復興日記

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小名浜魚市場潜水採集

本日、小名浜漁港にあるアクアマリンうおのぞき前の海に行くと、アクアマリンふくしまのスタッフがなにやら作業中。
 
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どうやら、タッチプールや移動水族館で子ども達に触らせる、ヒトデやウニを潜水して採集するみたい。
 
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ここにはハシゴがあってエントリーしやすいんです。
 
でも、干潮時で海面までが高く、重いボンベを背負っての上り下りは大変そう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
海の中はこんな感じ。
 
いい感じに付着生物がいます
 
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赤い塊はマボヤ。
 
食用にするホヤです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
海底まで降りるとコヤツがお出迎え!
 
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イシガニ君です。
 
君は挟まれると痛すぎて、子どもが泣くのでタッチプールには必要ありません!!
 
味噌汁作るなら…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
採集だけでなく調査も兼ねています。
 
これはカタユウレイボヤかな?
 
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以前、このブログで紹介したら、カタユウレイボヤのマニア専門家が連絡してきて、研究に協力しています。
 
今回は残念ながら、あんまりいませんでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
通称“みかん袋”に入れられて上がってきたのは…
 
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大量のヒトデ。
 
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ウニとナマコもいっぱいです。
 
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明日、蛇の目ビーチに来れば、狩り放題だー!
 
(注)モンハンはやったことはありません(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
潜水採集をじっと見ているのも退屈なので魚市場の方を眺めてみると…
 
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お!この青い船は…
 
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新造されたばっかりの巻き網船。
 
 
 
 
 
 
 
 
縦覧式っていうんですかね?その時の写真です。
 
大漁旗がたくさんです。
 
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津波の被害で廃船になってしまった巻き網船が復活しました。
 
6月頭に出漁すると聞いていましたが台風の影響で見合わせているみたい。
 
今のカツオの漁場は八丈島ぐらいですので直撃コースかな?
 
福島県から遠く離れた八丈島で獲ったカツオも小名浜で水揚げすればキロ100円しか値が付きません。
 
他の港で水揚げすれば500円ぐらいつくのに…
 
それでも、小名浜の漁業を守るために、漁師さん達は頑張って小名浜にも水揚げしています。
 
応援したいですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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泳ぐ鳥

「北の海の海獣・水鳥」コーナーにいる
 
エトピリカと…
 
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ウミガラス。
 
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両方とも陸地にいるときは、おっとりしていますが、水の中じゃ…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
スゴイんです!
 
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餌の時間(10:45頃と15:45頃)は必見です。
 
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餌のオキアミに向けてギュイーン…
 
 
 
 
 
 
 
 
そしてキャッチ。
 
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陸上の彼らの動きからは考えられないほど俊敏です。
 
 
 
 
 
 
 
 
こんなに激しく餌を食べます。
 
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彼らが潜るとたくさんの泡が出ますが、これは保温のために、羽にため込んでいる空気が出てきたものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ウミガラスはエトピリカと違って優雅な感じです。
 
エトピリカよりスリムですしね〜。
 
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時にはこんなことにも…(笑)
 
「あ、私のキビナゴ(エサ)!」
 
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野生本来の動きを垣間見ることのできる、エサの時間をお見逃しなく!
 
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北方系生物がいっぱいです

アクアマリンふくしまの活魚トラックはカツオやマグロなどを運ぶ大型活魚トラックと、下の写真の中型活魚トラックがあります。
 
この中型活魚トラックは冷却機能があるので北方系生物の輸送に優れています。
 
今回、運ばれてきたものは…
 
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こちらエゾメバルです。
 
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担当スタッフが北海道で釣りまくって200尾ほど輸送してきました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
実はこのエゾメバル。親潮水槽のゴマフアザラシのきー坊対策です。
 
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トゲトゲしてるから きー坊はイヤみたいで捕まえたくないようです(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
エゾメバルだけ持ってくるのもアレなので、他にもいろいろと北海道から採集してきました。
 
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カゴの中に入れられているのは…
 
 
 
 
 
 
 
美味しそうなカニ(笑)。
 
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「オホーツク海」の水槽に展示します。
 
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しかし、大きいタラバガニですね〜。
 
小さいのだけ展示して、大きいのは食べ…
 
駄目ですか… ハイ。
 
 
 
 
 
 
 
小さな魚もいろいろ採集してきてました。
 
担当スタッフは冷水系マニアなので一般受けしないような魚を展示するのが得意です(笑)。
 
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そのかわり、北方系ダイバーには評価の高い水槽だったりします。
 
あんまり目立たないコーナーだけど、結構レベル高いです。
 
でも、一般受けしませんが… 
 
大事なことなので2度言いました(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
おお、この時期には珍しいザラビクニン…
 
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…って言われても、よく分かりません(笑)。
 
 
 
 
 
 
 
これはホカケアナハゼ。
 
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ヒレが立派で格好良いかも…
 
こういうの展示しなきゃね!
 
 
 
 
 
 
 
 
これは氷下魚 ←さて、なんて読むのでしょう?
 
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正解はコマイ。
 
よく、お酒のおつまみで売ってますね。
 
 
 
 
 
 
いろいろと充実した北方系生物を、ぜひ、見に来てください。
 
一般受けしませんけど… ←大事なことなので3度言いました(笑)
 
 
 

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黒潮の主役

昨日、奄美大島から到着した、アクアマリンふくしまが誇る大型活魚トラック。
 
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運んできたのは「黒潮水槽」に展示するカツオです。
 
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奄美大島で採集した1kgほどのカツオ、100尾を運んできました。
 
採集の様子は以前の記事でご紹介しました。
 
 
このときは、時期がもう遅くて、カツオがなかなか集まらなかったんです。
 
アクアマリンふくしまが再オープンのために魚類の収集を始めたのは、今の時期です。
 
ようやく、2シーズン目となり、先シーズンに揃えられなかった魚を採集し、展示することができるようになりました。
 
魚って採れる時期が決まっているので、それを逃すと次のシーズンまで待たなくちゃいけないんですよね。
 
大水槽にカツオが少なかったのはそのためです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
大水槽搬入用の水槽に移し替えられたカツオは海獣コーナーの上を通って大水槽に。
 
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トドたちもちょっとびっくりしています。
 
特に先日、北海道の円山動物園からやってきたラーズは、「なんだ、なんだ?」って感じでした(笑)。
 
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黒潮水槽に降ろされた搬入用水槽の側面の扉を開くとカツオたちが泳ぎ出てきます。
 
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一回じゃ、20-30尾ぐらいしか運べないので、数回に分けて黒潮水槽に搬入します。
 
昨日は途中で大雨と雷がひどくて、数時間ほど中断する羽目になってしまいましたが、夕方には無事に搬入を終えることができました。
 
 
 
 
 
 
 
カツオが100尾も入ると圧巻です。
 
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カツオに怯えたイワシが群れを作り、すごく格好いいです。
 
これぞ「黒潮!」って水槽になりました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本日は天気も良くて、カツオ本来の色が映えて、きれいでした。
 
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尾部の青い模様がすごいんです。
 
これは太陽光が入るアクアマリンふくしまの「黒潮水槽」でしか見ることができない模様じゃないですかね。
 
 
 
 
 
 
 
 
福島の「潮目の海」の展示にはやっぱりカツオが似つかわしいです。
 
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カツオはマグロに比べて輸送が難しいので大変なのですが、この水槽を見ると苦労が報われます。
 
この「黒潮水槽」は黒潮のテーマにこだわっているため、外洋性の魚をメインに展示しています。
 
 
 
 
 
 
エイも外洋性で中層を泳ぐカラスエイにしたり、マグロも沿岸性の強いクロマグロじゃなくてキハダを展示しています。
 
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正直、クロマグロの方が採集も展示も楽(養殖しているから)だし、お客様の人気も高いのですが、あえてキハダを入れるところがアクアマリンです。
 
 
 
 
 
 
 
 
「潮目の海」の主役が「黒潮水槽」に帰ってきました。
 
他では見られない、太陽光の下のカツオの群れを是非、ご覧下さい。
 
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ファブ○ーズ持ってこい!

さて、クイズです。
 
これ、なーんだ?
 
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本日、一般市民の方から連絡を受けて出かけていったのは、アクアマリンふくしまから車で30分ほどの砂浜。
 
ここに昨日の夕方、打ち上がっていたそうです。
 
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2m以上あります。
 
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実はこれ、クジラの下あごです。
 
これだけで“なにクジラ”か分かる人はマニアか博物館、水族館関係者です(笑)。
 
同行したスタッフいわく
 
「マッコウクジラだね!」
 
確かに歯鯨の仲間にある、歯が埋まる穴がたくさん空いています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この海岸には海流の影響か、よくクジラやウミガメが打ち上がります。
 
毎年、1〜2回連絡を頂くので、よく通った砂浜です。
 
その時はあまり気にしなかったのですが、今年は海浜植物の震災による影響を調べていることもあって、こんなものを見つけました。
 
ハマエンドウです。
 
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きれいな紫色の花が咲いています。
 
 
 
 
 
 
 
こちらはハマヒルガオですね。
 
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今が見頃みたいなので、砂浜を散歩がてら観察すると面白いです。
 
 
 
 
 
 
 
帰り道、津波で被災したいわきの観光名所「塩屋崎灯台」をのぞいてきました。
 
美空ひばりの「みだれ髪」で有名な灯台です。
 
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震災の影響で灯台はまだ登れませんが、お土産屋さんは元気に営業していました。
 
なんかホットします(笑)。
 
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車でアクアマリンふくしまにお越しの時は、ぜひ、こちらもお寄り下さい。
 
 
 
 
 
 
さて、
 
 
 
 
 
ついでだから、いろいろと海岸の調査をしながら帰ろうと思いましたが、緊急事態が…
 
 
 
 
 
 
先ほどのマッコウクジラの下あご。
 
 
 
 
 
水族館に持って帰ろうと車に積んだのですが…
 
 
 
 
 
 
 
ものすごく、臭い…
 
 
 
 
 
 
結構、きれいだったから大丈夫と思ったのに…
 
 
 
 
 
調査は断念、車の窓全開で急いで水族館に戻りました。
 
 
 
 
 
 
 
やばい、きれいな車が悪臭まみれで、怒られる…
 
 
 
 
 
 
次に乗る人、消臭剤をしっかりとまきましたので勘弁してください(笑)。
 
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