥だからいいんじゃない?」って考えちゃう自分もいます。
 
ドバトと違ってウミネコは在来野鳥だし…
 
まあ、ほどほどに楽しませてもらう分にはいいのかなぁって思います。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日は昼頃から天気も良くなったので、大水槽がすごくきれいでした。
 
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先日、搬入した、チビッコマイワシの群れがキラキラと輝いています。
 
ゴールデンウィーク前半は天気も良いみたいなので、是非、ご来館下さい。
 
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ビリンゴ

「ふくしまの川と沿岸」コーナーの「河口」がテーマな水槽にいるビリンゴというハゼ。
 
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今の時期はこんな色に変わります。
 
真っ黒ですね〜。
 
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これ、実は婚姻色といって、繁殖期に見られる体色変化です。
 
尾びれだけ黒くならないのって不思議です。
 
ビリンゴの雌がこの色になると「春だなぁ〜」って感じます。
 
まあ、もうすぐ初夏ですけどね。
 
 
 
 
 
 
 
ビリンゴは河口の、干潟があるような所を好む魚で、アクアマリンふくしまでは、いつもここで採集していました。
 
津波の被害が大きかった場所でコンクリートの堤防が全て削りとられてしまったところです。
 
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6月ぐらいになると大量のビリンゴが簡単に採集できたので、広い「蛇の目ビーチ」の干潟のコーナーに展示する大量のビリンゴを採集するには、もってこいの採集場所でした。
 
…が、津波の影響で湾処(わんど)になっていた所が埋まってしまい、今はほとんど採れなくなってしまいました。
 
ここ専用のビリンゴ専用小型地引き網まで作ったのに…
 
何年かかるか分かりませんが震災前のように、ビリンゴが戻ってきてくれる環境に戻ればいいのですが…
 
 
 
 
 
 
 
 
さて、ビリンゴの写真を撮っていると、この時期にしかお目にかかれない魚が…
 
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これ、稚サケ(サケの子ども)です。
 
今の時期はアクアマリンふくしま前の海でも簡単に見つける事ができます。
 
 
 
 
 
 
この河口の水槽はしゃがんでみるとよく分かるのですが、2層に分かれていて、上が淡水層(川の水)が、下が海水層になっています。
 
魚がこの層を通過するとこんな感じでモヤってします。
 
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稚サケも海水に体を慣らすため、河口付近のこういったところを行き来しているんでしょうかね?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
季節のモノといったら水槽の中だけじゃありません。
 
この水槽の上を見上げると…
 
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ワラビがちょうど食べ頃(笑)。
 
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こんな、あまり人が見ないような所にもいろいろ展示しています。
 
担当スタッフのこだわりですかね?
 
そろそろ、いわきの里山にもワラビが生えてくる季節です。
 
いつもは海ばっかりですが、たまには山にも出かけてみようかな?
 
 
 
 
 
 
 

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鮫川河口調査

本日はアクアマリン環境研究所のお仕事の一環として、いわき市南部を流れる鮫川河口の環境調査に行ってきました。
 
広範囲に調査したいので干潮の時間を選びました。
 
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鮫川河口の土壌の放射性物質量を測るためにサンプリングします。
 
川から流れてくる放射性物質が溜まりそうな場所を選んでます。
 
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今回は予備調査ということで、数カ所をサンプリングしてきました。
 
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鮫川河口は砂が堆積して、まるで広い砂漠のようです。
 
津波が来る前は緑の場所も多かったんですけどね。
 
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ということで、アクアマリン環境研究所としては海浜植物の調査も行っています。
 
津波で全て流された後に、海浜植物たちが、どのように復活していくのかを見ていきます。
 
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これはハマヒルガオ。
 
まだ小さいですが、これから暖かくなるにつれてどんどん伸びていきます。
 
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これはハマニガナ。
 
初夏に黄色い花を咲かせます。
 
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コウボウシバの名は弘法大師に由来します。
 
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砂浜の上を探索しているといろんなモノを発見できるので楽しいです。
 
これはウミネコの足跡ですね。
 
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流れ着いたハマグリの貝殻とイシモチ(シログチ)の幼魚。
 
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小名浜の海岸には結構、ハマグリあるらしいんですが、深いところにあるのか潮干狩りで採れそうな場所は有りません。
 
小名浜の古老たちに聞くと、「昔はたくさん捕れたんだ」って自慢話を聞かされますので、いるはずなんですけどね。
 
イシモチはまだ小さいですね〜。
 
常磐の海はイシモチ釣りが盛んです。
 
5月に入ると大挙して押し寄せてくるのを狙うと数釣りできます。
 
釣りごたえもあり、食べても美味しい魚なので個人的には大好きな魚です。
 
線量、測って大丈夫なら今年も釣りまくりたいですね。
 
 
 
 
 
 
 
鮫川河口は津波の影響で大きく地形が変わってしまいました。
 
ここなんか、ヤマトシジミとイソシジミガイがたくさん捕れたポイントなんですが、丸ごと砂で埋まってしまいました(泣)。
 
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まだ捕れるかな?と思って鋤簾(じょれん)で探ってみましたが、ひとつも捕れませんでした。
 
ヤマトシジミは上流の方にもいるので、いずれ復活すると思いますが、イソシジミガイはどうかな?
 
こういった調査も継続してやっていきたいですね。
 
 
 
 
 
 
 
代わりに捕れたのはアサリです。
 
震災前はたいして取れなかったポイントでしたが、結構ありましたね。
 
ただ、場所は限定的で今後、定着していくかが気になります。
 
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鋤簾で探っていると時々、飛び込んでくるのがヌマガレイ。
 
北方系のカレイで川の水と海の水が混ざり合う、汽水の環境を好むカレイです。
 
いわき周辺で狙って釣れるのは鮫川くらいじゃないですかね?
 
美味しくないんで釣りませんけど(笑)。
 
 
 
 
アクアマリン環境研究所は被災した阿武隈の海、山、川の自然環境調査(放射線調査を含む)の機能をもつ研究所組織として活動していきます。
 
今後の活動にご注目ください。
 
 
 
 
 
 

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