今日は朝から珍しい侵入者が…
ミュージアムショップのタペストリーの上にツバメが!
のどが赤いから普通のツバメですね。
巣立ちしたばっかりの今年生まれの子かな?
たまにスズメやハクセキレイが入り込んで出られなくなることはあるのですが、ツバメは初めてです。
アクアマリンふくしまのエントランスやミュージアムショップは天井が高いので捕獲するのが難しいので、いつもは、出入り口を開放し、後は勝手に出て行ってください!って感じです。
それでも、なかなか出て行かなくて数日間いることもあるので、捕獲できそうなら捕獲して外に放してあげます。
今回は私の狩猟本能がMAX、自称アクアマリン一番の雑魚ハンターが捕獲に挑戦。
絶対捕獲できないだろうと思っている野次馬スタッフを尻目に、漁網の刺し網を改造した捕獲用の網を両手に、華麗なステップで壁際まで追い込み、着地した瞬間、手づかみ!
どや!
って振り返ると、すでに誰もいなかったり(笑)。
まあ、開館作業で忙しい時間でしたから(泣)。
扉近くで逃がすとまた入って来ちゃうかもしれないので、「Bio Bio かっぱの里」の田んぼまで持って行きます。
鳥の体温って高いから、素手だと鳥の体温を奪っちゃうし、感染症の予防の意味もあるので、ホントは手袋したほうが良いんですけどね。
今回はすぐ放すからOKということで。
みなさんは真似しないでくださいね。
手を放すと元気に飛んでいきました。
そのまま飛んでいなくなるかと思いきや、どっかで見ていたのか親鳥らしいツバメと合流してしばらく飛んでいました。
その親鳥、しばらくすると田んぼに降り立ちました。
田んぼの泥をくわえています。
巣の材料にするのかな?
ということは、さっきの子ツバメの親じゃないのか?
いろいろ調べたら、ツバメってこの時期、2,3度卵を産んで子育てするみたいです。
前の子を面倒見つつ、次の子育ても考えてるツバメの親は大変ですね〜。
今、「Bio Bio かっぱの里」にはツバメの他にも、こんな鳥がいます。
カルガモです。
毎年、1番(つがい)が「Bio Bio かっぱの里」で子育てしています。
まだ、卵は産んでいないみたいですが、6〜7月には、ちっさなカルガモのヒナをたくさん連れている姿を見ることができます。
と、思ってたのですが、悲しい出来事が…
今朝、雌のカルガモが死亡していました。
場所はアクアマリンえっぐの水槽。
そう、犯人はコイツです。
ユーラシアカワウソです。
早朝、カルガモが入り込んだのを襲ったようです。
襲ったのがチロルかドナウか分かりませんが、大した野生っぷりです。
環境水族館的にはスゴイと思う半面、カルガモがかわいそうで…
1羽残ったオスが寂しそうに「蛇の目ビーチ」にいるというので、のぞきに行くと…
あれ? メスいるじゃん!
カルガモの個体識別なんか私にはできないので、襲われたのが、たまたまやってきたカルガモのメスだったのか、ペアの片割れだったのか判断が難しいです。
でも、午前中はずっと1羽でいたみたいですから、ひょっとしたら新しい奥さん見つけてきたのかも知れません。
「Bio Bio かっぱの里」では今まで1番(つがい)しか繁殖していませんでしたが、別の番(つがい)がやってきた可能性も…
ともあれ、今年もカルガモの親子を見る事ができそうです。
ご期待下さい。